2008年04月02日

東京ミッドタウン・桜カフェ

去る3月29日、六本木にある「東京ミッドタウン」で春のイベント「桜カフェ」が開催された。
桜の咲く時期に合わせて敷地内にある広々とした芝生の広場で開かれる特設カフェ。
東京のおしゃれスポット最先端を行くこの場所でのんびり花見をしながら演奏を楽しんでもらうというのが趣旨らしい。

当日の昼間は天気もよく桜も満開近く、絶好の花見日より。
大手エージェントから巡ってきた演奏依頼だったので、気合いも入る。
演奏は4回に分かれており、どれもうちらだけの独壇場となる。

・・・ところが、待ち合わせ時間に現場に着くや否や問題発生。

なんとメンバーが私、Luis一人だけしか来ていないのだ。
予定ではMario、Paco、KGが参加のはずだった。
事前にPacoとKGは集合時間より遅れる旨は聞いていたのだが、なんと肝心のMarioも時間に間に合わないとの連絡が突然入ったのだ。
間に合わないどころか、東京に戻れないかも、、、との連絡。
午前中に本業の仕事で群馬に行っており、昼過ぎには戻れるはずだったらしいのだが、客先の都合で予定を変えられてしまったらしい。
メンバーみな労働者でもあり家庭もあるので諸事情がいろいろ重なる場合があるが、なにもこんな時にみんなーーーー!!

通常のライブなどでは、まあ仕方ない、なんとかギリギリまで来てください、で済むのだが、今回のは代理店が絡んでいたりして時間厳守。最悪演奏の15分前くらいまでにはメンバーがそろっていないといけない。

運が悪いことにPacoも仕事が抜けられず、演奏開始時間に間に合わないことが判明。
いったいどうすればいいのだー!?

とにかくじっとしてても仕方ないので他のメンバーに予定を聞いてみる。
PerryやDanielは仕事で来られず、しかしKikoは偶然都内にいて、なんとか来られそうという。

それからがもう大変。
用事で遅れるKGには一刻も早く来るよう催促し、Kikoにも事情説明メールを何度も打つ。
とにかく体面を保つためにも最低3人は必要。
今か今かと彼らが到着するのを待つ。

結局1回目の演奏の時、Kikoだけが間に合い、すぐさま会場へ走る。
代理店の人や関係者がずらりといて、事の重大さに改めて気付く。
かといって「事情でメンバーが集まらなくて・・・」なんて気軽に言える雰囲気ではない。
「回を重ねるごとにメンバーが増えていきます。」なんて平静を装って無理のある説明をし、先方からは「まったくジプシーだね!」と笑われるにとどまった。

1回目の演奏はLuis&Kikoで。まるで「ゆず」みたいだ。
切迫感と緊張感でうまく演奏できず、お客さんもキョトンとしている。
やばいなーと思っていたところにKG到着。
3曲目あたりから参加してもらった。
途中からメンバーが増えるなんて、やっぱりジプシー??


CA340426.JPG
その後、2回目の演奏ではPacoが加わり、4回目でやっとMarioも到着。
最後は日も暮れて肌寒かったが、5人のメンバーでようやくうちららしい演奏ができた。

結果的になんとかなったが、精神衛生上よろしくない一日だった。

投稿者 gipsygroove : 13:39 | コメント (1) | トラックバック

2007年11月25日

KFC忘年会ライブ@バーミヤン

07112401.jpg毎年恒例のKFC(国立フラメンコギタークラブ)忘年会ライブが国立のバーミヤン駅前店で行われた。
去年同様、いやそれ以上のお客さんの入りで延べ数だと150名くらいの入りらしい。
KFC代表でありライブの主催者でもあるCHICO氏の顔の広さ、人望のおかげである。

07112402.jpg通常ライブを行うようなお店ではないのでステージの場所がトイレの横だったり、後ろのほうは壁があって見えなかったりで多少の不便もあるが、そこらへんはご勘弁を、と事前に主催者から通達があった。
でもお客さんや出演者も「かんけーねー」的なノリで楽しんでいた。

さてGGのメンバーは・・・こんなステージがせまい時に限ってたくさん来てしまった。
最近は4〜5人でやることが多かったのだが、この日は久々登場のPerryやTinoも参加し、ドラムのムール・クリスチャン君も加わって合計8人という大所帯となった。
ただリードボーカルのKGがちょうど里帰りをしており、今回のリードはDanielが取ることになっていた。


アメリカ人の宣教師ジェームスさん、フィリップさんのユニットHeart to Heartさんや爽やかなJ-POPユニット Water Color さんとの対バンだったので、準備の段階でもかなりゴタゴタ。
機材はHeartさんのやつを貸していただき、軽くサウンドチェックを行うなどした。

6時前にOpenして、早速ライブが進められていった。
KFCの皆さんによる演奏、Water Color、Herat to Heartのライブ、どれもすばらしく楽しい演奏を聞かせてくれた。そして9時過ぎからようやくGGの出番。

とにかく人数が多いのでほとんど身動きが取れない中での演奏。
久々参加のメンバーがいたり、リードがKGじゃなかったりで、演奏のほうは結構バタバタして「あれれ?」てな感じもあったかもしれん。
Pero, No tiene na' que ver!! (スペイン語で、そんなのかんけーねー!)
パーティーですからね。多少の粗はご愛嬌。

最後は出演者全員による豪華なHotel California演奏。
曲の最後にギタリストたちのソロの掛け合い。
Paco、Mario、Waterのギタリストさん、Heartのフィリップさん、みなさんギターうまいねー。何度も回していつ終わるんだー状態に陥ったけど、なんとかうまくまとまり(といっても演奏時間10分越え??)フィナーレを迎えたのでした。


そうそう、それからこの日のライブに合わせてGGのミニアルバムを作成しました。
Gipsy Groove「Breeze」5曲入り。定価、一応1000円で。
今後のライブなどでも販売していく予定です。
jacket_breeze.jpg

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2007年11月01日

新メンバー&新曲@渋谷Pink Cow

先日10/30(火)夜、渋谷Pink Cowでのライブ。
メンバーはKG、Mario、Kiko、Luis、Daniel、それに新メンバーとしてドラマーのMuhr(ムール)が初参加。彼は北欧スウェーデン出身のナイス・ガイ。
バンドのサイトの「ドラマー募集」のページを見てメールしてきた熱い男だ。
何度かスタジオでセッションをしてみたが、以前に似たような音楽をやっていたということもあり、ジプシールンバのリズムはお手の物。
おまけに日本人にはない独特のセンスで味付けをしてくれる。
まさに棚からボタモチ的な新メンバー参加となった。

ライブではエレキドラムを使用。
以前にMarioが叩いていた代物だ。
過去に何度かドラムを入れたりしてやったが、Mario氏をドラマーとしておくのはもったいないということで、やはりギターに専念してもらい、その結果、エレキドラムもLuisの自宅でほこりをかぶっていた状態が続いた。

久々にドラムを入れてライブはスタート。
何せギターが5人にドラムが1人というバランスの悪さだったが、Muhr君の抜群のリズムセンスでライブも時間を追うごとにノリノリに。
若干音響のバランスが難しく、ギターの音が聞こえづらいという欠点もあったが、これからは少しずつフルスタイル(ドラム・ベース・キーボードなど)でのステージを増やして行きたい。

ところで、後半2部に新曲「Cumpleanos Feliz」を演奏。
英語で言うとハッピーバースデイ。つまり誕生日おめでとうソングだ。
この曲は青森出身のギタリストAlberto氏考案の曲で、Luisが作詞・編曲を行った。
なかなか楽しい曲に仕上がった。
お客さんの中で10月に誕生日がある人に挙手願い、その方々のために心をこめて歌った。
これから定番の曲となりそうだ。

投稿者 gipsygroove : 22:43 | コメント (0) | トラックバック

2007年06月22日

八王子Gran Deseoでのライブ

偶数月の第三木曜日に行われる恒例のGipsy Grooveライブ。
本日の出演者はKG、Daniel、Mario、Luisの4人。
この季節、夏風邪をこじらせる人が多い。
KGもその一人で、来ると同時に激しい咳き込み。
「今日あまり歌えないかも・・・」と最初は弱気だったものの、ライブが始まってしまえばいつもの調子、いや、それ以上のパワーで歌いだした。
お店からビールをもらって更に気分上々。
それでも一応KGのボーカルは少なめにして、Danielと半分半分くらいで歌い続けた。

この日、お客さんでMiguel de Badajos氏が見に来ていた。
彼は日本で活躍するフラメンコアーティストだが、多くの日本人アーティストに本場のフラメンコを教授していることでも有名。

実は過去にDaniel、KG、Luisが同じ現場で彼にフラメンコの歌を習ったことがある。
まだバンドをはじめるよりも前の時かも知れないが、その当時は3人ともフラメンコにはまりたての頃で、とにかく貪欲に歌やリズムを吸収しようとしていた。
当時日本でもCursillo(クルシージョ)いわゆる外国人アーティストによる短期講習が盛んに行われ始めた頃で、Miguel氏も日本でのフラメンコ公演の合間を縫って頻繁にクルシージョを行っていた。
そんな機会を逃すまいと3人でレッスンを受けた時のことを今でも覚えている。

時が経ち、こうして我々のライブでMiguel氏と再会するのも不思議な感じがした。

ライブは終始ハイテンションで進み、最後の曲が終わってもアンコールの嵐。
Miguel、アンコールしすぎ。

夏の始まりにふさわしい、熱いライブとなりました。

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2007年05月28日

5/26 横浜マリンエンターテイメントショー

先日5/26(土)横浜のみなとみらい、赤レンガ倉庫広場でマリンエンターテイメントショーというイベントがあり、ひょんなことから会場で演奏する機会を得た。
今回はフラメンコグループ"Fiesta de Noche"のリーダーLunaさんからのお誘いで出演が決まった。彼女は横浜を拠点に活動して、いろいろ顔が広く、このイベントも赤レンガ倉庫のど真ん中の広場という好ポジションを有効活用するため、我々にも声がかかり、そのほかにベリーダンスグループ"Tribal Cube"も出演が決まり、いわゆるフラメンコ、ベリー、ジプシールンバの豪華3本立てという流れになっていた。

当日、ものすごく良い天気。
参加メンバーは朝早く現場に集まって準備を行う。
私、Luisはこの日ドラゴンボートレースの練習会に参加するため一時その場を離れ、山下公園に向かわなければならなかった。(6/3に行われる同ボートレース大会にチームで参加することになり、ちょうどこの日に練習日が重なってしまったものの、うまく時間調整してもらってどちらも参加できることになっていた。)

07052801.jpgLuisがボートをこいでいる時に赤レンガの会場ではFiesta de Noche と Tribal Cube、そしてフラメンコとベリーダンスのコラボレーションである"SharCom"が出演してステージを盛り上げていた。
SharComのラストの曲がBamboleoということで、そのままGGが無理矢理演奏に加わると言う形でバトンタッチ。
ちょうどその手前でLuisが戻ってきてなんとか演奏に間に合うことができた。

07052802.jpg最初の方、音響の不具合やギターの弦切れがあったりでドタバタしたが、そのうち安定してきてお客さんも音を聞きつけてドンドン集まってきた。
曲は盛り上がり系を中心に畳み掛けるように演奏。少し風はあったものの、この青空の下、しかも赤レンガ広場というステキな場所での演奏、とても気持ちが良かった。
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約45分ほどライブを行い、最後はベリーダンスやフラメンコのダンサーも交えておなじみ「Vamos a Bailar」で締めた。
07052804.jpg07052805.jpg

ライブが終わって片づけをして、その後残ったメンバー達で隣接する海沿いの公園に移動し、草むらに寝転んで「青空打ち上げ」を開催。
07052806.jpg公園のステージでは心地よいブルースのライブが行われていてとてもリラックスできる雰囲気。
日も傾いてきて暑さも収まり、優雅なひと時を送ることができた。
とても充実できた一日だった。
しかしみんな日焼けが大変そう。Danielは帽子をずっとかぶっていたので見事な「帽子焼け」が出来ていた(笑)

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2007年02月16日

少人数ライブ2(八王子Gran Deseo)

木曜日、八王子Gran Deseoでのライブ。
最近はメンバーの集まりが悪いのだが、この日も例外ではなく、参加予定メンバーはKG、Luis、Danielの3人だった。
それでは心細いので無理やりお願いしてPacoにも来てもらうことにした。
ただし彼は夜から別の仕事が入ってしまっており、1部だけの参加、という条件だった。

準備が終わってお客さんもちらほら入り始めたところでライブスタート。
曲の構成も緩急様々。久々登場のDanielの歌も盛り上がった。
ギタリストのPacoは最近メジャーになったテノール歌手の秋川氏と共演したり、フラメンコのイベントに出たり、別のジャンルの音楽と融合を試みたり、もはや何足のワラジを履いているか分からない。
そんなわけで中々練習したり打ち合わせしたりする時間が取れないのだが、GGのライブは彼にとってストレスの発散ポイントらしく、万障繰り合わせて出来るだけ参加したいのが本望らしい。

演奏をしていると徐々に客席も埋まってきて、盛り上がってきた。
ひとまず1部終了。
ここでPacoが退場して、休憩を挟んで2部。

3人でのライブはGran Deseoでは初めてかもしれないが、特に気にせず演奏開始。
最初はDanielとLuisによるゆず風ジプシールンバ。
Danielの持ち歌「Agua Caliente」でしっとりと。
この曲は南米の良く分からない歌手の歌のパクリなんだが、なかなかいい曲である。

通常大人数で演奏するスタイルをこれまで通してきたが、こういう少人数でのライブもやり様によっては利点があることに最近気づいた。
とにかく人数がたくさんいると迫力は出るが音のばらつきが生じ、リズムが散漫になりがちである。
また、ギターでアドリブをやっても他の音に埋もれてしまう。
対して少人数の場合はギターの人数が少ない分、サウンドもタイトになり、締りが出てくる。
そして事前に軽く打ち合わせて「ここではこういう風に行こう」とかアレンジをしやすくなる。

この利点を生かして普段とは少し違った演奏を展開。
お馴染みの曲も少し変わったアレンジでやると全くノリが違ってくる。
リードギターが不在なので、必要なときは口でハミングしたり。これはなかなかいい戦略である。
さらにはリードギターの部分をボーカルのKGが熱演。ただしエアギター。
こういうのも面白い。

結果、いつも以上に盛り上がってライブは終了。
最近は少人数ライブに味をしめている。でもGGの本質は大勢でやるライブ。
大人数でタイトな演奏をするのが今後の目標だ。

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2007年02月12日

少人数ライブ(長谷、麻布)

最近はメンバーも諸事情で忙しく、大勢で集まれることが少なくなってきた。
そこで、少人数でも、どんな時でもどんな場所でもやれるような体制を作りたいと思っていた。

先週金曜日、鎌倉・長谷にある「Wander Kitchen」というカフェで初ライブ。
しかしメンバーはLuisとMarioだけである。
店のオーナーであり、ミュージシャンとしても様々なコラボレーションをしたことのあるBoss K氏からの直々の依頼で、流しスタイルで2人でやってくれとのこと。
お店は築70年の日本家屋を改造した、とっても居心地の良い空間で、わたくしLuisもこれまでに何度か足を運んでは、時を忘れてゆったりしてしまうお気に入りのカフェでもあった。
この雰囲気の中では本来のGGとしてのスタイルではなく、少人数で、しかも決まったステージを設けず、動き回って演奏するスタイルが望ましいとのK氏の判断だ。
2人でライブをやるのは初めてだったが、とてもアットホームな雰囲気で、お客さんもちょっとしたジプシー音楽の世界に浸れたのではと思う。
この日の料理も「ジプシー料理」と銘打って、シェフとしても活躍するK氏がジプシーやロマに関わる珍しい料理を振舞ってくれた。
日本家屋でジプシールンバのライブ、というのは以前にも別の場所でやったことがあるが、心地良いミスマッチ感というか、不一致の中の好バランスというか、やってみないとわからない楽しさがあった。
またお声がかかれば是非お邪魔したい。


さて、その翌日、今度は麻布十番で結婚式の2次会パーティにおける演奏を依頼されていた。
この日もメンバーが集まらず、KG、Mario、Luisの3人で対応。
依頼内容が若干複雑で、通常の演奏のほかに結婚行進曲やクイズの時のドラムコール、シンキングタイムのメロディー(これはアラブ調のメロディーが妙にはまった。)なども頼まれていた。
そのため演奏者として休まる暇がなく、常にステージ(と言っても会場の脇のスペース)で待機する形となった。
このような演奏の場合は4〜5人でこれまでやってきた気がするが、PAや音響があれば3人でも十分やって行けると感じた。
ギターが二人いればとりあえず厚みが出て演奏も盛り上がるし、オーディエンスは普段聞きなれない音楽に興奮して、場は余計に盛り上がる。

少人数でも存分にジプシールンバを奏で、お客さんを楽しませることができると、ちょっと自信がついた2日間だった。

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2007年02月02日

横浜・反町「No Border」

ライブは普段都内が多く、神奈川県民のメンバーは移動が大変。
もともとは横浜を拠点に結成されたバンドなので、原点に戻って横浜やその他神奈川県内でのライブをもっとやっていきたいと考えていた。
幾つか知り合いからライブ会場を教えてもらい、そのうちの一つ東横線の反町駅に近いライブ・バー「No Border」でライブをやる機会を得た。
ここは横浜拠点のフラメンコ舞踊集団"Fiesta de Noche"がよくライブを行うことでも知られているが、去年の暮れに彼女達の忘年会ライブを見に行き、その際に店のマスターに紹介して頂いたという経緯があった。

お店自体はそれほど広くはないのだが音響のシステムが充実していて、省スペースながら迫力あるサウンドが楽しめるのが特徴的だ。
マスターも気さくな方で我々の初出演を快く迎え入れてくれた。

さて、ライブ当日。神奈川県民のLuisとMarioはもちろんのこと、勤め先が横浜のKGも早めに駆けつけた。そして都内勤務のKikoも程なくして参上。この日は4人でのライブとなった。
お客さんは、宣伝をあまりしていなかったせいか若干少なめ。
でもお店のキャパを考えるとこういうこじんまりした雰囲気でのライブも悪くない。

1曲目「Gipsy Road」のアレンジやChico & the Gypsiesがカバーしている「ラストダンスは私と」のリカバー、Luisが歌う初挑戦の「異邦人」(久保田早紀さんの名曲)、GGオリジナルの新曲「Mi Cherita」など、幾つかの新しい試みがなされた。
最近ちょっとマンネリ気味のライブも少しずつだが変化をつけていこうと思っている。

お客さんの数はどうあれ、いつもの調子で2部のステージを存分に楽しみ、最後は得意の自発的アンコールも含め、全部で20曲弱を演奏。
アットホームな雰囲気のライブも無事終了。
マスターにも気に入っていただき、今後もここでは月1のペースでやっていくことになりそうだ。

