2008年11月アーカイブ

  08110202.jpg◆下北を巡る旅
2日目、一行は青森市内を発って下北半島の先を目指す。
ライブ会場はむつ市内だが、時間があるのでゆっくりと観光などしながら北上していった。
青森県にも横浜というところがあるのだが、途中道の駅に寄ってお土産を買ったり昼食を取ったり。さらに北上して尻屋崎というところへ。ここは本州の最東端として有名な場所。寒立馬(かんだちめ)という農耕用のお馬さんがウロウロしているのどかな場所だ。
それにしてもツアー中ずっと天気が不安定で雨が降ったりカラッと晴れたりの繰り返し。しかし運がいいのか、強烈な晴れ男がいるのか、建物や車の中にいるときは大雨が降ったりするのだが、外を歩くときはなぜか晴天が広がる。日頃の行いがいいからだと勝手に納得し、むつ市へと向かう。
車窓からの景色は最高。金色の木立にやさしい陽光、収穫後の広々した畑と年期を感じる古民家、どこまでも続く美しい山々、雨上がりの海辺には大きな虹・・・。東京に暮らしているとこんな風景はなかなか見ることはできない。

 

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◆むつのライブハウスでテレビ撮影
むつ市に到着。ホテルで少し休憩して二日目のライブ会場「Papa Jam」へ。
ライブハウス前に着くとなぜかテレビカメラがスタンバっていた。
Albertoの知り合いで地元のテレビ局で働く人がいるのだが、ちゃんとしたカメラで今回のライブを撮影したいとのこと。会場入りするメンバーの様子からばっちり撮ってくれた。

◆むつの人はおとなしい?
ライブ前に店のマスターから「むつの人はおとなしいから、そういうつもりでライブやってね」と助言があった。青森市のお客さんと違って普段こういうライブを見る機会があまりないらしいのだが、それなら余計に心の底から楽しめるライブにしてやろうと意気込むメンバーたち。
お客さんはAlbertoの知り合い関係がほとんどで、彼がギターを弾いて歌う姿を初めて見る人も少なくないという。反応が楽しみだ。

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◆第一部はハプニングの連発
ライブの1曲目はノリノリギターインストの「Alegria」。しかしいきなりハプニングが勃発。
リードギターMarioの弦がいきなりぶっちぎれたのだ。ライブの最後の方ならまだしもしょっぱなから肝心のギターの弦が吹っ飛び、さすがのMarioも少し動揺。
1曲目が終わって隣のPerryのギターと交換するも、慣れていないギターのせいかちょっと困惑気味。
それでもKGの気の利いたMCでお客さんは気にせず楽しめているようだ。
しかし、何曲目かで今度はKGのギター弦が千切れてしまい、急きょAlbertoがインスト曲「Faena」を演奏し、その後にLuisが臨時MCを入れる。
ようやくKGが弦を張り替えてステージに戻って来たところで元のライブ再開。
そんなこんなで慌ただしい第一部だったが、お客さんの反応はバッチリでつかみはOKというところだ。

◆流し+ライブ+流し
休憩をはさんで二部を始める前に客席を流しで回る。
このころはお客さんも雰囲気をつかめたようで、メンバーの名前を叫んだり、掛け声をかけたり、いい空気になってきた。
客席が十分あったまったところでメンバーはステージに上がり、第二部のスタート!
曲は後半になるに連れてノリノリナンバーを連発。
昨日に続いてジプシールンバの真骨頂を感じてもらうことに成功した。
ラストの曲の後にアンコールを頂いて、Marioが再び「Inspiration」を奏でる。一部では自分のギターじゃなかったので不完全燃焼だったが、今度はばっちり決めてくれた。
終わったらさらに会場流しライブをやって、メンバーみんなの爪はもうボロボロ。でもお客さんと一緒に心の底から楽しむことができた。

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ベビーシッターのおかげとも言えるが、KGの息子も楽屋でおとなしくしており、本当に本番に強い親子だと思った。

◆Viva青森!
翌日は午前中に新幹線組が帰るためホテルをチェックアウト後、急いで電車の出る駅まで車で向かった。出遅れた上ノロノロの車に通せんぼされたりしたため、電車の時間に間に合うか微妙な線だった。しかし駅に着いてギリギリで乗車。ドラマチックなお別れだ。
夜の夜行バスで帰るLuisとmeeeeはもう少し青森を堪能すべく温泉に行ったり地元の魚介を食べたりお土産を吟味したり。
帰り際、Albertoの知り合いでもあり今回のライブにも協力してもらったIさん夫妻のお宅にお邪魔し、ゆったり過ごさせてもらった。

実は来年1月にも青森でイベントがあるらしく、出演オファーが来るかもしれない。
冬の青森はまるで別世界になるらしいが、それはそれで楽しみだ。

とにかく今回の青森ライブツアーは大きなハプニングもなく大成功と言っていいだろう。
これまで関西、大分、宮古島など地方遠征を行ってきたが、新たに青森という拠点もできたようで今後も楽しみだ。
今回のライブツアーを企画してくれたAlberto氏に感謝したい。