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2006年12月22日

八王子グランデセオライブ

年の瀬に特有の賑やかさと華やかさに彩られた八王子の町の一角にこの店はある。
ちょうど去年の今頃だろうか、スペイン語で「大いなる願い」を意味するこのお店がオープンしたのは。
あれから一年、フラメンコ・アフィシオナドの間ではすっかり有名なライブスポットとなった。
我々GGにしてみても2ヶ月に一度というライブの機会を与えられ、馴染みの居酒屋然とした居心地の良さを感じられるようになった。

今回で7度目くらいのライブを迎え、ちょうどクリスマス間近ということで、クリスマス・ディナーショーと勝手に銘打ってライブをスタートさせた。
メンバーは4人。KG、Mario、Luis、そして八王子・期待の星、Daniel Rico。
ライブ中のKGのMCで、日本人離れした顔のMarioを紹介するのに「欧米か!」と叫び、コロンビア人とハーフのDanielに「南米か!」と叫ぶ。
これは今年流行したお笑いコンビのネタらしいが、テレビを見ないLuisにしてみればまるで意味を成さないメンバー紹介となった。

このお店でライブをやる場合は割りとお客さんも少なく、アットホームな雰囲気になりがちだが、この日は比較的多くの方に来ていただき、寒い冬の空を熱くする勢いがあった。

今回はゆったりした曲から始め、徐々にアップテンポな曲を演奏していく手法をとった。
これは始めのうちディナーを楽しむお客さんに配慮した展開だが、結果的にはそこそこ功を奏したと言えよう。
いつだったか、しょっぱなから猛スピードかつ激烈なルンバで爆走したところ、奥の方に座っておられたお客さんが恐れをなし、早々に退出してしまったことに対する教訓でもあった。
このようにして我々も日々進化していることを実感しつつ、ライブは順調に進む。

Danielも幾つかの曲を伸び伸びと歌い、KGもサイレンのような歌声を惜しみなく披露する。
2部にLuisが歌う「Mas Amor」の直前にKGがまた余計なMCをしてくれた。まるで孤独を悲観する男を哀れむような説明だったが、あながち間違ってはいないようであるため妙な納得感に包まれる結果となった。

ライブもフィニッシュに近づき、オーディエンスもスタンドアップ。
と、そこへ客席からリクエストが。
「クリスマスソングをジプシールンバでやって〜!」
あいにくだが、そんな曲の用意はない。
「これがジプシーのクリスマスソングなんです。」
と返答しておなじみの「Vamos a bailar」などを演奏する。
来年は何か曲を準備しておこうとささやかな反省をしつつ今宵のライブは終了。

今年のライブも残すところあと一回。
次回はPink Cowでの忘年会ライブ「Gipsy Fiesta」だ。
どのような盛り上がりを見せるか、今から楽しみだ。

投稿者 gipsygroove : 14:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月26日

橋本演奏→KFC忘年会ライブ

土曜日にライブがあった。
今回の演奏は2ヶ所掛け持ち。

1発目、橋本にあるサンエールさがみはらという施設の小ホールにて。
相模原市が定期的に開催している「土曜コンサート」というイベントにゲスト出演した。
コンサートと言ってもこの日はフラメンコのグループによる公演で、ショーの1部と2部の間にちょっとした味付けでGGが演奏を行うという趣旨だった。
昼ごろ会場入りしてリハなどを済ませ、本番を待つ。
夕方5時半ごろフラメンコのショーがスタート。
やがて1部が終わり、休憩後、GGの出番。メンバーは4人。
客席は2、300くらいだろうか。ほとんど満席状態だった。
あまりホールなどでは演奏しないのでちょっとかしこまった雰囲気に戸惑ったが、演奏を始めるといつもの調子で終始ノリノリ。
お客さんも次第に要領を得て、手拍子などをしてくれたりしてノリが伝わってきた。
時間の都合で5曲くらい演奏して出番終了。
ボーカルのKGはこの後もフラメンコショーに出演するため、このまま残り、他のメンバーは車で国立へ移動。

次の会場はバーミヤン国立駅前店!
ファミレスのバーミヤンでライブを行うなんて今までに聞いたことが無いが、今回、KFC忘年会ライブの会場としてこの場所を使用することになった。
KFCとはケンタッキー・・・のことではなく、知る人ぞ知る、知らない人は知らない、国立フラメンコギタークラブの略称。
会場を探していたKFCの主宰であるChico氏が、なんとバーミヤンの親会社の社長と知り合いであるためこのような異例の事態に発展したという経緯があった。
何はともあれ、橋本での演奏を終えたメンバーが到着すると既に会場は超満員。
別のバンドが演奏を行っており、ものすごい熱気に包まれていた。
お客さんの数は聞くところによると150人!
Chico氏の人脈に驚かされると同時にバーミヤンのキャパをゆうに超えているところもすごい。
通常営業との雰囲気の違いに、普段ランチを食べにくるお客さんもここが同じ中華料理を出す店だとは気づかないだろう。
ちなみに出演者はディナーメニュー食べ放題、ドリンクバー飲み放題という特典がついていた。

演奏中のバンド「Heart to Heart」はGGのメンバーにもおなじみのアメリカ人バンド。
彼らは日本で布教活動を行う宣教師という一面も持つのだが、ステージに立つとそのライブパフォーマンスに誰しも釘付けになる。
お客さんを飽きさせないエンターテインメント性には我々のバンドも参考にすべき要素が多く含まれている。

さて、そんな彼らのがっちりした演奏のあと、GGの荒削りな演奏がスタート。
久々登場のリードギターPacoのプレイが炸裂。今後彼のことを「Manitas de Bomba」(爆弾ハンド)と呼ぶことにした。
ボーカルKGは一仕事終えた後だったにも関わらず勢いは変わらず、むしろ火に油を注いだような状態で歌い続けていた。
そんなB型の2人を横目に実直に仕事をするA型のTino(ベース)とAlberto、そして全体に気を配るO型のLuisとMario。
わかりやすいメンバー構成であった。

一通り盛り上がり系の演奏を行い、あっという間に最後の曲。
ラストはKFC忘年会恒例の「Hotel California」。
Gipsy Kingsがカバーしたイーグルスの名曲をさらにGGがカバー。
Heart to Heartのギタリスト、フィリップさんにも参加してもらい曲の最後にはギタリスト同士がギターソロの掛け合い。
打ち合わせも何もしていないので、いつ終わるか、どう終わるか全く予期できなかったが、最後はなんとかうまくまとめフィニッシュ!

会場のお客さん、関係者、バーミヤンスタッフの皆さんも大満足のご様子。
ミュージシャンどうしも交流を深めることができ、とても楽しいイベントとなった。
年々お客さんの数が増しているKFC忘年会だが、来年はどうなることやら楽しみである。

(写真は誰かに頂き次第UPします!)

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2006年08月26日

横田基地フレンドシップフェスティバル 2006

8月20日(日)
毎年恒例の横田基地・日米フレンドシップフェスティバルに今年も出場。

連日真夏の猛暑が続いていたが、フェスティバル当日はやや雲が出て直射日光は避けることができた。
例年通り、入場に際して手荷物チェックが行われる。
テロを警戒してか、年々チェックの厳しさが増し、それだけ入場まで時間がかかる。

ようやく入場していきなりバテバテのメンバーたち。
入り口横の芝生に寝転がってしばらく休憩し、ライブが行われる格納庫へ急いだ。

既に他のグループがパフォーマンスを繰り広げており、スピーカーから強烈なサウンドを発していた。
去年までとはなんだか様子が違う。
そうだ、スピーカーの大きさと数が倍増しているではないか!
そのためこの激烈な音圧が生じているわけだ。

こんな音響で自分達の演奏はどう聞こえるのだろうか。

とりあえず控え室に通され、ライブに向けて準備を整える。
この控え室、基地内の職員専用の部屋のようだが、クーラーがガンガンにきいていて心地よい。メンバーたちは練習したり衣装に着替えたり。

やがて出番が回ってきた。

今回はエレキドラムとキーボードを加え、フルバージョンでの演奏をしてみることにした。
野外などではドラムが入るとリズムに重みが増して、より効果的。
今回はMarioが担当。
キーボードは最近すっかりバンドでもおなじみになった紅一点のRieが担当。
ベースは今回Albertoが担当。ギターや歌の技術もさることながら、ベースの腕前もなかなかのものだ。
ギター陣はKiko、Luis、Daniel、Perry、PacoそしてKikoの息子Toninoが出演。
ボーカルはおなじみKGだ。

軽くサウンドチェックを済ませて、予定の時間よりも早く演奏スタート。
まずは一曲目、Danielが歌う「Bailaras Conmigo」。

最近メンバーの間でもおなじみの楽しいミドルテンポの曲だ。

勢いよく演奏がスタートしたものの、あまりのド迫力な音響のために一瞬たじろぐメンバー達。このようなメジャー級の音響に囲まれて演奏するのはこれが初めてかもしれないが、とにかく音がバカでかい!
お客さんたちにはどう聞こえるのか心配だったが、自分らは精一杯演奏するのみ。
しかしモニターサウンドがバランス悪く、肝心のドラムやベースの音が聞き取りづらいという事態に陥ってしまった。

この音圧のなかで、メンバーどうし、どうやって意思疎通を図るか。
それはこれまで築いてきた音楽のノリでカバーできる。
リズムを感じ、ギターをたたく。これがGipsy Grooveの真骨頂だ。
どんな状況でも楽しむ時は楽しむ。

さて、話がずれたが、1曲目を終え、MCをはさんで2曲目以降も演奏。
音圧に屈することなく、いつものノリでライブを進める。


毎年時間ギリギリでセットリストを組むので、今回も時間相応の曲数しか用意していなかった。そこで臨機応変に、当初予定していなかった「A mi Manera」なども演奏。

「Bamboleo」「Vamos a bailar」などの締めの曲をやって、無事ライブ終了。
終わってみれば汗かきまくり。しかし爽快な気分だった。


※余談
横田基地名物「ゴムのようなステーキ」を文句言いながらほおばるメンバー達。
とにかくここの肉はでかくて固くて噛み切れない。
プラスチックのフォークやナイフなどでは手に負えない場合があるので、そうなったらインド風に手で食べるのみである。こうなるともう野獣そのもの。
アメリカ人は毎日こういうものを食べてるのだろうか?センスを疑う。

帰りのゲートは超混雑。
広い会場に出口が一箇所だけなので、帰りのラッシュに重なると大変な目にあう。
出口手前から道路に出るのに実に45分もかかった。
うだるような湿気と人いきれでみんなゲッソリ。
これで太陽が出ていたら絶対何人かぶっ倒れること間違いなし。
これはなんとか対策を講じてほしい。

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2006年06月27日

新メンバー!!@渋谷 Pink Cow

おなじみ渋谷Pink Cowでのライブ。
しかしこの日は様子が違った。

新メンバーとして青森の星、Alberto Gonzales氏を迎え入れ、キーボード・プレイヤーのRieも新たに参加。
Alberto氏は以前にも何度か上京した際にライブに参加してもらい、最近では宮古島ツアーに参加してもらって大いに活躍してくれたことが記憶に新しい。
ギター、歌、ベース、パーカッションなど何でもこなすマルチプレイヤーだ。
ジプシールンバの音楽に対しての探究心も旺盛で、ギターテクニック、ボーカルのコツなども彼から学ぶことが多い。そしてなんと言っても彼の作り出すオリジナル曲はとても都会的で美しいアレンジ。他のGGのオリジナルとは一風変わったRumba de Albertoに乞うご期待。
ともかく今後主力メンバーとして活躍してくれることは間違いない。
見た目はパンチとヒゲでかなりインパクトはあるが、そんな彼を暖かく見守っていただきたい。

キーボードのRieもひょんなことからGGの練習に参加することになり、今回初のライブ参加となった。
レコーディングなどでキーボードを入れたことがあるが、ライブでは初の試み。
どうなることかと思ったが、彼女は見事に期待に応えてくれた。
Gipsy Kingsのカバー曲も的確にシンセ・サウンドを組み込み、独自のアレンジやアドリブも披露。そのどれもがルンバのギターサウンドにしっくり来るので、荒くれ者のギタリストたちをより一層興奮させる結果になった。


ライブの参加メンバーは前述の新メンバー2人の他にKG、Luis、Daniel、Kiko、Perry。

第一部はキーボードなし、ギターオンリーで盛り上がり系。

第二部はキーボードも入って一気にまくし立てた。
一曲目はDanielが歌う新曲「Bailaras Conmigo」。Chico & the Gypsiesの曲だが、ミドルテンポの陽気なルンバだ。Danielが歌うには持って来いのラテン・チューンだ。
これにサルサピアノが入り、もう踊らずには入られない雰囲気が作り出された。

続いても「Bem Bem Maria」や「Volare」などホーンセクションやピアノが随所に盛り込まれる曲をバリバリ演奏。
一風変わったGGのライブにお客さんのノリも絶好調。
ある外人のお客さんはサルサ風、フラメンコ風のダンスを華麗に舞い、GGのメンバーを惑わせてくれた。
Kikoはたまらずギターを置いてステージを下り、得意のダンスを披露。Luisも負けじとヘンテコな踊りを展開。

とにもかくにも、新メンバー二人が安定したサウンドを奏でてくれたおかげでライブも大成功。夏に向けてライブがたくさんあるのだが、これからとても楽しみでならない。

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2006年06月17日

6/15 八王子グランデセオ

二ヶ月に一度開催される八王子グランデセオでのライブ。
既に定番化したこのライブも徐々にお客さんの数が増えていき、メンバーとしてはうれしい限りだ。

この日のライブも予約が20名以上入っているとのことで始まる前から気合が入っていた。
平日のライブなので仕事を終えたメンバーたちが次第に集まってきて、楽器のセッティングなどを行う。お店の座席は既に満杯状態。
一通りセッティングを行って、裏の倉庫で打ち合わせ。
最近は事前にセットリストを決めるも、直前になってあれこれ変更することが多い。
臨機応変にその日の気分、お客さんの反応などを見て曲目を変えることも少なくない。

この日のメンバーはKG、Luis、Daniel、Paco、Kikoの5人。
ギター中心の構成でとにかくジプシールンバのリズムに浸ってほしいと考え、曲目もノリノリ系でまとめた。
今回、PA音響はエンジニアーの方が対応してくれたのだが、このバンドを初めて操作するのは困難と見えて、苦戦しているようだった。
出音、モニターともにちょっと物足りなさを感じてしまい、メンバー、お客さんともにやや不完全燃焼気味。

2部はそれらを幾分か改善して、ガンガンに盛り上げていった。
Danielが歌う新曲「Bailaras Conmigo」は、かのChico & the Gypsiesの曲。
ゆったりテンポだがサルサ風のダンスチューンで、とにかく踊らずには入られない。
1曲目からこんな感じなのでお客さんも徐々に席を立ち、体を動かし始める。

続いてテンポ速めのナンバーを立て続けに演奏し、火に油を注ぐ状態。
八王子近辺に住むラテン系のお客さんも何人かいたため、彼らが踊りだすともはやそこはサルサクラブの様。
ほとんどオールスタンディング状態で、最後の方はもうわけがわからず、当初に気にしていた音響なども関係ないような状況になってしまった。
ギターの音がもはや聞き取れず、リズムだけで楽しんでいる様子。
一人、車運転のためアルコールを入れていなかったLuisは「うむ、ジプシールンバの真骨頂だな。」と冷静に感慨に浸る。

最後の曲は「Vamos a bailar」。
これには店のオーナーであるアミーゴさんにも参加してもらい、ソロの部分ではカホンを好きなだけ叩いてもらった。
お客さんもそれに応じてステージ間近に迫る勢い。
アンコールも数曲頂き、汗まみれになってようやくライブ終了。

その後、まかないのスペイン料理を頂いていると、Kikoがギターを取り出してまた何か弾き始めた。
それに応えてKGやDanielが歌いだす。
そうなるともはや第3部の始まり。
生演奏で「Todos Ole!」や「Pena Penita」などのイケイケソングをぶちかます。
Luisもギター持ってきて参戦。
Pacoに至ってはギターを持ってくる時間がもったいなく、その場でエア・ギターのプレイを展開。この人は常に狂気に染まることのできる呪術師のようだ。

そんなわけで熱い熱い、八王子の夜。また2ヵ月後が楽しみだ。
ちなみにこの日、千葉在住のあるメンバーは弾け過ぎて家に帰れず、サウナに宿泊したらしい。

投稿者 gipsygroove : 15:36 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月27日

4/20 グランデセオ 4/25 ピンクカウ


4/20に八王子のグランデセオでライブ、4/25には渋谷のピンクカウでライブがあった。
この両日、メンバーの参加率が悪く、いろいろ大変だった。

4/20 グランデセオ
しばらくタイとインドネシアのバリ島に旅に出ていたLuisが帰国した日だった。
帰国早々メンバーからのメールのやり取りを受信した。
「風邪で・・・」「腰痛で・・・」「仕事で・・・」ライブいけませーん、というマイナスイメージなメールばかり。
帰国早々やる気満々だった私Luisはやや落胆。
でも万障繰り合わせてライブに駆けつけてくれたメンバーで何とかいつものノリを出すことが出来た。
この日はリードギター不在、リズム隊も不在だったが、本場Gitano Familyばりのルンバでお客さんも楽しんでくれたようだ。

4/25 ピンクカウ
この日も相変わらずピンチは続く。
「仕事で・・・」「腰痛で・・・」「家の事情で・・・」これないメンバー続出。
しかし久々登場のパーカッションMasatitoとベースのTinoが参加してくれるとのことでリズムはOKだなと思っていた。
しかし私Luisのミスで車で運んでくるべきベースを度忘れしてしまい、Tinoの楽器がなくなってしまった。
ただでさえ人数が少ないのに、これはやばいとLuisやKGの知り合いでベースを借りられないか電話をかけまくった。
当然そう簡単に手に入ることもなく、ライブスタートの時間だけが迫ってきた。
しかしMasatitoの提案でTinoにカホンをたたいてもらい、Masatitoは何を叩くかというと、そこら辺においてあった木の椅子!を叩くという。
もうなんでもいいからそれでやってみよう、ということになり、ライブスタート。
会社の用事を抜け出して駆けつけてくれたギターのKikoも交え、5人でライブ。
Luisはなぜか裸足。
なんだかいつもと違うバンドのようだったが、始まってしまえばいつもの調子で押しまくる。
無理やり盛り上げたきらいもあるが、たくさん来てくれたお客さんのためにも中途半端なことはできない。
とにかく楽しんでもらわないと。
セットリストにも少人数ならではの趣向をこらし、最後はオールスタンディングで終演。
アンコールも2曲ほど頂いて、結果的に満足のいくライブとなった。

しかしギター、パーカッション、ベースというフルバージョンで魅せるライブをやりたいというのが本望でもある。
そんなライブが出来たときに見に来れた人はラッキーだと思う。

まあ、メンバーが何人だろうと構わずガンガン飛ばしていくのがこのバンドの持ち味でもあり、良い特徴でもあると思うので、今後もこのようなスリリングな展開にもめげずペースを落とさず活動は続けていく。

投稿者 gipsygroove : 00:12 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月03日