今年5月に初めて青森でライブツアーを行い、今回で2回目。
前回同様、青森のジプシールンバ・マスター、Alberto氏にもろもろの手配をしてもらった。

◆いざ、青森
ライブ前日、Luisと相方(HN:meeee)は夜行バスにて東京から青森に向かった。合計12時間のバス旅だが、寝ていたらあっという間に青森到着。午前中は駅前観光などして時間をつぶす。
そのころKG、Mario、Perryの3人は新幹線で青森を目指していた。
連休初日とあって車内は超満員だったらしく、指定席のとれなかったPerryは4時間ずっとデッキで過ごしていたという。

◆Albertoとの再会
青森駅近くの物産展で時間をつぶしていたLuisたちは、ここでAlbertoと合流。
前回会った時ストレートヘアーだった彼は、今回パンチで登場。あれこれ考えた末、やはりこの髪型に落ち着いたという。そしてメキシコ人のような口ひげはいつもの通り。
再会を喜び、昼食を取った後、公園でギターなど弾いて時間をつぶした。
その後、駅前のホテルにチェックインし、少し休んで外に出ると他の3人も到着していた。

08110101.jpgライブハウスにて・KGの心配事
一息ついたところで今回のライブ会場、「Atom」へと一行は向かう。
KGは今回子連れで参加だったため、それが唯一の心配事であった。いつもは奥さんも同行してライブ中の面倒は見てくれるのだが、今回は彼一人。そこで彼の思いついた案はベビーシッターとしてmeeeeに来てもらうことだった。
08110102.jpgライブ会場に到着し、セッティングなどをしている合間もKG Jr.(通称:Marco)ははしゃぎまくり。悪戦苦闘しながらもサウンドチェックなどを済ませステージ裏の楽屋で待機。しかしなかなかベビーシッターにも懐かず、KGは心配を抱えたままライブ本番の時間となった。

 

◆熱気ムンムン・煙モクモク
会場を見渡すと60近い客席はほぼ満席。待ちわびていたお客さんの視線が熱い。そして興奮の度合いに比例して喫煙率も高くなる。
ライブが始まるころにはすでに会場はモックモク。目も霞むほどのスモッグに燻される中、ノリノリのルンバを演奏していった。本家本元のジプシーたちはいつもこんな煙い中で演奏してるから強くたくましくなって行くんだと勝手に励ましながら演奏に集中する。
それに応じてお客さんも次第にノッてくるのが分かる。さらに煙はモックモク。

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◆ボーカルはAlberto&KG
Albertoはリードギターもボーカルどちらも技量はピカイチ。日頃の研究と分析の積み重ねで、本場のミュージシャンにも引けを取らないテクニックを習得したことはすごいことだ。
メインボーカルとMCはKG担当だが、半分くらいボーカルをAlbertoが担当。張りのあるのびやかな歌声で聴く人を魅了する。
「Oy」というGipsy Kingsの名曲をプレイしたが、原曲通りこの曲は3人でボーカルを回すことにした。カヌート役をAlberto、アンドレ役をLuis、ニコラ役をKGがそれぞれ担当。普段はできない曲なのでとても楽しかった。

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◆第二部は絶好調
子供のことが気になり、ちょっとライブに集中できなかったKGの心配事は、休憩の時に解消された。ベビーシッターとしての役割を十二分に発揮し、既にmeeeeとMarcoは親密な関係に。
父親が心配して駆け寄ってもどこ吹く風。meeeeのことを間違って「お母さん」とか呼ぶ始末。
その様子を見てKGの不安はすっかり雲散霧消。ビールを何倍か注入して第二部はしょっぱなからエンジン全開で挑むこととなった。
お客さんもいい具合にアルコールで満たされ、雰囲気も一部とは明らかに違って見えた。
「Volare」や「Todos Ole」などのノリノリの曲やAlbertoがしんみり歌う「Un Amor」やMarioの奏でる「Inspiration」、そして最後は「Bamboleo」や「Vamos a Bailar」でPerryの裏打ちパルマも爆発。興奮の連続にお客さんもノックアウトの模様。
普段はおとなしい青森の人たちも根底にねぶた祭りの血が流れている。内に秘めた熱い魂が沸々と躍り、体も自然と踊りだす。

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ライブが終わってもアンコールが止むことなく、そのまま客席を流しで回った。
紫煙でモヤのかかった会場を生のギターと歌で回遊し、ライブを締めくくった。

ライブ終了後もお客さんと談笑したりパルマ教室が開かれたり、終始楽しい雰囲気で第一日目は終了。二日目も楽しみだ。

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2008年12月

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Gipsy Grooveについて

日本では数少ないGipsy Kingsスタイルで演奏する本格派ジプシールンバ・バンド。都内近郊を中心に日本全国でライブ活動を繰り広げる。Gipsy KingsやChico & the Gypsiesなどのカバーの他、スペイン語や日本語によるオリジナル曲も多数。

2008年夏以前のBlogはこちら

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