ライブ@渋谷Pink Cow


先週の木曜は渋谷のPink Cowでライブ。
リードボーカルのKGが事情により不参加となり、ボーカルはDaniel、Luis、Perry、Marioで歌いまわし、いつもと違う雰囲気のライブとなった。

普段ボーカルやMCはKGまかせなのだが、この日はここぞとばかりにそれぞれの持ち味が十分発揮できたのではないだろうか。
普段見え隠れするエネルギーがこの日ばかりは全開状態。
ライブはいつも以上に盛り上がった気がする。
それにしても日ごろKGにいかに頼っていたか、メンバーたちも改めて気づかされた次第である。


DanielやLuisはたまにボーカルをとるが、PerryやMarioが歌うことは少ないので、ライブの展開としてもおもしろかった。
最後はなぜか「Perry」コール。アンコールは「Djobi Djoba」と「Soy」。
「Soy」に関しては歌詞が不明確なのでハミングで歌うことにしたが、無礼講ということで大ウケ。

今後はKGがメインボーカルなのは変わらないが、他のメンバーもいきなり歌いだしたりする場面が増えるかもしれない。

おまけ(Pink Cowで出されるマカナイの料理。いつもゴージャス。)

投稿者 gipsygroove : 15:45 | コメント (1) | トラックバック

2006年02月18日

ライブ@大磯エピナール

大磯エピナールでの3回目のライブ。
今回、お店の宣伝の効果もあり、たくさんの方に見に来て頂いた。
ヨーロッパ製の家具や南フランス風の内装に囲まれ、リビングアートを追求するお店。
そんな温かみのある雰囲気に包まれ、和やかな空気の中、ライブは行われた。

最初にいきなり「流し」スタイルでジプシー楽団風に入場。
客席を練り歩くつもりが、満員御礼で叶わず、すぐにステージに立つ。
ライブが行われるカフェにはいかにも「ステージ」という高台があるのだが、そこではお客さんを見下ろす格好になり、妙な距離感が生まれてしまう。
そこで前回からお客さんと同じ目線でライブを行うように、客席の端っこ、床の上に「ステージ」を設けることにしている。

今回のメンバーはKG、Luis、Perry、Kiko、Mario、そしてゲストで大磯在住のパーカッションプレイヤー、Taro氏に参加してもらった。彼はインドのタブラや和太鼓など様々な打楽器を操る名手なのだが、今回はダラブッカで参加してもらった。
おそらくジプシールンバに最もジャストフィットする打楽器だろう。

ライブはオリジナルを中心に構成した。
合間にジプシーキングスのメジャーな曲。
大磯はもとより湘南ではほとんど年に一回しかライブをやらないので、お客さんにはじっくり聴いてもらい、ジプシールンバと言う音楽を味わってもらいたいと考え、比較的やり慣れた曲を中心に演奏。
初めてGGのライブを見るお客さんは、この特殊な音楽に当初驚いたような雰囲気を見せたが、次第にジプシールンバのリズムに親しみがわいてきたことと思う。

いつも同じPAで音響のセッティングも同じようなのに、ライブの場所によって大きくサウンドが異なる場合がある。
とてもいい感じに出るときもあれば、どうにもうまくいかず演奏にも支障が出てしまうことさえある。
しかし、今回は前者の典型的な例。
とても気持ちよく演奏が出来た。

休憩を挟み、第二部。
ライブが終盤に近づくと体が温まりやわらかくなった人たちが思い思いにリズムに乗っていくのが分かる。
こういうのはとてもいい雰囲気だ。
今まで静かに見ていたお客さんたちも手拍子や足踏み、中には突然踊りだす人さえ出てきた。
ジプシールンバって、なんだか分からないけど、そうやって自然に体を動かさせる力があるのだと思う。
なんだか分からない。けど、楽しい。それでOK。

最後にアンコールを頂き、アルバムのタイトル曲「Bienvenido!」を演奏。
「ようこそ、僕らの家へ。これからフィエスタを始めよう、そして楽しもう。」てな歌詞だけど、最後にやるのもまた乙かな。

盛況のまま幕。

またここでやりたい。だって、近いから。(By 大磯在住Luis)

投稿者 gg-luis : 23:59 | コメント (2) | トラックバック

2006年01月22日

Live@くにたち「はっぽん」

Gipsy Grooveがバンドを結成して初めてライブを行った場所。
それがこの国立はっぽんというライブハウスだ。
今回でおそらく19回目くらいだろうか。
GGにとっては一つの「家」のようなお店だ。

大寒を過ぎた1月のこの時期、タイミングを図ったかのように関東地方を雪空が覆った。
ライブ当日は一面の銀世界と化した。
こんな日こそ熱い音楽を繰り広げて心と体を温めたいところだ。

メンバーは夕方の4時くらいにライブハウス近くのカラオケ屋に集合して練習を行った。
こうしてメンバーが集まって練習をするのも久しぶりだ。
一通り練習した後にライブハウスに入りセッティング&リハ。
その後近くのコンビニに行ってダベっていた。

雪のため少し時間を前倒して本番スタート!
今回は新曲を何曲か用意していた。と言ってもGipsy Kingsのカバーだが。
一つはKGが歌う「Todos Ole!」(みんなでオレー!という意味)。
ツーコードの単純で盛り上がる曲で、サビの「Todos Todos Todos...Ole!」というところをお客さんと一緒に叫んで楽しい曲となった。
もう一つはDanielが歌う「Nina Morena」(ニーニャモレーナ)。
Gipsy Kingsほか、現地のミュージシャンが好んで歌う陽気で楽しい歌だ。
まさにDanielが歌うには持って来いの明るい曲。
当初セットリストには入れてなかったが、事前の練習で意外とすんなり楽しくできたので急遽本番でもやることに。
今回は特別バージョンで「Volare」とメドレー構成にした。

ところで、お客さんの中で物凄い盛り上がり方をする一団あり。
実はDanielが誘ってライブに来てくれたお客さんたちで、かつて八王子に存在した「カルメン」というスペイン居酒屋の関係者グループということで、その異様なまでの盛り上がりに若干メンバーも引き気味だったが、ライブが進むとともに徐々にその盛り上がりに溶け込み、最後のほうでは彼女たちの踊るダンスとGGの演奏が熱いコラボレーションを生み出していた。
ジプシールンバはとにかく歌って踊って楽しむのが基本。
純粋に楽しんでいる彼女たちの様子を見ながら演奏して、自然とライブも熱を帯びていった。

Luisの歌う日本語曲「Mas Amor」で一部を締め、おなじみの余興1.5部をはさみ、二部開始。
その前に別のお客さんで誕生日を迎えた方がいて、突然なんの前触れもなく「ハッピーバースデー」のルンバを奏でてびっくりさせたりした。

二部も引き続きハイテンションで突き進む。
ところで、今回の衣装はカントリースタイル、ということでジーパン着用というお触れを出しておいた。
しかしシャツは自由だったので、みんななんだか普通の普段着みたいな格好になってしまった。
ま、たまにはこういうのもよかろう。

さて、宴もタケナワ。
ライブの最後の曲は「Bamboleo」。
想定内のアンコール曲として「Djobi Djoba」「Bienvenido!」を演奏。
想定外もあるかと思われたが、それは今回はなかった。
まあでも心地よい充実感とともにライブが終わり、新たな一年のスタートを飾るにふさわしい楽しい夜となった。

投稿者 gipsygroove : 06:06 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月10日

2005年末ライブ3部作

あっという間に年が明け、ついに2006年。
ことしはGGにとってどんな年になるだろうか。

昨年末はライブなどが目白押しで慌しい日々だったが、その様子をまとめてレポート。

●12/23(金)演奏依頼@錦糸町のホテル
どこかでライブをやっているときに誰かの目に留まり、別の演奏の機会につながることはこれまでも何度かあった。
今回の演奏依頼もそのような流れ。

夏に行われた横田基地のステージ演奏をたまたま通りかかって見ていた人が今回の依頼主。
内容は、千葉県のとあるロータリークラブのクリスマスパーティーイベントでアトラクションとして参加してくれ、というものだった。
毎年行われるイベントでゲストミュージシャンとしてジャズやサルサのバンドを呼んでいるらしいが、マンネリ化してきたので新たなバンドを探していた、というところでGGが目に留まったわけである。

当日。車でPA機材を運びセッティングにとりかかる。
錦糸町駅前のおおきなホテルの宴会場がパーティー会場。
10人がけくらいの丸テーブルが15個ほど。150人くらいのパーティーだろうか。
サウンドチェック、リハを軽く済ませ出番を待つ。

控え室で待機していると今回のサポートメンバー、FDNのフラメンコダンサーたちが登場。
このようなパーティーだとダンサーがいると華やかさが増し、より盛り上がること間違いなし。

やがて出番がやってきて会場に進入。
派手に紹介されてステージに立つ。
最初のうちはお客さんもかしこまっていたが、ひとたび演奏が始まると和やかなムードになり、次第に熱を帯びてくる。
盛り上げ役のダンサーも手伝って、ピンポイントでお客さんを魅了していく。
GGのメンバーは5人だけだったが音圧的には十分。
ルンバのサウンドとダンサーのビジュアルで会場は別空間と化した。
最後はPAをはずして生演奏で各テーブルを周る。
ここからが本領発揮。
財布の紐がゆるくなるこの時期、次から次とオヒネリが舞い込んでくる。
これぞまさに芸人ジプシーの本質。
なんだか照れくさくなったがその場にいたみんなが楽しい気分になれたのなら万事OKだろう。
時間の関係で1〜2曲くらいしか流しでできなかったのが残念だが、喝采を得つつ会場を後にした。
依頼主も大満足のご様子で今後にもつながりそうだ。


●12/25(日)カレッタ汐留 HOT LIVE
前年の同じ日に同様のライブがあったがメンバーの遅刻や音圧不足でライブも「失敗」。
その後主催者からしばらく連絡がなく、「あーあ、こりゃもうだめだな」と思っていたのだが、ある時何事もなかったかのように出演の誘いを頂き、以前のようにカレッタで演奏することができた。
そういう苦い思い出もあるステージに、今回はリベンジという意気込みで参加させてもらった。
気合が入るのは当然。
このライブイベントは前年よりも力を入っており、ステージの設備や音響なども数段パワーアップし、ほとんどが「業務用」仕様となっていた。
それもそのはず。お昼のGGの出番の後、夜にはパパイヤ鈴木とオヤジダンサーズのアトラクションが控えていたのだ。
午前中からその準備でスタッフの人たちが慌しく動いており、GGはそのオマケ的な位置づけだった。
それでもプロと同じステージ、同じ音響でプレイできるということは幸せなことである。

リハの時間より1時間以上も早く集合時間を設定したおかげで、この日の参加メンバーは無事到着。
機材は前述の通り業務用を使わせて頂くので持込は少なかった。
メインはやはりエレキドラムだろうか。
これを用いることによりサウンドの厚みが格段に変わる。特にこのような屋外ステージでは有効性抜群だ。

時は過ぎ、準備やセッティングをサクッと終わらせて出番を待つ。
いつもは人の流れが激しいこの広場の特性上、立ち止まってライブを見る人は少ないのだが、この寒い時期に野外にストーブが何基も配置されて暖をとりにきた人も含め、結構な数のオーディエンスが集まっていた。
これはやりがいがある。

司会者の誘導でメンバーがステージに上がり、演奏開始。
1曲目はインスト曲の「Alegria」。続いてメドレーでギターカッティングとパルマのコントラティエンポ。
それでお客さんを引き付けてオリジナルの「Bienvenido!」へとつなげた。
実はこのステージでもFDNのダンサーに参加してもらい、ビジュアル的に盛り上げてくれた。
2曲目以降はステージに降りて華麗な舞を見せてくれた。
音響ももちろん申し分なく、Marioの叩くエレキドラムも功を奏し、かなりパワフルなサウンドで見る人聴く人を圧倒できたのでは、と思う。
与えられた時間ピッタシのセットリストで最後は「Bamboleo」でシメ。うまくまとまった。
しかし一つスリリングなことがあった。
「Bem Bem Maria」を演奏しようとしたとき、イントロを奏でるPacoが誤って半音上げでスタートしてしまい、他のギタリストが混乱を来たした。しかし途中で演奏を止めるわけにも行かず、何食わぬ顔でカポを半音あげた。(うーん、これはギター弾く人じゃないと分からないかもしれないが、演奏中にカポを外してまたはめるというタブーを無理矢理やってのけたわけである。)
まあ、そんなこんなでライブ自体は成功。昨年のトラウマからも開放された気分だ。

夜まで残ったメンバーも何人かいて、一緒にパパイヤ鈴木とオヤジダンサーズのショーを楽しんだ。
やはりプロのエンターティナーは違うな。
しかし、オヤジダンサーズもみんな普段は普通のサラリーマンだったりするので、その点はGGと同じ。
ある意味刺激となった。


●12/29(木)忘年会ライブ Gipsy Fiesta !!
一年の締めのライブとして毎年恒例だが、今回は場所を変えておなじみ渋谷のPink Cowで行うことにした。
毎回お世話になっている新宿のバーラウンジでは収容人数が追いつかなくなり、今回からは割りと広めのPink Cowにすることにしたのだ。

準備のため早めに集まるGGの面々。
いつものPink Cowライブとなんら変わらない気分だが、店内はクリスマスのデコレーションが残され、暖かい空気に包まれていた。
女マスターのトレイシーさんがたどたどしい日本語で「コレ、2月マデ」と言っていた。
キリスト教の国ではクリスマスの雰囲気は10月くらいから2月くらいまで持たせると聞いたことがあるが、まさにそんなノリだ。

開場の時間になり、徐々にお客さんが入ってくる。
GGのライブによく来てくれるお客さん、宮古島にも一緒に行った人たち、初めてライブに来る人たち、など様々。
今回は合計で60人以上も集まり、予想以上の集まり具合でライブも盛り上がること必至だった。

メンバーは全員集合かと思われたが、Danielがこの時期に痛ましい病に倒れ、緊急入院。
あえなく年末のライブ全キャンセルという事態になってしまった。
新年1月には完全回復してライブにも復活できるので、新生Danielに期待してこの忘年会ライブもゆっくり休んでもらうことにした。

しばしの歓談とビュッフェ・ディナーの後、いよいよGGの演奏スタート。
じっくり聴かせ、確実に楽しんでもらうべく選曲もオーソドックスなものだったが、演奏者自体既に酔っ払っていたので、終始ほろ酔い状態でガツンガツン演奏。
おなじみ「Volare」でメンバー全員にビールが振舞われた。
「この場にいるみんながファミリーです」というKGの粋なMCとともに、会場全体でカンパーイ!
その後は忘年会ライブに相応しいほどの盛り上がり方だった。
客席に身を乗り出すほどの勢いで接近するメンバー達に負けじと詰め寄るお客さん方。
このノリは毎年やっている忘年会ライブ会場と変わらんな、と思いつつも「楽しければOK」のポリシーの元、はじけまくる。

途中でプレゼントタイムを設けてお客さんにプレゼントを配ったりして忘年会ならではの特異性を持たせたりもした。
ライブも、いつもは2部構成だが、時間の許す限り、第三部まで敢行。
最後まで盛り上がりきったという感じ。
しかししっとりきかせるはずの「Mas Amor」の時、お客さんは半分ヘッドバッキング状態でロックバンドのアンコールみたいなノリになってきた。よく見るとメンバーのKikoが客のフリして狂乱的なシェイクを行っており、演奏に支障を来たした。が、この状況、かなり笑えた。

弾いて歌って踊って飲んで笑って楽しんだ一年間。この一年を振り返りいろんな場所で演奏していろんな人と出会うことができた。
新しい年もきっとかなり面白いことが待ち受けているに違いない。

投稿者 gipsygroove : 00:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月19日

ライブ @ 八王子 Gran Deseo

先週の金曜日に八王子のスペイン料理屋でライブを行った。
メンバーDanielの知り合いで、この店のマスター(通称Amigoさん)からの依頼。
お店が12月にオープンしたばかりなのでオープン記念ということで急遽ライブを開催することになった。

12月の慌しい時期だったのでメンバーが揃うかどうか心配だったが、Danielのほか、KG、Luis、Paco、Perry、Kikoがなんとか駆けつけてライブを行った。
KGとLuis以外は八王子、西東京近辺の住人なので意外とやりやすい場所なのかもしれない。

急遽決まったライブなので集客が間に合わず、当日は顔見知りやマスターの知り合い関係しか集まれずこじんまりとした感じのライブになってしまったが、アットホーム・パーティー的なノリでいつものように大フィーバーで演奏。
場所が変わってもお客さんが少なくてもいつも楽しく。それがGGのモットーでもある。

演奏中にお店からビールの差し入れ。
一番前に座っていたお客さんからもご馳走になってしまった。
気楽な雰囲気だったのでついつい酔っ払いながらの演奏。

開店したばかりのお店だが、場所もよく音響設備も整っているので今後も「八王子のハコ」としてお世話になるかもしれない。


余談:
なにより、料理が最高にウマイ!
実はここのシェフは以前にLuisとDanielが一緒に働いていたときに知り合ったスペイン料理の名コックさん。
他のお店とは一味違う。
料理を食べに来るだけでも価値あり。
是非足をお運び下さい。
http://www.jspanish.com/gran.html 

投稿者 gipsygroove : 00:21 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月15日

NRP Record 10th Anniversary Party

GGの今年の10大ニュース

1.アルバム「Bienvenido!」発売
2.宮古島ツアー開催
3.大分遠征・初ライブ
4.関西ツアー
5.レコーディング
6.メンバーの変遷(Diego韓国へ、Daniel新参)
7.各種結婚パーティー演奏
8.各種ビアガーデン演奏
9.Luis南フランスの旅

まあ、細かく挙げたらきりがないので大雑把に。

去年から今年の夏にかけてレコーディングを頻繁に行って、ついにアルバムを完成させたのは記憶に新しい。
今回アルバム制作を手がけてくれたNRPレコードがちょうど創立10周年を迎え、その記念パーティーが開催された。
GGのアルバム発表記念ライブも兼ねていた訳だが、どうせならとレーベルにゆかりのあるミュージシャンやバンドをたくさん呼び、内輪ではなくてどんな人でも参加可能な楽しいパーティーにすることが目的だった。
また、NRPの代表でもありアルバム制作に親身になって対応してくれたプロデューサーの亀山さんをねぎらうというのも大きなテーマだった。

※写真は入手出来次第掲載します。

約2ヶ月ほど前から準備をはじめ、あっという間に開催日である12月10日を迎えた。

パーティーは夜からだったのだが、実は同日昼に別の演奏依頼が入っており、メンバーの何人かが横浜中華街近くのホテルへ出向いていた。KGの知り合いの結婚式だったが、いつものように短期集中型でガツンと盛り上げてサクッと退いた。慣れたものである。

この日のメインはあくまで夜のライブ。
気持ちを切り替えライブ会場の三軒茶屋「a-bridge」へ向かった。
途中で足りない機材があることに気づき、横浜の楽器屋で購入。ちょうど結婚式の演奏で頂いたお礼が役に立った。

会場へ到着したのは夕方4時。ここからが本番だ。
今回は出演がGGだけではなく、かなりたくさんの人が絡んでいるのでみんなで協力して準備を行った。
機材搬入、セッティング、リハ、会場受付、金銭管理、スケジュール進行、タイムキーピングなど、全て自分らでまかなう必要があったが、みなさんの協力のおかげでライブはスムーズに進めることができた。

とにかく出演者が多い。
ステージに登場する人だけでもゆうに30人は超えていたと思われる。
そんな出演者のバンドを簡単にご紹介。

1) Conten Gregorian Voices [Gregorian Chant]
今回の主催者でありミュージシャンでもある黒澤氏の監修によるグレゴリア聖歌グループ。
中世ヨーロッパに存在したと言われる聖歌の形式を現代の日本に伝承している。
このようにちゃんとグループとして活動しているのは日本はもとより世界でも珍しいらしく、新たなカルチャーとして各方面からお呼びがかかっているらしい。

2) Ensemble Euphonia [Medieval Music]
こちらも黒澤氏率いる中世音楽をモチーフにした古楽アンサンブルのバンド。

3) Nakanishi Solo&PerlaMorada [Brazilian Duo]
ブラジリアンギターの中西さんによるギター演奏。この日のために特別参加。

4) Gipsy Groove [Gipsy Rumba]
ご存知我々。

5) Sazooz + BellyDancer [Mediterranean Music]
トルコの民族楽器サズを奏でる音楽集団。GGがギターならサズーズはサズを大人数で弾き、グルーヴ感を創出している。
これも黒澤氏の統率による。世にも珍しいバンドである。
これにダルブッカが加わり、さらにはベリーダンサーが登場して、会場は興奮の坩堝と化した。

6) Flamenco Unit
特別ゲストとしてフラメンコダンサーに登場してもらった。
ギターはGGのPaco、カンテはDaniel。
彼らはGG以外でフラメンコにも精通しており、あちこちで活躍している。
にわかユニットで初めてあわせたというのに、まるで今までずっと一緒にやっていたメンバーのように息がピッタリなのはすごい。
フラメンコのコンパスと構成を熟知しているから出来る業である。

7) Tampalon [Organic Pop]
こちらも特別ゲストで参加していただいた。
ジャンルは、なんというか癒し系のポップス。アコースティックギターや心温まるボーカルの歌声などが印象的。
各地で演奏活動を続け、アルバムも出しているらしい。一度聴くとトリコになりそう。

8) mundo musico [Trans-era Pop]
これも黒澤氏によって形作られた新しい音楽グループ。
ヨーロッパの古い民謡や古典音楽などを現代風にアレンジして日本語の歌詞をつけるというかつてない試みに様々なジャンルのミュージシャンがその都度その都度参加して一つの音楽を完成させるという、斬新なスタイル。
まだ始動したばかりで今後が楽しみなバンド。
ギターでGGのLuisも参加することになった。これはこれで面白いことになりそうだ。

9) CONDIMENTA [NewCeltic Music]
ケルトや中世ヨーロッパの旋律を民族音楽ビートに乗せて。
超時代トライバルミュージックの強力ユニット。
これも黒澤氏のバンド。


以上のように黒澤氏がいくつものバンドを掛け持って出演したが、何を隠そう彼が今回のアルバム制作のきっかけを作ってくれた人であり、GGの音楽を理解してプロデューサーの亀山氏を紹介してくれたという経緯がある。
このNRPという、アコースティック音楽に特化した、ある意味特殊な音楽レーベルを一つの軸として様々なミュージシャンを巻き込んで彼の音楽世界が組み立てられているといっても過言ではない。GGもその軸に新たに加わったNRPファミリーの一員だ。
今後もこれらのミュージシャンやバンド、そして黒澤氏との関わりがいろいろな形で実現するかもしれないが、それはとても刺激的なことだし、音楽をやるものとしてはこのような「融合」こそ本来の意味でのグルーヴ感を味わえる良い機会なのだと思う。

様々なアーティストが登場するライブも途中でインターバルを置き、亀山さんからのご挨拶があった。
とにかく心の底から喜んで頂いたようで、バンドの当事者としてもパーティーの企画者としてもとてもうれしい言葉を頂戴した。
その言葉にこれまでのレコーディングの記憶が重なり、胸にこみ上げるものもあった。
人と人とのつながり、同じ志を持つ者どうしのコミュニケーション、音楽のすばらしさ・・・、こういうのを改めて肌で感じた。

ライブのトリは二度目のGGによる演奏。
アルバムに入っている曲からジプシーキングスのカバーまで。
短い時間だったが思う存分演奏してたくさんの人に聞いてもらえた。
これを一つの区切りとして、また新たなアルバムへ向けて突き進んでいくことだろう。

投稿者 gipsygroove : 23:17 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月01日

11月26日 KFC忘年会ライブ

バンドも5年目が終わろうとしている。
こう長く続けていると「毎年恒例行事」というのがよく発生する。

KFC忘年会もその一つ。
KFCと言うとカーネルサンダースおじさんが出てきそうだが、ここでは国立周辺に住む愉快なおじさんたちが多数登場する。
知る人ぞ知る「国立フラメンコギタークラブ」の忘年会ライブパーティーだ。

今回も主催者であるCHICO氏の尽力でたくさんのミュージシャンが集まった。
この忘年会ライブは確か2年くらい前から始まったが、年を重ねるごとに毎回パワーアップしている。

今回はその出演者をずらーっとご紹介。


おなじみ Heart to Heart


Heart to Heartの歌姫、ニキちゃん


フラメンコギターの山上さん


KFCのレギュラーメンバー、パキート細野さんと新井さんのコラボ


ブルガリア出身のミレーさん。郷土音楽を奏でます。祝!琴欧州大関昇進!


飛び入り参加のフィドル・バイオリン、陶山さん


J-POP期待の星!B-style よりトミサン。
オリジナル曲もいいし、歌がめちゃうまいです!


CHICO&MARIO 名曲「すさのおのみこと」


世界トップクラスのダルブッカ奏者、モハちゃんことモハメッドさん


こちらも世界トップクラスのジャズギタリスト、関口さん
いつ聞いてもすばらしい演奏です。


プロのサズ(トルコの民族楽器)奏者FUJIさんとモハメッドさんのアラビアン・ミュージック


MarioのギターソロにMiguel Nagata氏のカホンがジャストミート!


やっとGGの出番です。いつものノリでボ〜ラ〜レー!オーオー!


最後はHeart to Heartとのコラボで「Hotel California」を演奏。
フィリップさんのかっこいいギターソロを堪能。


決まったー!


控え室でもライブ!!!


オレー!ダニエール!


こんな感じで、ありとあらゆるミュージシャンが出演。
プロのミュージシャンあり、趣味で音楽を楽しむ人あり。様々だ。
音楽に国境はないし、年齢や性別も関係ないし、ジャンルにとらわれる必要もない。
それぞれの音楽を演奏し、刺激し合い、そして聴く人も演奏する人もみんなで楽しむ。
今回のKFC忘年会ライブは、そんな「音楽」の本質を改めて感じさせてくれた。

投稿者 gipsygroove : 22:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月02日

八王子ミニライブ「Bienvenido a Nuestra Casa !」

「ようこそわが家へ!」
そういう意味を含めた新アルバム「Bienvenido!」がついにリリースされた。
思い起こせば1年半くらい前、ひょんなことがきっかけで今回のアルバム完成に向けてレコーディングが始まった。
縁あってすばらしい録音環境で制作が進められ、サウンド的にはとてもクオリティーの高いものになっている。
バンドの「音」をちゃんとした形として残すことが出来てとてもうれしい気分だが、今後はこのアルバムをもとに更にGGの音楽を世に広めていくきっかけともなるだろう。

さて、CD発売記念と銘打って、この前の日曜日に八王子でミニライブが行われた。

八王子の北野という住宅街にあるスペイン風のおしゃれな美容院「La Casa de la Frontera」。
普段はもちろん美容院として機能しているが、ちょっとしたパーティーやライブ会場にも様変わりできる、なんとも粋なお店だ。
ここの店主の高橋さんもフラメンコをたしなみ、今回のアルバムでもパルマで参加してもらっていた。

ライブ当日、最近は秋の風が吹いていたのに、この日は夏に逆戻り。
昼過ぎくらいに徐々に集まりだしたメンバー。
早速出来上がったばかりのCDをみんなに手渡した。それぞれ反応が熱い。

お店の中はライブをやるにはそれほど広くはないのだが、逆にこのこじんまりとした空間、人と触れ合う距離感がアコースティックバンドには心地よい。
音響設備もばっちり設置して準備万端。あとは開演を待つだけ。

演奏の前に食事を頂き、のんびりするメンバーたち。
ライブの打ち合わせとかは一切せず、世間話とかどうでもいいこととかしゃべって時を過ごした。

やがて演奏開始の合図が。
会場に入るとたくさんのお客さんが来てくれていて、やんわりとした熱気に包まれていた。
このライブはホームページにも載せてなかったし、プライベートライブ的なノリだったので、このお客さんの多さにうれしさがこみ上げてきた。

ステージ(と言ってもコンパネがいくつか敷いてあるだけ)に上がって楽器を手に持ち、演奏準備完了。
1曲目はPacoのオリジナル「Fiesta para ti」。
久々にやったので曲の出だしがどうだかみんな忘れていたが、Pacoが無理やり始めたので、それに無理やりついていくギター陣。
徐々にシフトチェンジして勢いづいていった。
お客さんも不意に演奏が始まったのであっけにとられたかもしれない。

ライブはなるべくオリジナル曲を中心に演奏していった。
昔はジプシーキングスの曲をメインにたまにオリジナルをはさむ程度だったが、今ではその反対のことができる。
だいぶ進歩したものだ。

第一部の最後は新曲「Mas Amor」で締めた。
高橋さんもお気に入りの曲で、山にきのこ狩りに出かけたときは必ずこの曲を口ずさんでいると言う。
GGの定番ソングになりつつあるが、歌はLuisが担当。目の前に女性のお客さんがいた関係で目のやり場に困ってしまった。

ひとまず休憩を入れて、第二部開始。
この間のPink Cowに引き続き、エレキドラムをMarioが叩いた。
安定したバスドラのリズムで演奏にも張り合いが出た。

途中、オリジナル曲「El Camino del Gitano(ジプシーロード)」のイントロでPacoがギターを狂ったように弾き始めた。
激烈に早いパッセージで弦を爪弾いたかと思うと、異常なまでに長い「間」を挟んだり、かと思えばギターがぶっこわれんばかりにぶっ叩きまくり、急に休んでビールを飲んだりする。
ジプシールンバとかフラメンコとかの領域を超えた「パコ」と言う名の小宇宙が展開されていた。
彼はジプシールンバの祖であるManitas de Plataを敬愛し、そのスタイルに近づこうとしているが、ある意味その域に達している。
・・・髪を振り乱して狂乱のギタープレイをしているうちに、ついにブチッと鳴って音が切れてしまった。
どうやらギターが気を失ってしまったらしい。
しばらく他のギターを借りて演奏し、少ししたら治っていた。このギターも手荒いご主人を持ってさぞ大変だろう。

ライブはそのまま佳境へ。
最後まで盛り上がってアンコールで「Vamos a Bailar」。
おなじみのパターンだが最終的にはお祭り騒ぎのようにしてライブ終了。
無事に(?)アルバム発表記念ライブを終えることができた。

アルバムもたくさんの方に買っていただき、幸先のいいスタートを切れた。
今後もあちこちでライブをやってこのアルバムを広めていきたい。

※オマケ
Daniel canta por la calle tocando la guitarra




疲れたパコと赤ちゃん



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2005年09月25日

ラテンジャズバンドとセッション

大分で知り合ったフラメンコダンサー、後藤マリさんの旦那さん、マイケル後藤さんはジャズミュージシャンなのだが、ひょんなことから彼の出演するライブにGGも出ることになった。
JR中野駅から歩いて数分の、粋な裏路地に「Bright Brown」というジャズバーがある。
そこで今回のジャズセッションが行われた。

準備のため早めに現場入りして待機していると次々ジャズのミュージシャンたちが登場して挨拶を交わした。
我々のように固定のメンバーではなく、この日のライブのためにマイケルさんが召集したメンバーだったらしく、楽譜を配って軽く打ち合わせをしていた。
最初にGGのリハ。音響機材は乏しく、リードギターとベースだけアンプに通して、ギターやボーカルはマイクで拾う程度。基本的に生に近い。
あっと言う間にリハは終わり、続いてジャズバンドのリハ。
様子を見ていると、このライブのために以前から練習していたというわけではなく、初めて顔を合わすというメンバーもいる感じ。
そしてなにより驚いたのが、楽譜一つあればどんな曲もピタリと合わせてしまうこと。

我々GGの面々は音楽的に知識のある者もいるが、基本的に楽譜は全く読めない集団である。
勢いと感性に頼る演奏スタイルなので、このように楽譜を見て初めてやる曲もバッチリ合わせてしまうという光景がとても新鮮かつ驚異的に思えた。
うーん、楽譜ってそんなに便利なものなんだな。と今更ながら感心してしまった。

オーケストラなどクラシック音楽の場合は全てにおいて楽譜の通り演奏されると聞くがジャズなどの場合は大まかな決め所だけ把握して、各楽器ごとにアドリブでプレイするというところが面白い。
繊細緻密でありつつ自己表現も豊富。そういう両極端の持ち味をフルに発揮できるジャズという音楽は、とても魅力的であり、愛好家が多いのもうなずける。

一方ジプシールンバは音楽というよりは自己表現の手段である。
フラメンコなどは、よく「魂の叫び」とか「情熱の舞」とか表現されるが、その流れで派生したジプシールンバも「音楽」という要素よりは「精神的な表現」という方がしっくり来る。
そういう表現手段に楽譜などあろうはずがない。
紙上に表すものではなく、見て聞いて感じる音楽なのだと思う。

そんなわけで、この日のライブに来たお客さんはマイケルさんや他のジャズミュージシャン目当てで来た方ばかりだったが、ある種異様なこのジプシールンバという音楽に、どういう反応を示すか興味があった。


ライブはスイングジャズを1時間〜GG30分〜ラテンジャズ1時間半くらい〜GG30分という流れだった。

最初のスイングジャズは数人のメンバーが入れ替わり立ち代り演奏。ピアノ、トランペット、フルート、トロンボーン、サックス、ドラムス、コンガなどなど。どれも鍛錬されたすばらしい演奏で、普通に上手かった!
お客さんも雰囲気を楽しむかのごとくスイングのリズムに酔いしれているようだった。
最後の曲はチックコリアの名曲「Spain」。
これはGGのメンバーもみんな知っている曲で、リードギターのPacoも然り。
彼は進んでステージに上がってフラメンコギターでこの曲に参戦した。こういう突然のセッションもおもしろいものだ。

さて、そのままGGの出番。
ジプシー的表現手段がどうとらえられるか。

実際、演奏を始めてみるとお客さんはもうノリノリ。
どんな音楽が好きであろうと楽しいものは楽しい。
ただ、ジャズバンドに比べて音圧が薄く、全体的な迫力がイマイチ出せなかったのが残念。
その分ギターを力任せにぶっ叩き、腹のそこから歌声をひねり出すことでなんとかカバーできたと思う。
アップテンポの曲を中心に演奏し、とりあえず1部の出番終了。

続いては先ほどのジャズバンドが、今度はラテンジャズを演奏。そしてスペイン語の歌はマイケルさんが熱唱。
サルサやキューバのソン、スローテンポなバチャータなど、どの曲も聴かせてくれた。いや、踊らせてくれた。
お客さんの中にはサルサダンスに精通している人も多く、何組かの男女のペアが惜しげもなく華麗なダンスを披露していた。
GGのメンバーも負けじと自己流サルサダンスを踊る。これは客として単純に楽しめた。

ジャズの演奏者が力尽きたところで再びGGの出番。
時間も遅くなってきてみなさん結構お疲れの様子だったけど、いつもどおり力いっぱい演奏。
さきほどの勢いはなかったけど、お客さんもノリよく楽しめた感じ。
最後の「Bamboleo」はサルサでも有名なので知っている人も多く、お店は熱気に包まれた。

アンコールの2曲は「Volare」と「A mi manera」だが、これをジャズのミュージシャンとジャムることにした。
ドラムスとピアノとサックス。一風変わったジャズ風ジプシールンバの完成。

全く異なるジャンルのミュージシャンたちとも交流が持て、なかなか有意義なサンデーナイトだった。

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2005年09月21日

バージョンアップGGライブ @ Pink Cow

おなじみ渋谷Pink Cowでのライブ。
事情でホームページには情報を掲載できず、メルマガだけの告知だったのにたくさんのお客さんに来てもらえた。

平日の夜ということでメンバーもみんなそれぞれの労働を終えてからの参加となる。
そのためいつもライブの前は準備や打ち合わせでかなりあわただしい。
直前になってセットリストなど予定を変更したり、いざライブが始まって音響の不具合が出たり、トラブルがたえない。
それでも強引にまとめて無理やりライブを盛り上げていく。

今回初の試みとして「エレキドラム」を導入してみた。
8月に来日したChico & the Gypsiesのライブを見てMario氏が一念発起してエレドラセットを購入。
早速ライブで使ってみようと言うことになっていた。
で、誰が叩くのかと言うともちろんMario本人。
彼はギター、ベース、ボーカル、パーカッションなど、なんでもこなせてしまうマルチプレイヤーだが、今回ついにドラムデビューとなった。

1部は通常のバージョンで、2部からドラム入りのニューバージョンでライブをやった。
パーカッションのMasatitoとリードギターのPacoが今回欠席だったのが残念だったが、他のメンバーはみな参加していたのでなんとか形になった。

「Gipsy Road」や「Bem Bem Maria」などノリノリでスピード感のある曲を連発。
バスドラのビートが聞いていてギターを演奏しているほうもかなり気持ちよくできた。
ジプシールンバのドラムというとリズムが単調で簡単そうに思えるが、これが実際はギターのストロークにはまるように叩くのが結構難しい。熟練したドラマーでもこのリズム感に乗れる叩き方はなかなか出来ないと思う。
ジプシールンバを熟知しているMarioだからこそ叩けたのだと思う。

テンポの速い曲ばかりでなく「Un Amor」などのスローテンポの曲も絶妙なドラムを入れてくれて、まるで別のバンドで演奏しているかのような錯覚に陥った。
常連のお客さんたちもいつもと違う楽しみ方ができたと思う。

今回は普段と違う編成でのライブで音響面でも少々ミスがあったり事前の打ち合わせが完全でなかったり、セットリストがあいまいだったりでかなり段取りが悪かったのだが、最後はお客さんもスタンディングでみんなで盛り上がることができてよかった。

今後もメンバーが充実している時はこのような編成でやりたいと思う。

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2005年08月28日

横浜・六角橋商店街大道芸祭り

夏の終わりのライブとして毎年恒例になってきたのが横浜の「六角橋商店街大道芸祭り」ステージでの演奏だ。
ステージと言っても商店街の横丁に無理やりあてがわれた小さなスペースで、そこで様々な芸人達がそれぞれの芸を披露するというわけだ。
今年もGGはフラメンコ・グループ「Fiesta de Noche」とのコラボレーションで参加することとなった。

夕方4時半ごろ機材の搬入とセッティングなどを済ませ、メンバー達は控え室である商店の2階の小部屋へ案内された。
まるで地方ドサ周りの旅芸人のような気分になったが、仕出しの弁当に箸を延ばしつつフラメンコダンサー達と談笑していた。

この奇妙な居心地のよさに浸ってのんびりしすぎた。
あっという間に出演の時間が来てしまい、あわただしく準備開始。
最初はフラメンコのステージで、カンテでボーカルのKGが、ギターでDanielが助っ人として参加していた。
PAの設定に手間取り、かなりドタバタしての始まりで少々落ち着けないムードだった。

フラメンコが終わるとそのままGGが「Arrinconamela」を演奏してバトンタッチ。
が、ここでもミスが。
誰かが間違って半音ずらしてチューニングしてしまったらしく、かなり不快な和音が響き渡った。
しかし途中でやめるわけにもいかず、そのまま無理やり演奏。
おかげで歌のハモリもあわず、世にも不気味な第一曲目となってしまった。

気を取り直して2曲目以降も演奏。
強引に盛り上げて行き、だんだんとお客さんも集まってきた。
フラメンコダンサー達が踊っていたコンパネがそのままにしてあり、そこで自由に踊ることができた。

今回Fiesta de Nocheのメンバーに若干7歳の女の子が出演し、才能豊かなその踊りっぷりに注目が集まったが、彼女を中心に、見ていた小学生くらいの女の子達も次々とステージに来て思うがままに踊る姿が見られた。

このようにして第一部はドタバタしつつも何とか楽しく終了。

休憩をはさんで第二部。
フラメンコ組の最後にセビジャーナスを入れ、その最後の方でDanielがステージ引っ張り出されセビジャーナスを踊らされる。
彼は顔から入る。ギターでも歌でも踊りでも。熱い男だ。

そのままGGの演奏。今度はMario氏も加わって音響機材操作も充実。心安らかに演奏することが出来た。
第一部と構成は似ていたが落ち着いた身のこなしで本来のノリノリGGスタイルに戻った。
やはり音響やチューニングに難があると心穏やかでなく芯から楽しめない。これは重要なことだと改めて思った。

演奏中にFDNのみなさんやお客として見ていた女の子達もさきと同じようにステージ上でワイワイクルクル踊ってとてもほほえましい状況であった。
最後は「Bamboleo」でがっちり締めて終了。
野外なので近所迷惑にもなりかねなかったが、祭りの関係者がOKを出してくれてアンコールにも対応。
「Vamos a Bailar」で最後は盛り上げた。

小さな商店街の心温まるイベントに今年も熱い一滴を注ぐことができた。
また来年も参加したい。

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2005年08月20日

横田基地 Friendship Festival 2005

8月の後半のライブと言えば毎年恒例となった横田基地日米友好祭でのライブ。
今年も縁あって出演させていただくことになった。

今年の友好祭は8月20日21日に開催されるのだが、GGの出番は20日のお昼のステージに決まった。
しかし直前になってこの日はリードボーカルのKGが本業の仕事のためどうしても参加できないということが判明し、急遽他のメンバーでボーカルを担当するセットリストを考えることになった。

さて、当日。
例年のように暑い。なぜか友好祭の日は必ずといっていいほど晴れて蒸し暑い。
午前中にメンバーは横田基地の最寄の駅やライブの行われる第15番格納庫に直接向かうなどして集結した。
この日のメンバーはLuis、Paco、Perry、Kiko、Daniel、Marioの6人。
いや、正確に言うと7人だ。その理由は後述する。
KGのいないバージョンでのライブはいつぞやの渋谷のPink Cow以来だ。
あの時はいつもと違う雰囲気でライブが行われ、それはそれで新鮮さがあって楽しかったのを記憶している。

今回は新メンバーのDanielをメインにして、他のメンバーでボーカルをとることにしていた。

油断したら熱中症にかかりそうな格納庫内の隅っこに出演者用の小部屋が用意されており、そこでしばし待機。
冷房がきいていて天国のようだった。

メンバーのKikoはみんなより少し遅れて来たが、これまた毎年恒例の家族総出大作戦だった。
奥さんとかわいい息子3人が一緒だった。
去年は次男を背中におんぶして長男を前に立たせて演奏させていたが、今年は三男坊までいるので、さすがにおんぶにダッコはきついと見て奥さんが次男と三男を預かり、父親と長男(コードネームTonino)がステージ立つことになった。

時間が来たら軽くリハを行い、サクッとサウンドチェックを行う。
時間が限られていたのでのんびりもできずそのままライブに突入。
会場を見ると去年より広々していてお客さんもたくさんいるように感じた。
いつも会場のど真ん中に売店があってそれが視界の妨げになっていたので、それがとりはずされた今年はゆったりとした野外ライブのような雰囲気が漂っていた。

1曲目、「Alegria」というジプシーキングスのインストゥルメンタル。
リードギターのPacoが暑さで脳みそをやられた手品師のような勢いでギターを弾き、オープニングを飾る。
続いて間髪いれず2曲目は「Baila me」。
先だって来日した本場のミュージシャンのライブとおなじような展開だが、決してパクったと言うわけではない。
お手本を参考にさせていただいたということだ。

「Baile me」の最初でボーカルのDanielがスペイン語交じりにMCを行い会場を盛り上げてくれた。
後で聞いたところによると、それは彼が密かに敬愛している玉置何がしというミュージシャンのMCをパクッた、いや参考にさせて頂いた結果の産物だったらしい。本人は「はずした!」と言っていたが会場の各所でどんよりしたざわめきが沸き立ったので、少しは盛り上げに成功したと言っていいだろう。
Danielはこのようなライブで歌うのはGGにおいては初めてだったのでいささか緊張していたが、まずまずのデビュー戦といったところだった。

次の曲は「Djobi Djoba」をなぜか私Luisが歌った。モニター音があまり聞こえなかったためひょっとして音程を外していたかもしれないが、最後は暖かい拍手を頂いたので良しとしよう。という言い訳じみた自己評価をしておこう。

続いてはMarioが歌う「Un Amor」。
独特の透き通った声でいつものKGが歌う土臭さとはまた違った響きがあり、演奏していてもフレッシュな気分になった。

続いて再びLuisがボーカル。曲はオリジナルの「BienVenido!」。通常は景気をつけるためライブの始めにやる曲だが、そんな決まりはない。基本的にどんな曲もやりたい時にやればいいのだ。

続いておなじみMarioの「Inspiration」。しかし今回はおなじみバージョンではなく「KEMA」バージョン。
これがどういうことか知っている人はかなりマニアックな人だろう。
ちょっとアレンジを加えて途中から本来のメロディーに戻るという流れだ。これも演奏者側にしてみれば程よい新鮮さを感じることができた。

さて、あとはDanielオンステージ。「Volare」「A mi Manera」「Bamboleo」を立て続けに演奏。
いつもの雰囲気とは一味違う「間」があったり歌い回しが少し変わっていたりで、これまたスリルがあり面白かった。
今後も機会があればDanielにもっと歌ってもらうことになると思う。

無事ライブも終わりステージを降りる頃には汗びっしょり。シャツを絞ればジャーと液体が流れそうだった。

ステージを見ていた人に感想を聞くと、「いやーよかったよ。あの子かわいいね。」「ちゃんとギター弾いて歌ってたね、男の子。」

っておい!そっちかよ!
Toninoが観衆の注目を集めたことは間違いない。彼も将来は次世代ジプシーバンドを担う先駆者となることだろう。
何はともあれいつもと雰囲気の違うライブを楽しんだ後にビールを飲みつつ大味なアメリカンステーキをほおばるメンバー達。
今年もこのステージが終わると夏もあと少しという感慨深い気持ちになってしまう。

来年も出演することが出来たら密かな野望がある。それは来年のお楽しみとしよう。

投稿者 gipsygroove : 23:14 | コメント (2) | トラックバック

2005年08月12日

森のビアガーデン・ライブ

05081201.jpg前回8月3日のビアガーデンに続き、今回もキリンビール系のビアガーデンでの演奏依頼があった。
場所は神宮・森のビアガーデンというところ。
シーズンオフはなんの変哲もない広場になっているのだが、夏になると設備が整えられ、木々に囲まれた心地よいビアガーデンと化す。

前回の会場に比べ広さも倍増。満員になると900人ほど入るという大型酒宴場だ。
ライブの事前打ち合わせではこのテーブルをくまなく演奏して周ってくれと頼まれていたので少々の戦慄が走ったが、逆にとことんまでやってやるという気合がみなぎっていた。

しかし当日。朝から天気が悪く予報によると都内は夕方から雨が降ると容赦なく伝えられていた。
雨天中止だったので半分諦めかけていたが、どっこい主催者側からライブ決行の知らせが入り、予定通り現場に向かう結果となった。

本日のメンバーは偶然にも前回のビアガーデンと同じ面子(KG、Luis、Perry、Kiko、Daniel、Mario)。
集合してからゆっくりする時間もなく、準備ができたらすぐに仮説のステージでの演奏を頼まれた。

木々に囲まれているため蚊の襲撃は免れなかった。
サンダルで来てそのままライブに臨もうとしていたLuisの足元は既に蚊の格好の着陸ポイントとなっていた。
まあ仕方がない。気にしないで行こう。

夜7時に軽く3曲ほどデモンストレーションで演奏し、7時半から本番。
キリン淡麗のCMでおなじみだった「Volare」など景気よくぶちかまし、観衆の注目を得た。
KGが「これからみなさんのところに流しで参ります!」と叫ぶと各方面で反応あり。

05081202.jpgリアクションのあったお客さんのところを優先的に周り、1曲ずつ演奏をプレゼントした。
その後は各テーブルを1曲に数テーブルずつ流して、広い会場中を練り歩いた。

心配されていた天気が途中ほんの少し崩れかけてうっすら雨にぬれたが、運よくそれもすぐ止み、ほぼ全体的に曲を聞かすことに成功したと思う。

一通り流しが終わったらまたステージに戻り、最後は「A mi Manera」とやはり「Volare」でシメ。
通常こういう場所ではこのまま終わりになるのだが、どこからともなくアンコールを頂き、予想外の展開に少し躊躇するメンバーではあったが、途中にリクエストをもらっていたMarioの「Inspiration」を演奏することにした。
しっとり聞かせて最後は「Vamos a Bailar」でヒートアップ!
我慢できずにステージまで来て踊り出す女性まで現われた。ステージ付近まで接近するお客さんも多く、いつものライブのノリで終わらせることが出来てラッキーだった。

終了後、まかないのビール&焼肉をほおばっていると、またしても別のところからリクエストが来て、急遽出張演奏。
途中から来たお客さんだったのだろうか。とにかく最後にまた盛り上げることができてよかった。
ビアガーデンのスタッフ達もノリがよく一緒に歌ったり踊ったりしているのを見て、なんだかうれしくなってしまった。

雨も結局最後まで降らず、無事にビアガーデンライブ終了!
今後もこういうライブは夏の定番にしたいものだ。


キリン・ダイニングの皆様、音響の太陽倶楽部レコーディングスのみなさま、どうもありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願い致します。m(__)m

投稿者 gipsygroove : 23:06 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月06日

カレッタ汐留・ビアライブ

ほぼ3ヶ月に一度出演しているカレッタ汐留の野外ステージ。
8月の一ヶ月間はステージのある広場がビアガーデン風に模様替えされ、幾つかの屋台と客席&テーブルが設けられ、道行く人々のノドを潤してくれる。
そしてステージも特別仕様だ。
いつもの大地のステージではなく、ちゃんとした高台が設置され、照明などもばっちりだ。

夕方からのライブだったのでメンバーはゆったりとそれぞれの登場の仕方をした。

意外だったのはKGが一番早く着いたことだ。
集合時間の3時にぴったりと彼はやってきた。
いつぞやの失敗はもう許されない。そういうことを意識しての行動だろうか。
他のメンバーも若干の遅れはあったものの、無事にたどり着いた。(メンバーはKG、Luis、Paco、Perry、Daniel、Tino、Mario)

夕方の4時半から演奏開始。
自分らのステージの前にも他のバンドが出演しているため、セッティングの時間が30分しかとれずかなりあわただしい中でのライブスタートとなった。
一回のステージは約30分なので、だいたい7曲くらいだろうか。
まずはノリのいい曲を順繰りに演奏していった。

第一ステージの最後は「A mi Manera」。
今回は一番をDanielが歌い、2番以降をKGが歌うというささやかな趣向を凝らした。
Danielは緊張したというが声もよく出ていたし、今後もこういうスタイルでやってみたいと思った。

それにしても30分と言う時間はあまりにも短い。
ビールを飲みながら見ていたお客さんも、これではイマイチのりきれないだろう。
こういうステージでは我々のようなノリノリ系よりしっとり聴かせる系の方がいいのかもしれない。

ステージのわきっちょにDJブースがあり、ラジオパーソナリティーのようなお姉さんが粋なDJプレーを披露していた。
演奏の合間にリクエスト曲をかけ、会場を盛り上げていた。
だが、道行く人々の絶対数が少なく、なんとなく盛り上がりに欠けていたのが残念だった。

さて第2部はMarioが弾く「Moorea」でしょっぱな勝負。
先日のChico & the Gypsiesのライブでこの曲を高速で演奏していたのを見て、自分達もやってみたいと思った。
演奏自体はよかったのだが、PAに異常が発生し、ハウリングの嵐だった。ギタープレイが完璧だっただけに非常に残念。
実はMarioのギターがコンデンサマイク内臓で、それがモニターアンプと共鳴してハウッてしまったようだ。これも事前にチェックが必要だったが致し方ない。

ライブは続いていき、あまりやったことのない「Maria」という曲も演奏。
これもChico & the Gypsiesの曲だが、彼らはライブでやっているのを聴いたことがない。とてもいい曲なんだが。
というわけで自分らで演奏してみた。

最後は「Djobi Djoba」や「Bamboleo」という王道でシメ。

最後まで見てくれたお客さんはもう少し演奏すれば踊りだしてくれそうな気配だったが、あえなくタイムアップ!
こういう状況下の演奏なのでしかたない。

余談:
帰り際に屋台でビールやつまみを買って夏の夕暮れを満喫するGGメンバーおよび関係者達。
今日はPaco夫妻が赤ちゃんを連れてきたので注目を浴びていた。
小さい頃から音楽を聴かせいろんな人たちに触れさせることで心豊かな女性に育っていくことだろう。

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2005年08月03日

キリン・ビアビレッジ演奏

05080301.jpg去年に引き続き今年もキリン・ビアビレッジでの演奏を依頼された。
場所は横浜は生麦というところにあるキリンビールの敷地内にあるビアガーデンだ。

おりしも夏の真っ最中。昼間はカンカンに晴れ、夜はその熱気が保たれ、人々は涼を求めてこのビアガーデンにやってくる。
ここはバーベキューガーデンとも呼ばれ、焼肉を楽しみつつ出来立ての生キリンビールを飲むことができるため非常に人気が高い場所でもある。
案の定、我々のライブを知ってか知らずか、夕方頃からかなり多くのお客さんが来場し、うまそうに麦酒をノドに流し込んでいた。
聞くところによるとほぼ全席予約が満杯で当日予約無しはかなり難しい状態だったそうな。

さて、そんな中GGのメンバーはポツポツと現場に集合。
今日のメンバーはKG、Luis、Perry、Kiko、Daniel、そしてMarioだ。

ガーデン内にある建物の中に控え室があり、そこで待機。
音響の方からの指示で時間が来たらサウンドチェック、リハーサルを行い、少し休んだ後本番。

最初はバーベキューガーデンを見渡せるようなステージで3曲ほど演奏した。
去年やった場所と同じなのでなんとなく要領は得ていた。

キリンビールといえば「Volare」。
つかみの曲でガツンと演奏し、聴衆の注目を誘った。

たまに「えー!?あの発泡酒のCMで演奏していたのはあなた達ですか??」と言われることがある。
こういう場合は否定はせずに「似たようなものです。」と応えることにしている。
まあ、似たようなものだ。

ステージの演奏のあと、次は建物の中に入って2階部分に渡り廊下のような場所があり、その左右で演奏。
ここは生演奏で客席を見下すような体制だったので恐縮しつつも力いっぱい演奏することにした。
お客さんとの距離が離れているためちゃんと聞こえているのかどうか心配だったが、下で見ていた人に聞いたら意外とよく響いていたらしい。
しかし生演奏のときは見ている人ともっとコミュニケーションをとりたいところだ。

そこで、休憩を挟んで次に野外のバーベキューガーデンで客席の流し演奏。
大小様々のテーブル演奏しながら周る。一曲2〜3テーブルを目安に巡っていった。
それぞれの席でそれなりのフィーバーが発生するも、時間に制限があったためじっくり聞かせることが出来ずにやや不完全燃焼気味。

最後に再びステージに戻って3曲+アンコールで1曲演奏。
最後にまたVolareを演奏するとお客さんの何人かが踊りを披露してくれてライブの最後を盛り上げてくれた。
時間が限られていたのでなんだか中途半端な終わり方になってしまったが、上手くまとまってよかった。

ライブ後、メンバーのためにビールと焼肉など食べ放題・飲み放題が用意された。
実はこれが楽しみで来たメンバーも少なくない。
一通り宴を楽しんだ後、まだ演奏し足りないとウズウズしていたメンバー達に一仕事依頼が入った。

会場の隅っこの方で遅くまで残っていたお客さんたちがいたのだが、彼らに特別に演奏をプレゼントすることになったのだ。
なぜなら、その一団はキリンダイニングの社長さん他、このビアガーデン関連を取り仕切る関係者の方々だったから。
今年もお誘い頂きありがとうという感謝の意をこめて、「Un Amor」と「Bamboleo」を演奏。
結果、大満足して頂き、今後につながったのではという感触を得た。
バンドメンバー達もこれで完全燃焼できたようで◎。

次回は8月12日にまたキリン関連のビアガーデンで演奏あり。
今度は流しがメインになるので気合を入れて臨まねば!

投稿者 gipsygroove : 23:31 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月14日

全員集合!Pink Cowライブ

GGのメンバーは過去に多少なりとも変動があった。
この春もギターのDiegoが韓国転勤のため一時脱退。紅一点のSayaも事情により脱退。
毎回限られたメンバーでライブなどを行っていたが、そろそろメンバーを増やしてもいいのではと考えた。
そこでLuisの古くからの友人でフラメンコつながりでもあるDanielをメンバーに迎え入れることに決めた。

彼とは何度か遊びでセッションをしたことがあったが、以前からジプシーキングスの音楽にも興味を持っていたようで、機会があれば一緒にやってみたいと思っていたのだ。

南米系のハーフであるDanielは見た目も外人っぽく、スペイン語も得意。フラメンコのギターやカンテにもある程度精通しており、Gipsy Grooveとしても彼は貴重なメンバーとなっていくことが予想される。

さて、そんな彼のGGライブ・デビューの日がこのPink Cowライブの日だった。
おりしもこの日はニューアルバムのジャケット用写真を撮影するためそのほかのメンバーにも全員来るように声をかけていた。
特に問題なくライブ開始前にはメンバー全員がそろっていた。
これはかなり珍しい現象だ。
ただ、平日の夜ということで普段会社に勤めているメンバーにとっては家庭に内緒で「仕事」と偽ってライブに参加する傾向があり、かえって土日よりメンバーが集まりやすいともいえる。

Pink Cowでのライブはメンバーの人数にも波があるが、お客さんの数にも波がある。
ひどいときは5〜6人しか観客がいなかったこともあったが、この日は運よくものすごくたくさんのお客さんが見に来てくれた。
フルメンバーだしお客さんの勢いもあってライブはしょっぱなから好調に流れていった。

新メンバーのDanielはまだ曲を覚えていないということで2部の最後の方に出演してもらうことにした。
彼はフラメンコのステージでもRumbero(ルンバ・フラメンカの歌い手)として出演していたこともあり、スペイン風の明るいノリのルンバも何曲か知っていた。今後GG風にアレンジしてライブでやってもいいかもしれない。

さて、2部の最後の方、いよいろDanielの登場だ。
とりあえず彼が知っている曲で「Arrinconamela」と「Volare」を歌ってもらった。
初めて聞く彼の歌声に客席からも黄色い声援が送られた。
まだ高音を出すのになれていない面もあるが、今後もいろいろレパートリーを増やしてKGとともにボーカルを彩ってもらいたい。

ライブ終了後、冒頭でも述べたとおりアルバムジャケット用の写真を撮るべく表の広場へ。
今までフルメンバーではろくな写真がなかったのだが、今回はなかなか渋い全体写真を撮ることが出来たと思う。
これをジャケットに活用するかは検討中だが、今後フライヤーなどでも使って行きたい。

写真撮影後、再び屋内に戻り、余った時間で流しライブ。
Danielが歌うコーヒールンバがなかなかよかった。この曲は割りとメジャーだし、今後GGのレパートリーとして追加してもいいかなと思っている。
このときジャズミュージシャンのマイケル後藤さん(前回の大分で知り合ったフラメンコアーティスト後藤マリさんのだんなさん)がフルートでセッションしてくれて、まろやかなハーモニーをかもし出していた。

メンバーが全員そろうことはめったにないが、久々の全員集合で楽しい夜のフィエスタとなった。

投稿者 gipsygroove : 23:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月05日

葉山・空屋(Solaya)ライブ

あるツテで葉山(正確には横須賀市の北端)にあるエスニックなカフェバー「空屋」(Solaya)というところを紹介され、今回ライブをする機会に恵まれた。

最寄の駅は逗子だったが、そこからもかなり離れていて、都内から電車やバスなどを乗り継いでくるには大変な場所だった。
しかし海に面した小高い丘の中腹に店があり、中からは一面オーシャンビューというすばらしい環境だった。

6時半開演予定だったが、メンバーは早めの4時入り。
私Luisは大磯から原チャリで葉山まで行ったのだが、時間計算を誤りだいぶ遅刻してしまった。
着いた頃にはリハーサルも始まっていて準備万端と言ったところだった。

メンバーにあてがわれた控え室は宿泊用の和室でもあり、トイレや風呂も完備していた。まるでどこかの旅館に来ているようだった。
ライブまで時間があり、フランスの土産話などをしたりギターを弾いたりのんびりしたりした。

場所柄少々客の入りも少なめだったが、わざわざ遠くから来てくれた馴染みのお客さんもいてありがたいと思った。

約1時間押しの7時半ライブ開始。
薄暗い照明の中、激しいルンバで演奏スタート。
音響も専門のスタッフがいてとても充実したサウンドだった。
暗くてよく見えなかったが、お客さんも次第に乗ってきたようだ。
サウンドも良く、お客さんもノリがいいとこちらも楽しくなってくる。
あっという間に一部終了。

休憩後2部スタート。
さきより一段と暗闇度が増し、まさにジプシーナイトだ。
気のせいか、辺りが暗いと妙な高揚感が湧いてきて自然と演奏にも力が入った。
こんな状況で酒でも飲みながら延々と音楽をやっていたら、トランス状態に陥ること必至かと思われた。
しかし、ここは日本。
帰るべき家がある人たちは帰らなくてはいけない。
ライブは時が来たら終わらせなくてはならない。

2部の最後は「Buenas Noches」。
想定内のアンコールで「Bamboleo」、想定外のアンコールで「Vamos a bailar」を演奏した。最後はみな総立ちでライブを楽しんだ。
その後もアンコールを頂き、生ギターで客席を回ることにした。

本場のジプシーたちはここからが本領発揮となる。
いわば、これからが本番。
メンバーは競って歌を歌い、ギターをフルパワーで奏でる。
全て同じようには行かないが、GGも少しずつ本場の勢いを身につけていると思う。

最後は演奏しながら階下の控え室へ帰っていった。

メンバーはライブ終了後に帰っていく者もあったが、風来坊のLuisと荒くれ者のPerryはこの日このまま居残ることにした。
このお店のゆったりとした雰囲気と、心和む空間がどうにも心地よい。
すぐに帰ってしまうのはもったいないと考えてしまうのだ。

お客さんの中でも帰らずに残っていた人がいて、一杯やりながらダラダラと談笑したりした。贅沢な時間とはこういうことだ。

あとで聞いた話だが、ライブのある日はミュージシャンのために宿泊可能だと言うことだった。前もって分かっていればみんなで一泊できたかもしれない。

また夏にでもライブをやりたい、いいお店だった。

投稿者 gipsygroove : 00:23 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月14日

カレッタ汐留ライブ

通算4回目くらいのカレッタでのライブ。

しかしここに来るたびに巨大なビル郡に圧倒されて、道に迷ってしまうのは私だけだろうか?
近未来的な汐留の街並みを横目にようやくカレッタの広場にたどり着いた。

もともとこのイベントはカレッタの親会社である電通の主催で、劇場で公開されている劇団四季の公演の宣伝もかねているらしい。
なるほど、写真を見ると後ろに「オペラ座の怪人」の広告がイヤでも写ってしまっている。

まあ、そういう裏づけがあるにしても、こういう場所で大っぴらにライブができることは光栄である。

しかしまあ、今日はなんだか寒かった。
天気予報は3月下旬の寒さと伝えていた。
よりによってそりゃないよ、と思ったが、以前12月とか1月とかに外でライブをやっていたことを考えるとたいしたことはない。

今日はGGのメンバーのほかにバックダンサー2人を従えライブに挑んだ。
最初のうちはこの寒さのためか、お客さんもまばらだったが、演奏を続けていくうちに、あちらこちらから見に来てくれる人あり。
公認ライブと言えどストリートと同じ感覚なので、道行く人も足をとめて見て行ってくれるのがうれしい。

KGは気温の変化でまた風邪っぽくなってしまい、若干歌に支障を来たしていたが、全体ではまずまずの出来だったと思う。
野外ではベースとパーカッションも加わると心強い。

投稿者 gipsygroove : 23:58 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月05日

子供の日ライブ@芝山仁王尊

千葉県のど真ん中、成田から南に下ったあたりに芝山というところがあり、少し奥まった森の中には芝山仁王尊というお寺がある。

そのお寺はイベント寺としても有名で、寺のシンボルである三重塔の前で数々のライブが催されてきた。
過去にジャズやサルサ、サンバなどのバンドが出演し、それぞれ好評を得てきたという。
お寺のライブと言ってもここの住職は妥協せず、ちゃんとした音響の業者をつかっており、サウンド面でもこだわりがあるようだった。

今回はその住職から直々に声がかかり、Gipsy Grooveの出演がとんとん拍子に決まった。
実は去年の夏にも同じように声をかけられたのだが、タイミング悪く機会を逃してしまったのだ。
再びチャンスが巡ってきて、ようやく実現することができ、メンバーもそれぞれこの日を楽しみにしていた。

おりしも今日は五月五日のこどもの日。
去年子供が産まれたKGとMasatitoはファミリーで寺を訪れた。
他のメンバーも続々到着し、お寺の本堂の脇にある控え室でとりあえずくつろいでいた。

KGの息子はこの日メンバーに初お披露目だった。
ところでGGメンバーの息子たちはそれぞれ勝手にコードネームがつけられていたのが、KGの息子はまだつけられていなかった。
しかしこの日に発表すると内緒にしていたKGはおもむろに息子を抱きかかえ、服を脱がせてある衣装に着替えさせた。
まるで金太郎のような赤い前掛けには○康(マルコウ)と書かれていた。
KGの息子の本名は康太郎というのだが、それにちなんで、「Marco」とKG自ら名づけたという。
なるほど、「母を訪ねて三千里」の主人公と同じ名前だ。

ちなみにMarcoより約1ヶ月早く産まれたMasatitoの息子は「Golfo」というコードネーム。
なんだか強そうだ。両国に住んでいるだけあって、がたいがいい。
将来はどこかの部屋に入門させよう・・・と勝手に想像している。(by Luis@大相撲ファン)

さて子供たちへのノロケ話はこの辺にしてライブレポート!

午後2時の演奏スタートを前に三重塔の前の広場には既にたくさんの人たちが大人しく席についていた。
たまに寺の鐘がゴーンと鳴り響き、妙に厳かな雰囲気が漂っていた。
このような空間でジプシールンバはどのように聞こえるのであろうか。

住職の挨拶があり、その後すぐに演奏スタート。
若干音響上の不具合はあったが、すぐに持ち直し、いつもどおりの勢いで演奏ができた。
おなじみのGGオリジナルソングやジプシーキングスのカバーなどを演奏して、6曲目で一旦区切りを入れ、10分経過後、第二部開始。

比較的明るくアップテンポな曲を演奏したのだが、こういう場所ではMarioが弾く「Inspiration」が一番マッチしていたように思う。まあ他の曲でもギターの音色が境内にこだまし、日本古来の建造物とジプシーの荒削りサウンドが心地よい不協和音を発して、不思議な空間を生み出していたと思う。たぶん。

お客さんの層は場所柄やはり年配の方々が多く、最初はちょっとぎこちない雰囲気だったが、KGの気のきいたMCで雰囲気も和らぎ、ライブの終わりの方はみなさんノリノリ状態になっていた。
「ちょっとモミ手のようになっている人がいますが、演歌じゃありませんのでちゃんと手を弾いて下さいね!」と軽くパルマのレクチャーも催し、笑いも発生させることでリラックスムードを増長させた。
そんな中、最後の曲「A mi manera」も演奏し終わり、大きな拍手に包まれた。
ありがたいことにアンコールも2曲分頂き、最後まで楽しく演奏することが出来た。
最後に住職の神妙なあいさつがあり、ライブも無事終了!
いつもとはちょっと違う環境でのライブだったが、お客さんもメンバーも楽しいひと時をすごすことが出来、満足のいく結果となった。

ライブ後も控え室でのんびりし、時間のあるメンバーは近くの古民家を改装した「仁王尊カフェ」という場所でおいしいコーヒーを頂いたりした。

今回のイベントにお誘い頂いた住職に感謝するとともに、「お寺と音楽の融合」を実現させた行動力というか揺ぎ無い好奇心に感服。
また機会があればこういう場所でやってみたいと思いつつ、メンバーはそれぞれ帰路へ。

投稿者 gipsygroove : 23:39 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月03日

横浜・関内大通公園ステージ出演

5月の連休真っ只中、行楽でにぎわう横浜は関内駅そばの大通り公園。
細長く伸びる公園内ではフリーマーケットが開催されており、たくさんの人が行き交っていた。

公演の駅に一番近いあたりは石の広場と呼ばれ、大きな石段とステージがでーんと構えていた。

今日はその広場での演奏。
おなじみのフラメンコグループ、Fiesta de Noche(以下FDN)との共演でもあった。

昼頃メンバーは続々到着して、セッティングなどを行い、軽くリハーサルもやった。
一時からはまずFDNの出番。いつものメンバーの他に新メンバー(?)も初参加でそれぞれ華麗な舞を見せてくれた。
ギターはPaco、カンテはKGが担当した。

FDNはどこかのフラメンコ教室のしがらみなどなく、自由なスタイルであちこちで活動している。
自由にやりたいことをやる、というのが本来の楽しみ方だし、GGとの共通点でもあると思う。

FDNが終わったらそのままGGの演奏スタート。
天気も良く晴れ、熱気を帯びてきた。
多少音響上の不具合はあったが、のびのび楽しく演奏できた。

第一部は短かったのだが、午後3時からの第二部は時間無制限という指令を受けた。
さきよりオーディエンスも倍増したように思えた。
さきほどと同じようにFDNがフラメンコショーを行い、GGがその後に演奏という流れ。
ふと見るとお客さんも家族連れが多く、ちびっ子たちもステージに上がってきて奇妙だが可愛げのあるダンスを披露していた。
過去に何度も例があるが、ジプシールンバはちびっ子たちのハートをわしづかみする傾向にある。
ギターの音色とリズムに刺激された子供たちは、突如としてなりふり構わず踊りだす。
NHK「おかあさんといっしょ」と通ずるものがあるのであろうか。

最後までずっと見てくれたお客さんもいて、うれしい限りだ。
フラメンコとのコラボレーションはメリハリがあって、このようなステージではウケがいい。
今後また機会があったらこういうステージでやってみたい。

投稿者 gipsygroove : 23:35 | コメント (4) | トラックバック

2005年04月23日

鎌倉組→国立部隊へ合流

GGのライブなどで同日に予定が重複することが過去に何度かあったが、今回もその例だ。

昼過ぎに鎌倉の七里ガ浜にあるプリンスホテルで結婚式の披露宴パーティーにて演奏の依頼があった。
そして夜には国立のライブハウス「はっぽん」で久しぶりのライブ。
バンドとしてはライブを優先させたいところだったが、結婚パーティーの方もメンバーKikoのツテということでないがしろにせず、うまくメンバーの予定を調整して引き受けることにした。

まず「はっぽんセッティング部隊」と「鎌倉組」に分けて、別々に行動。
鎌倉組(KG、Luis、Perry、Kiko)は予めKikoが立てておいたプランに沿って早めに大船に集合。
大船からモノレールに乗って少し行ったところにKikoのおばあちゃんちがあるのだが、そこで昼食などを頂き、力をつけてから演奏に臨むことにした。
プリンスホテルがあるところはまさに海沿いのオーシャンビューポイント。
到着してからあんまり時間がなかったのだが、無理やり浜辺まで降りて、ちょろっと練習することにした。
しかし2曲くらいやってからすぐホテルに戻らなければ間に合わない状況だった。
せっかくこんなにいい天気なのに海でのんびりできないのももったいなかったが、ここはちゃんと「仕事」をこなさねば。

ホテルに戻って衣装に着替え、新郎新婦らが待つ部屋へGO!
海が一望できるさわやかな小部屋で、親族だけのパーティーだったみたいでこじんまりとした雰囲気だった。
早速演奏を始めるが、みなさん既に出来上がっていたようで、終始楽しい空気を漂わせて演奏することができた。
はるばる鎌倉まで来た甲斐があるというものだ。

少しホテルのロビーで休憩してからいざ鎌倉へ!ではなくて、いざ国立へ!


「はっぽんセッティング部隊」のMarioとTinoが夕方6時ごろにはライブハウス入りして準備をしてくれていた。
鎌倉組(Kikoは途中で離脱)は電車で爆睡しながら体力を回復させ、国立へ着く頃にはいつものライブに挑むノリであった。

さて、今回のライブはちょっと新曲をやったりする関係でやや不安な面もあった。
そこで本番前に近くのカラオケ屋で集まってみんなで練習することにした。
残りのメンバーのPacoとMasatitoも合流し、久々のまとまった練習をすることができた。
しかし何もせずに本番に望んでいたら危なかったことが結構あった。やはり事前のリハは大事だと改めて悟った。

さて、ライブ本番。
久々にも関わらず、お客さんもいっぱい来てくれてよかった。
お馴染みとなりつつあるスタートソング「Bienvenido!」から演奏を始め、GKのカバーやGGオリジナルを交互に織り交ぜて演奏。
第一部の最後のほうに新曲の「Mas Amor」を披露。日本語のラブソングだ。
歌の歌詞と現実とのギャップがあるが、私Luisめが歌い申し上げた。
歌詞を作ったのが一年くらい前だったと思うが、そのときの気持ちがこめられているんだが、今は昔という感じだ。
しかし日本語はストレートすぎて難しいな。スペイン語の方がある意味気が楽だ。

休憩をはさんで第二部。
ライブでは初めてやる「Maria」というChico & the Gypsiesの曲からスタート。
ちょっと怪しいところもあったが、ノリのいい曲なので今後ライブでもやっていこう。

何曲かやって、次にまた新曲。「Noche de Partida」(旅立ちの夜)というミドルテンポの曲。
これもKGがまだ歌いなれていないということでLuisがボーカルをとった。
最初のアルペジオが特徴的なのだが、歌とギターを担当したのでどちらも集中できずにボムった。
とにかく練習あるのみだな。まあ、今後のGGの定番ソングとなっていくだろう。

その後、聞き覚えのある曲をいくつか演奏し、ラストは「Buenas Noches」。
パルマの裏打ち講座でお客さんとの一体感を増幅させ、終わったら自発的アンコール。
気分がノリノリの時はお客さんからのアンコールを待つことなく、自らアンコールを発する荒業である。
これがいいのか悪いのか分からないが、お客さんも大喜びだったのでよしとしよう。

「Bamboleo」「Vamos a Bailar」という固定パターンに従ってライブ終了。
この日はメンバーもみな割と元気で「鎌倉組」もさほど疲れを見せずにライブを楽しむことができた。
はっぽんライブはこれで「十八本目」らしい。まさにGGの育てのハコである。
昔と少しは状況が変わってきたが、今後もこのライブハウスでの演奏は楽しみだ!

投稿者 gipsygroove : 23:23 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月20日

中目黒・楽屋ライブ

最近のGGの都内でのライブはあるジンクスがつきまとっている。
それは「雨」。
ここ3回ほどの渋谷「Pink Cow」ライブどれも全て雨、あるいは雪。
なんの因果か知らないが、タイミング悪い。

そして迎えた中目黒の楽屋(らくや)でのライブ。
やはり天気は雨。うーん、絶妙なタイミングだ。

まあ、天気はどうあれライブは楽しもう。

今回のライブは私Luisの友人でミュージシャン兼デザイナー兼料理人でもある黒澤氏から対バンライブの誘いを受け実現したものだ。
黒澤氏の所属する「旅心音楽団」というバンドはこの楽屋に以前何度か出演しており、今回は特別編としてGGもゲストとして出演するというものだった。

セッティングや軽いリハなどを終えて、夜7時半にまずはGGのライブがスタート!
あいにくの天気にも関わらず予約して来て頂いたお客さんもいて、演奏にも気合が入る。
お店の広さも狭くも無く広すぎもなく、ちょうど良い頃合だった。
何よりも、お店の店長であり音響担当でもある方が元ブルーノートの音響エンジニアだったというのが心強い。
いつもはMarioがGG所有の機材を巧みに操作してセッティングするのだが、今回は店長さんが全て設定してくれたので、演奏する側としても非常に楽だった。もちろんサウンド的にも申し分なかった。

2部構成で、一部がGG、二部が旅心音楽団という流れだったので、それぞれ演奏時間も1時間以内。
それにあわせてセットリストを組み、割とオーソドックスな曲の展開になった。
よくあることだが、ボーカルでMCも担当するKGがラストの曲ということを告げずに曲をスタートさせ、曲が終わってから
「すみません、今のが最後の曲でした」
というズッコケ発言を披露し、自発的にアンコールを求める結果となった。
まあ、これは会場の雰囲気を和らげるためのKGの密かな作戦かもしれないが、定かではない。

ともかく楽しい雰囲気でGGのライブはひとまず終了。

続いて旅心のみなさんのライブ。
世界中のあらゆる楽器を自由自在に操る黒澤氏の本領発揮だ。
メンバーはギターとパーカッション&カリンバの合計3人。
「いつもはもっとメンバーが多いんですか?」
とギターの人に聞いてみたが
「おれも良く分からないんだよ。今日やる曲もよく分からない」
ということだった。
黒澤氏の思い描く音楽世界に二人のミュージシャンがサポートするというような感じだろうか。
アラブ風の曲あり、ケルト風の曲あり、アフリカっぽい曲あり。
聴いていると異次元空間にワープしてしまいそうな不思議な音楽だった。

さて、GGの出番が再びやってきた。
実は第二部の最後に旅心のみなさんとセッションするというオマケつきだったのだ。
曲はユダヤ人の曲とアフリカのヒットチューン。
ライブのインターバルの時に少し打ち合わせて本番に挑んだが、何とか形になってよかった。
ジプシールンバでは二つのコードでやってしまう曲があるが、このユダヤの曲はなんと一つのコードで終始していた。
アフリカの曲も明るい歌で、ライブ終了後も耳に残った。
最後に出演者全員であいさつしてライブ終了!

こういう他のミュージシャンとのセッションはいつもと違う雰囲気を味わえて楽しい。
また機会があったらやってみたい。

余談だが、ライブ終了後にお客さんから「流し」の依頼が。
KGは用事で帰ってしまったので、Luisがボーカルをとり各テーブルを周った。
最近はこの「流し」も定例化しているなあ。

投稿者 gipsygroove : 23:43 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月23日

平日の夜ライブ、その心は

渋谷のPink Cowでのライブ。
もう何回やったか数えられないが、いつも平日の夜がお決まりのパターン。
平日の夜、それが意味するところは、メンバーはみんな仕事帰りにライブをやるということ。
そう、Gipsy Grooveは言わずと知れた(?)労働者バンドだ。

いつもは車で悠々と音響機材を運んで参上する私Luisも、この日はちょうど仕事で朝から都内に出ており、乗り慣れない満員電車に揺られたため調子が下向きであった。
機材はMarioに運んでもらい、他のメンバーも順次Pink到着。

KikoやDiegoも仕事帰りに駆けつけてくれたのだが、ギターを持っていない!
KGも持病の咳がまだ止まず、苦しみもがいていた。

こんな状態でライブができるのかと思うが、始まってしまえばなんとかなる。
いつものノリで順調な滑り出し・・・

しかしなんだかみんな仕事の疲れか集中力の欠如か、コードを間違ったり歌を忘れたりなど、イージーミスが目立った。
セットリストもその場その場で考え、ちょっと流れが悪かったかな。

しかしそれでも見に来てくれるお客さんがいる限りは下手なこともできない。
休憩時間の「流し」タイムもばっちり決め、2部も気合で乗り切った。

最後はいつものように「Vamos a Bailar」でアンコールに応え、お客さんにダルブッカを叩かせたりしてみんなで盛り上がることができた。
う〜ん、しかし!「終わりよければすべてよし」と言えども、ちょっと反省点が残るライブとなった。
今度はみんな万全の体制でライブに臨みたいところだ。

投稿者 gg-luis : 23:55 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月03日

フラメンコ&ジプシールンバ★横浜MSCライブ

フラメンコ舞踊集団「Fiesta de Noche」(略FDN)とのコラボレーションライブは過去に何度かやったことがあるが、今回も横浜・伊勢佐木町にあるMSCというダイニングバーでライブが行われた。

前回もこのお店で同じようにやらせてもらい、大盛況だったが、今回も予約がたくさん入ってほぼ満員状態だった。
開演の夜8時にはすでに熱気ムンムンで、外との気温差もあるため窓ガラスが完全に白く曇ってしまった。

まず第一部はFDNのライブ。
フラメンコ教室は日本中たくさんあるが、そのどこにも属さず自由なスタイルでフラメンコを学び楽しむFDNのみなさん。
彼女たちはそういう「フラメンコの楽しさ」をみんなに知ってもらうべく、地元横浜を始め、あちこちでライブ活動を繰り広げている。
我々GGもそういう意味では似たようなところがある。(日本中どこを探しても「ジプシールンバ教室」というのが無い、という点では異なるが。)

Solea por BuleriaやAlegriasなどフラメンコのスタンダードな曲形式を華麗に舞い、観客を魅了していった。
カンテ(フラメンコの歌)はKGが担当。風邪がまだ治らないというが、いざステージに立つとそんなのどこ吹く風という感じ。

第二部はGGのライブだが、そのつなぎとして映画「VENGO」で奏でられたTangos por Rumbaの曲「Arrinconamela」でGGのギタリストたちが登場。マイクを通さず生演奏でバイラオーラたちの舞に味付けを施した。

ここでFDNとGGがバトンタッチ。
マイクセッティングなどを行い、いよいよGGのライブ開始。
メンバーはKG、Luis、Mario、Perryの4人だけ。他に何人か参加希望メンバーがいたが、いかんせん平日の夜は労働者にとっては自由がききにくい。そんなわけで仕事から脱出できずに参加できなかったメンバーもいた。

セットリストはGipsy Kingsの勢いある曲を中心に組んで、ノリノリの雰囲気を心がけた。
最初はMarioのギターソロで「Liberte」。途中でBuleriaのような3拍子のリズムが入る曲で、フラメンコっぽさも感じさせるナンバーだ。
その後は歌モノ連続で客席のボルテージを上げていった。
今回も踊りたくてウズウズしているお客さんたちばかりだったので、演奏者側も早く踊らせたくてウズウズしていた。
最後の数曲は踊らずにはいられないような曲(「Djobi Djoba」「Bamboleo」「Vamos a bailar」)を立て続けに演奏。
FDNのバイラオーラたちのノリの良さも手伝ってもはや店内はDiscoteca状態。
アンコールも頂き、本日二度目の「Volare」演奏。
盛況のままライブ終了。

最近はこういうノリノリ状態で終わるライブが多くなってきた。これも見に来てくれるお客さんの力によるものが大きい。
お客さんのエネルギーをもらい、パフォーマンスする側にも力がわく。とてもいい相乗効果だと思う。

ところで横浜はGGにとってもFDNにとっても発祥の地である。今後も横浜近辺でのライブをたくさんやっていきたいところだ。

投稿者 gg-luis : 23:54 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月26日

多摩センター・ふれあいコンサート

東京と神奈川の境にある新興都市・多摩センター。駅前には幾つかのデパートや百貨店が軒を連ねている。そのうちのひとつ、三越デパートの最上階・スカイラウンジが今回のライブの場所だった。
多摩センターは30年ほど前の高度経済成長のピーク時に作られた町だが、現在では住む人の割合も減ってきて全体的に高齢化が進んでいるという。なんとなく町に活気がない気がしたのはそのせいかもしれないが、何かイベントを催して人をひきつけるきっかけを作ろうと、毎月この三越デパートでコンサートなどが行われているという。
このイベントの主催者の方とは横浜でストリートライブをやっているときに知り合ったのが始まりで、今回の出演もとんとん拍子に予定が決まっていった。

この日の出演メンバーはLuis、Mario、Perry、Tino、そして病み上がりボーカルのKGだ。
会場はデパートの一般客が通る脇での演奏かと思っていたのだが、しっかりとしたステージと100席あまりの客席が設けられており、ちゃんとしたコンサートの体制がとられていた。
早めに来られるメンバーは早めに集まって機材などのセッティングおよびリハーサルを行った。
デパートの最上階にあるガラス張りのラウンジだったため、眺めは最高だったが、天気が悪く客足が途絶えるのではと心配していたが、いざ開場してみると次々とお客さんが入ってきて、ほっと一息。
しかし客層を見るとなぜか中高年以上、あるいはお年寄りばかり。このコンサートイベントは定期的に行われているため、常連の方もいるのだろう。ただ主催者の話によると、いつもはクラシックやジャズなどで、GGのようなジプシー系もしくはアコースティックギター系は初めての試みだという。

開演は午後5時。司会者の挨拶とともにステージで演奏開始。
最初の何曲かはお客さんもほぼ無反応で、対応に困ってしまったが、Marioが弾く鬼平犯科帳、もとい「Inspiration」で火がついたのか、それ以降の曲は暖かい雰囲気になってきて、演奏する側も気分よくできた。
MCはいつものようにKGが行った。病み上がりで本調子ではないんじゃないかと心配していたが、どっこい、いつも以上のノリで着実に会場の雰囲気を盛り上げていったのはさすがである。
「目指すは氷川きよしです」「ふれあいコンサートなので本当はじかに触れ合いたいのです」など客層を意識した冗談を交えて笑いもとることができた。
GGのお休みソング「Buenas Noches」ではお客さんにもパルマで参加してもらって、ちょっとしたカルチャー教室のような楽しさが味わえたのではないだろうか。
最後の曲のあと、アンコールの大合唱!それに応えて「Bamoboleo」でライブの幕を閉じた。
お客さんが帰るときも出口となるエスカレーター付近で生演奏を繰り広げた。「Baila me」という曲を演奏したのだが、そのサビの部分が「バイバイ…」と聞こえるのか、うまい具合に即席お見送りソングとなった。

なんとか無事ライブも終わって一安心。また機会があればやってみたいと思った。

投稿者 gg-luis : 23:34 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月24日

いつもと違う Live at Pink Cow

今まで数多くのライブをこなしてきたGGだが、必ずリードボーカルはKGがとっていた。
それはバンドにおいて必然的な体制であり、誰も疑問に感じることはなかった。

しかし今回のライブはその体制を崩さざるを得ない結果となってしまった。

ライブ当日朝、KGからバンドメンバーへ「やばい」と言う表題のメールあり。
内容はインフルエンザに侵され咳が止まらずとても歌える状況ではないというものだった。
さらに菌が耳に回り、中耳炎まで併発しているという。
こんな状況でステージに立てるはずもない。
仮に無理矢理ステージに立ったとしてもライブハウス中にインフルエンザ菌をばら撒くことになり、
メンバーどころかお客さんまで病原菌が感染してしまう。
KGからLuisへ電話があったが、咳でゲホゲホやってほとんど何を言ってるのか聞き取れなかった。
こりゃだめだ〜!

そんなわけで趣向を変え、この日は初の試みとなる「Live without KG」で行うことに決めた。
予め決めてあったセットリストに変更を加えいざステージへ。

ライブ会場は…こんな日に限ってお客さんが多かった。
前回もたくさんの人に来ていただき、ものすごい盛り上がりだったが、今回も然り。
状況はどうあれ、これは生半可なライブでは許されないな、とただならぬ緊張感が沸いてきた。

ライブ開始はGGオリジナルの「Gipsy Road」から。
PacoのおぞましいイントロギターからボーカルはLuis。
いつものようにハモリのパートを歌うことに慣れていたLuisはいきなり音程を外してずっこけスタートを切った。
が、その後はなんとか持ち直し冷や汗もので一曲目終了。
2曲目はMarioが歌う「Un Amor」。
彼は高音を発するためいつもよりギターの音色を半音あげて演奏が繰り広げられた。
ギターやパーカッションもプロ級だが歌もなかなかのものだ。

3曲目はPacoのオリジナル「Flores en el Aire」。ベースはMarioが弾いた。
続いて4曲目以降もLuisがGGオリジナルを、MarioとPerryがジプシーキングスの曲を歌ったりして何とかパートをうまく振り分け、ライブを進めていった。
なにがつらいって、ギターを弾きつつ、歌も歌いつつ、曲の合間にはチューニングを直しながらMCまでしなくてはいけないというところか。全く気の休まる暇がない。
慣れぬことばかりでいつもの3倍ほどのエネルギーを使ったような気がした。

休憩を挟んで2部。
Pacoの弾く「Asturia」ジプシールンババージョンでスタート。音階と間合いを無視した恐るべきギタープレイに他のメンバーも必死に付いて行く。Pacoの狂いっぷりは健在だ。
2曲目以降も1部と同じように各メンバーが得意な曲でボーカルをとった。

本来、この日の参加メンバーは4人だけだったのだが、KG不在の緊急事態の報を受け、急遽DiegoとTinoが仕事帰りに駆けつけてくれた。
また、カホンの"Juan Delgado" 高橋さんも助っ人で参加してくれた。
困ったときに助け合う、まさにジプシー・ファミリーの真髄だ。

ライブの終わりの方になると緊張感が熱気へと変わり、いつものようにお客さんも乗ってきてスタンディング・ダンシングスタイルとなった。
突然奥の方から踊り狂う外人の方がステージ前へ。
その目が「曲を止めるな」と訴えかけているように感じ、実際最後の3曲はほとんどノンストップメドレーになってしまった。
そのエキゾチック・フォーリン・ウーマンの影響もあり、むずむずしていた人も次々に踊りだした。
このように雰囲気が和らいでくると演奏する側も心地よくなってくるものだ。

最後はアンコールを3曲ほども頂き、大盛況のままライブは幕を閉じた。
KG不在でメンバーそれぞれがいつも以上の力を発揮せざるを得ない状況になってしまったが、それは結果的にはプラス要素となった。今後のGGのライブ体制に変化が出てくるかもしれない。KGを中心とした4人ボーカル体制も夢じゃない。

投稿者 gg-luis : 23:37 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月29日

わび・さび 「きび」ライブ

町田市相原にある「きび」というお店でのライブ。
場所はJR相原駅から徒歩3分、住宅街の中にある古民家を改造した作りの和風なお店。
実際行って見てみると、趣のある日本庭園と年代を感じさせる古い作りの家屋が特徴的だった。
入り口もまさに普通の家のような玄関になっており、かつて風呂場として使われていた場所が厨房の一部になっていたり、女中の部屋がお店の受付(お会計ロビー)になっていたりした。

和室を改装した板間にテーブルと椅子が置かれ、そこが今回のライブ会場となっていた。
この日の参加メンバーはKG、Luis、Mario、Perryと助っ人でパーカッションのJuan delgado "de la frontera"氏(八王子で美容院をやっているT氏のこと)をゲストに迎えた。
一通りセッティングやらリハーサルを終え、メンバーは2階にある控え室に通された。
そこは4畳半くらいの和室でちゃぶ台と座布団が置いてあるだけの簡素な部屋だったが、日本人の心を包み込むような暖かい空間で、
妙に落ち着ける場所だった。
ライブ開始時間まで結構あったのでギターを弾いたり会話したりして時間をすごした。まるで温泉旅館にでも来ている様な錯覚が起こ閨Aとてもこれからライブをやるという感じではなかった。
しかし開始間際、緊張感を高めて階下へ。

すでに何組かのお客さんが席について食事をほぼ終え、くつろいでいる状態だった。
予約も含めて、ほぼ満席という感じだった。
いつものライブのように客席がワイワイやっている中で、すんなり演奏を開始できればよかったのだが、なんだかシーンと静まり返っている中、お客さんの視線をもろに感じてしまい、今までにないような緊迫感を味わうこととなった。
たぶん会社か何かの宴会に呼ばれたお笑い芸人も同じような感覚を味わうのだと思うが、整然と席についてじっと見られると足がすくみがちになる。
しかし、実際演奏を始めて徐々に硬直した空気を和らげて行き、お客さんと一緒に楽しむ雰囲気を作っていった。
ただ、スピード感のある曲でガンガンに盛り上げていく、という雰囲気ではなく、スローな曲でまったり聴かせていく、という雰囲気だったので、その点を意識しつつ演奏していった。

和の空間とジプシールンバ、という一見ミスマッチな組み合わせだが、Mario氏が弾く「Inspiration」は絶妙にマッチしていた。
ご存知「鬼平犯科帳」という時代劇のエンディングテーマでもある同曲は、この奥ゆかしい和風クラシック空間にぴったりはまっている。
窓の外にライトアップされた庭園と素朴かつ可憐なメロディーが不思議なコンビネーションを生み出していた。

いったん休憩を挟み、再び2階へ戻るメンバーたち。
このまま温泉にでも入って一眠りしてしまいたいような衝動に駆られたが、20分後くらいに再び気合を入れて階下へ。

お客さんも演奏者側もだいぶ肩の力が抜けて、だんだん打ち解けてきた。
それでも会場の雰囲気を大切にして、あまり飛ばさずにゆったりとしたテンポで曲を演奏していった。
たとえば「Djobi Djoba」や「Mirando Estrellas」もいつもよりテンポを落として、味を出すように心がけた。
最後はおなじみのオヤスミソング「Buenas Noches」と「Bamboleo」で終了。
暖かくアットホームな雰囲気でライブの幕を閉じた。

今までいろいろなお店でライブをさせてもらったが、この「きび」というお店は独特な味わいがあり、日本の美学「わび・さび」を感じずにはいられなかった。
まあ、どんな場所でもその場の雰囲気を崩さずに自分らの演奏がしっかりできればいいな、と思ったりした。

投稿者 gg-luis : 23:17 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月27日

"Mario Y Alberto" Live at ZONA

上京中のAlberto氏を迎えての特別ライブが横浜・港北のセンター南にある「ZONA」というカジュアル・レストランバーで行われた。
予想に反してお客さんがたくさん来てくれ、お店はほぼ満員状態となった。

今回は通常のGipsy Grooveのメンバー構成ではなく、4人だけの特別ユニットだ。
いつもはヴォーカルのKGが終始歌とMCを担当するのだが、この日はAlbertoとMarioがメインのヴォーカルをとり、リードのギターも2人で行い、MCは基本的にLuisが務めることとなった。
演奏曲も、ノリノリという感じではなく、しっとりと聞かせる系を選んでセットリストにした。

普段GGのライブでもやったことの無い曲に挑戦したりもした。
当然Alberto氏のオリジナル曲も演奏。
基本的にインストゥルメンタル曲とヴォーカル曲を交互に織り交ぜて、一曲一曲丁寧に演奏していった。
Un AmorやA mi maneraなどを音階を変えてMarioが歌ったり、GGのオリジナル曲をLuisが歌ったりして、割とメリハリのあるライブになったと思う。

最後はGGのライブ同様Volareなどの盛り上がる曲で締めたのだが、ありがたいことにアンコールを頂き、続けざまにDjobi DjobaやBamboleoなどみんなで踊れる曲を演奏した。
ヴォーカルはやはりAlberto氏。その歌唱力は客をググっと引き寄せる何かがある。
調子に乗って店中オールスタンディング状態にして、最後はみんなで楽しんで終わることができた。
「ひっそりしとやかライブ」で終始するのかと思ったが、意外な展開に出演者一同気持ちのいい満足感を得ることができた。

前日の公開練習で一通りおさらいしたものの、ちょっと不安が残る中でのライブとなったが、実際は2人の実力が遺憾なく発揮される結果となった。

ライブが終わってもあちこちのテーブルからリクエストや「流し演奏」の依頼があったりして、なかなか落ち着くことができなかったが、それはそれでうれしい悲鳴だった。

大雑把な性格のメンバーが多いGGが親しみを込めて彼を迎え入れる理由は、もちろん人柄や性格もあろう。
それにプラスして、ジプシールンバに対する熱い思いが我々と同じベクトルを向いていることだ。
いかにして「ジプシールンバ」という音楽を表現するかという研究熱心さも心惹かれるものがある。
GGに欠けているものを彼が身を持って教えてくれているのではないか、とさえ感じる。
彼を新しいメンバーとして迎え入れたい気持ちはあるが、諸事情でそれは現段階では難しい。
せめて今後もMario同様、GGの良きアドバイザーであり重要な助っ人ミュージシャンであってほしい。

投稿者 gg-luis : 23:52 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月23日

雪夜の大磯 Live at EPINARD

神奈川県大磯町は海と山など自然に囲まれた風光明媚な町である。
そんな大磯の魅力に惹かれ移り住む人も少なくない。私、Luisもそのうちの一人である。
Luis自宅近くにEPINARDというリフォームや家具製作を行うお店があるのだが、その中にイベントの時だけ開かれるカフェがある。
そこではジャズやボサノバ、バリ民謡や中世ヨーロッパ音楽など様々な音楽家たちがライブを繰り広げてきた。
去年の5月にはGGも「World Beat Cafe」というイベントでライブをやらせてもらった。

今回は完全にGipsy Grooveの企画・運営で「ジプシー音楽と中華の夕べ」というイベントを開催することにした。
なぜに中華か。

今回、Gipsy Grooveの準メンバーというべき青森出身のギタリストAlberto Gonzales氏(日本人)が1週間ほど上京するというのでそれにあわせてイベントを企画したのだ。Alberto氏は寒風吹きすさぶ青森県の下北半島においてラーメン店を営んでおり、その料理の腕は誰もが絶賛するものである。
そんな彼に大活躍してもらおうと今回、このようなイベント企画した次第だ。

ライブ前日に大磯入りしたAlberto氏とともに食材の買出しなどを行い、カフェへ音響機材などを搬入。準備を整え、メンバーの到着を待つ。
しかし心配なのはこの日の天気だった。
朝からものすごくいやな感じの雲行きで、「今にも降り出しそうだ」と思った瞬間、白いものがチラチラと舞い降りてきた。
気温も急降下、客足が遠のくのではと不安になった。

メンバーの何人かも風邪をひいたりして急遽来れなくなった者もいた。
結局はKG、Luis、Mario、Paco、Perry、Diegoの6人となった。

厨房では白衣姿で首に手ぬぐいを巻いたAlberto氏が手際よく料理の下準備に取り掛かっていた。
本日のメニューはチャーハン、回鍋肉、チンヂャオロウス、海老とニラの卵とじ、豚タマゴなど庶民的な中華料理だ。

夜6時、外はすっかり雪景色になってしまったが、それでも見に来てくれるお客さんがいるというのはうれしい限りだ。
開演前にはほぼ全席埋まる程度になり、会場も暖まってきた。
いよいよライブ開始だ。

「Bienvenido!」というGGのオリジナル”ウェルカム”ソングではじまり、Gipsy Kingsの曲もからめつつライブを進めていった。
その間もAlberto氏の作る中華料理が各テーブルに配られていき、見て聴いて楽しみ、食べて楽しむ状況が築かれていった。




1部終了後はおなじみになった「流し」を敢行。
各テーブルを回りギターと熱い歌声で体温を高めていった。
前回のライブでステージとなっていた場所は今回客席になっていたのだが、そこに座っていたお客さんも踊りだし、我々もその高台によじ上って演奏。
踊り手を取り囲むギタリストたち。
フラメンコのルーツである「カフェ・カンタンテ」のようだ。

ざっと流した後に第2部開始。
Pacoの奏でるギターソロからはじまり、Gipsy RoadとVolareというノリのいいナンバーを演奏。
さて、ここでいよいよ今回のメインイベント、Alberto氏の登場だ。

厨房の方に向かって「アルベルトさん、出番です!」と叫ぶと、白衣に手ぬぐいのまんまステージに参上。
鍋とお玉を持った料理人がギターに持ち替えギタリストに変身!しかし見た目はラーメン屋のままだ。このギャップがまたいい。

演奏曲はGipsy Kingsのインストゥルメンタル曲とAlberto氏のオリジナルソング。
彼はヒゲとパンチパーマという風貌から想像もできないような美しい曲を創り出し、GGに提供してくれている。
すでに「Vida」というオリジナルソングを提供してもらい、KGが歌ったりしているが、今回はその他2曲も加わりAlberto氏が歌った。
そのうちの1曲(「A donde vas」)は実はメンバーもはじめて聴く曲。さきほどのリハーサルの時にみんなであわせて「まあなんとかなるか」という具合に本番でも演奏。
結果、何とかなった。決めるところさえ決まればどんな曲でもすぐにできてしまうのがジプシールンバの楽しいところだ。
この曲はジプシーらしいうねりのあるノリノリのナンバーだ。今後もGGのライブで演奏されることだろう。

演奏が終わり再びチャーハンを作りに厨房に戻るAlberto氏。とても仕事のできる男だ。

その後もライブは続き、最後はBamboleoなどみんなで踊れる曲で締めた。
最近は「オールスタンディング状態」がコンスタントに発生するようになり、楽しい気分のままライブを終えることができる。

外はまだ雪が降っていたが、海沿いの町・大磯で、お客さんもメンバーもとても暖かい時間がすごせたのではないかと思う。

投稿者 gg-luis : 22:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月19日

宮古島風新年会ライブ at 渋谷 Pink Cow

新年一発目のライブ。
場所はおなじみ渋谷「Pink Cow」。
一週間のど真ん中ということで参加メンバーも少なめ。
KG、Luis、Perry、Masatito、Marioの五人のみ。
ライブ自体ホームページでも告知しておらず、メルマガだけでの告知だったので、当然お客さんも少ないと考えていた。
そのため「年の始めの腕慣らし」くらいに考えて望んだライブだった。

ライブ開始30分くらい前までお客さんがポツポツといる程度で、「今日もアットホームなムードでやろうかな」と考えていたのも束の間。
ライブ開始直前・直後になだれ込むようにして人がどんどん入ってきた。
なにやら10人くらいの団体さんまで入ってきた。
GGライブに良く来てくれる人たちも見られた。
次第に熱気を帯びてきて、演奏も活気付いてきた。

実はお客さんの中で、GGの宮古島遠征のきっかけとなった女の子が来ていたり、その宮古島のお店でGGのことを知ったというお客さんが自主的に友達をたくさん連れて来てくれたりしていた。
いわばプチ宮古島状態。
おまけに偶然お店に来ていた外人のお客さんたちが見事にツボにはまってしまったようで、大はしゃぎしていた。

1部では各方面で踊りたそうにムズムズしている人たちが見られたが、心と体があったまったところで休憩時間となった。

しかしGGは休憩できない。
おなじみの「流し」タイムの時間だ。
お店の奥の方から順々に攻め、各テーブルに嫌でもこってりとした生演奏の嵐を吹き散らしていった。
スイッチが入ったように絶叫するお客さんたち。

この盛り上がりはいつものPink Cowとは違うぞ…。

勢いを保ちつつ、第二部開始。
最初からぶっ飛ばしムードで人間の潜在的爆発力を刺激していった。
これによりストレスという呪縛から開放された人も多かろう。

突き進むだけでなくMarioが奏でる「Inspiration」やGGのオリジナルバラードなどでメリハリをつける。
そして最後はスピード感のあるナンバーで締めた。
もはやお客さん総立ち状態。各テーブルでラテン風のウェーブが巻き起こっていた。
それどころかステージ近辺にまでその波は押し寄せ、スピーカーのギターの音も聞こえなくなるほど。
KGが最後のとどめをさすように全体を盛り上げ、ライブ終了。

…とは、簡単にいかなかった。
アンコール用にと用意しておいた「A mi Manera」だけでは満足いかないお客さんたちから更なる曲演奏要求。
これでもかといわんばかりに「Vamos a bailar」を演奏。途中、KGの怪しいラテンダンスが見られた。
…これで終わりかと思いきや、またしてもアンコール。
ええい、「Djobi Djoba」でとどめだ!
しかし終わることはなく、更に追加でもう一曲演奏する羽目に。
これはもはや宮古島状態ではないか…。あの時のフィーバーが再現されているようだった。

宮古島の場合、このアンコールが終わった時点で準備運動終了→本番、という流れなのだが、ここは東京。
しかも平日のど真ん中。
惜しみつつもライブ終了だ。

去年の暮れの忘年会ライブも盛り上がったが、なんだかこのPink Cow新年ライブもそれに勝るとも劣らない盛り上がり方だった。
こいつは春から縁起がいい。

投稿者 gg-luis : 23:57 | コメント (3) | トラックバック

2004年12月29日

GG忘年会ライブ「ジプシーフィエスタ」

イメージ年末恒例のイベント、GG忘年会ライブ「ジプシーフィエスタ」が今年も開催された。
場所はおなじみの西新宿のレストランバー。
GGのメンバーはもちろん、今年ライブなどで知り合った人やお世話になった人、知り合い関係を呼んでこじんまりと盛大に行われた。
毎年「狂乱度」が上がってくるこのフィエスタだが、今年もかなりヤバかった!
一年の締めくくりということで来られている方も多く、とにかく弾ける人続出。

イメージ第一部の後半あたりから徐々に踊り始める人が出てきた。
その次のインターバル(1.5部)ではGGのメンバーではない人たちも演奏したり歌ったり、出演者とお客さんの密接度を高め、いよいよ第二部。
もはや初めからオールスタンディング。

迫りくるオーディエンスと演奏放棄してダンスに興ずるメンバーたち。
イメージ途中からギターをつないでいるコードが引っこ抜けてスピーカーから音が出てなかったりしたが、それも気づかないほど、とにかく会場は熱気に包まれていた。
ジプシーキングスの曲やGGのオリジナルでノリノリの曲を中心に演奏。
アルコールの力もあったが、誰彼かまわず踊り歌い、去り行く2004年の最後をみんなで笑って過ごすことができてとても幸せな気分であった。

来年はいったいどんな年になるのだろうか??

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投稿者 gg-luis : 23:20 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月25日

カレッタ汐留・クリスマスライブ

久々のカレッタ汐留でのライブ。
今回はクリスマス時期の特別イベントとしていつもと様子が変わっていた。
通常なら広場の片隅にちょっとしたPA機材が設置され、まさに「ストリートライブ」の延長のような雰囲気で行われるのだが、今日に限っては特設ステージが設けられ、音響機材はもちろん、照明やステージのスタッフまでもいつもと違っていた。

さて、そんなこととは露知らずに集まってきたGGメンバー。(今日参加予定のメンバーは6人。)
リハーサルのため早めの集合時間を設定されたのだが、相変わらず時間にルーズなメンバーたち。
これはちょっと他のグループではありえないことだろう。

とりあえず集まったメンバー(Luis、Mario、Perry、Masatito)でリハーサルをさせてもらう。
それにしてもライブ開始時間が午後1時だというのに、12時30分現在、あとの二人がまだ来ていない。
しかしそのうちの一人、Pacoは仕事の関係で遅れると言う事情を前もって聞いていたので、それを考慮して何とか曲の順番とかを調整しようとは思っていた。

ところが、肝心のリードボーカルKGが、驚くべき電話をよこしてきた。
「今日は1時半からでしょ?まだ家なんだけど…。」

「1時からなんですけど…」

「えーーー!??」


こんなやりとりをしているうちにライブ開始の時間に突入。
仕方ないので4人のメンバーで無理矢理始めることにした。

まずはMarioのリードギターでインストゥルメンタル曲を2曲。
それでもボーカルがやってこないので、仕方なくLuisが代理でボーカルをとる。
GGのオリジナル「Mirando Estrellas」を強引に歌う。心の準備が出来ていなかったので、ちょっと外したか…。

それでも事態は変わらず、続いてMarioがボーカルをとる。
曲は「A mi manera」。普段KGが歌うキーより1音半上げて高音でのボーカルに、いつもと違う曲のように聞こえた。これはこれで趣向が変わった感じがしてよかったのかもしれない。

ここでようやくギタリストのPacoがギターを担いで欽ちゃん走りで登場。
なだれ込むようにして彼のインストゥルメンタルのオリジナル「Tierra Roja」を演奏。

さて、そこへそそくさと現れたKG。メンバー全員の痛ましい視線が彼を突き刺す。
それにもめげずにステージ中央へ踊り出た彼を囲み、ようやく本来のGGのスタイルでライブがスタートできた。
しかし時間的に第一部は残り3曲くらいで終了。
なんとも後味の悪いライブとなってしまった。

休憩時間、極めて深刻な反省会を開催…

…というわけでもなく、Masatitoの奥さんが連れてきた赤ちゃんにデレデレになるKG。
それにつられて他のメンバーもデレデレ状態。本当にかわいいだなこれが!
そんなこんなでうやむやになりがちなGGの時間ルーズ症候群。まあ、戒めるところは戒め、楽しむところは楽しむ。変に気をぶつけ合わないところがこのバンドのいいところなのかもしれない。


2時半から始まった第二部はいつもどおりのノリでライブを行う。
もの珍しそうに集まってきたお客さんたちは、それでもちょっとノリ切れなかったようだ。
どうもこういうかしこまったステージでの演奏はお客さんの心をつかみづらい。
第一部の気分的動揺をまだ引きずっていたのかもしれないが、演奏もちょっと雑になってしまったかな。
それはそれでちょっと反省。

しかし最後まで見てくれたお客さんから暖かい拍手をもらい、クリスマスライブも幕を閉じた。

余談:
ライブ撤収後、メンバー及びそのファミリーでお茶をしていると、先に帰ってしまったKGから「始末書」という件名のメールがメンバー全員に届いた。
これで彼も又一つ成長したことだろう。

投稿者 gg-luis : 23:48 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月20日

亀戸ミュージックフェスティバル

梅雨の中休み、蒸し暑い日だ。照りつける太陽の下、GGのメンバーたちは東京都の東端、亀戸というところにある「カメリアホール」へと向かった。
今回のライブはミュージックフェスティバルということで、様々なジャンルのバンドが一同に会し、それぞれの音楽を披露するという、いわば対バンライブ形式のコンサートだった。実は去年も同じ名目でコンサートが開かれ、同じように参加したのを覚えている。去年は両国、今年は亀戸。そう、バンドのメンバーMasatito(両国在住)の知り合いのツテがきっかけなのだ。
今回参加のメンバーはKG、Mario、Luis、Paco、Tino、Perry、Masatitoの7人。リハーサルの関係で午前中に集合しなければならなかったのだが、集合したときは何だかみんな惨憺たる状況だった。
コンサートの首謀者でもあるMasatitoはなんと前日に寿司にあたり、見事に食中毒に冒されていた。皆の前に登場したとき、それはまるで戦い疲れた落ち武者の亡霊のようでもあり、その青ざめた顔を見た瞬間、戦慄が走った。そうとうの激戦だったらしい。しかしなんとか気力で会場までたどり着き、ライブを成功させようというやる気は健在。その意気込みには脱帽だ。
その他、Tinoは前日に友人と夜遅くまで酒やギョーザにまみれ、二日酔い+若干のガーリックスメル。
Perryは紛れも無く寝不足。朝の8時に寝たらしい。で、起きたのが10時?あごひげが活発だ。
PacoやMarioは日ごろの激務をうまくこなしているが、さすがに疲労がたまっているようだ。
Luisは食事の偏りと深夜に及ぶだらだらとした労働で風邪をひきひき微妙な頭痛を感じていた。
そしてお決まりのパターンで遅れて来たKGは全身に痛みが走っているという。聞けば前日に慣れぬ筋トレをやりまくり、一夜明けたら全身筋肉痛に見舞われたらしい。

負傷者や患者だらけのGGメンバーだが、リハーサルのためステージに上がると気分も一新。充実した音響設備の中、かなり納得の行くサウンドでリハーサルもすんなりうまく行った。

さて、今回のライブの目玉は、トリで登場するジャズシンガー真梨邑ケイさんのライブだ。彼女は知る人ぞ知るプロの歌い手だが、今回はある理由でこのコンサートに出演してくれたという。その理由とは・・・?それは後ほど。

バンドは9つあるのだが、前半後半に分かれて約4時間ほどで行われる。GGはなんと前述の真梨邑さんの直前に出演することになっており、リハーサルから本番までかなり時間があった。
そこで食事に出かける者、昼寝をむさぼる者、家に帰っちゃう者など、それぞれ自由に過ごすことができた。
そして私Luisはタイミング悪く同日に知り合いの結婚式&披露宴が重なってしまい、それに参加しに行くという強行軍に出なければならなかった。
普段着慣れないスーツを被り、汗だくで亀戸から結婚式会場である外苑前へ。

披露宴の時間とバンド出演の時間を考えると、どうしても途中で披露宴を抜け出さなくてはならない。
知り合いの晴れ舞台でそんな失礼を犯してもいいのだろうかと不安になったが、知り合い(新郎)や宴の席で周りに座っていた方々の理解を得、白い目で見られることなく何とか途中退席することができた。しかし新郎新婦がお色直しで再登場した時に出て行ったものだから「さり気無く」というわけには行かず、変に目立ってしまった。
何はともあれ、出演時間が迫っていたので猛ダッシュで亀戸へ。
高温多湿の6月の東京でスーツを着て走るのは体によくない。しかしついつい走ってしまう。

そんな時、ふと空を見上げた。台風が近づいているせいか雲の流れが速い。
「流れる雲のように」とは最近のGGのオリジナル曲だが、その歌詞の内容を考えると「あー、急ぐ必要もないか。のんびり行くべ。」と思ったりした。
あの雲の雄大さに比べれば自分なんぞちっぽけなものだ。焦る必要などない。

・・・とかなんとか一瞬考えたりしたが、とりあえず走って会場へ。
控え室にはバンドメンバーの待ちわびた(?)姿が。何とか間に合った!
汗をぬぐって衣装に着替え、軽く打ち合わせ+練習をして、いざ本番!

300人規模のホールだったが、お客さんの入りは微妙であった。しかしいつもと同じノリで演奏を開始。オリジナル曲を中心にプレイしていくと次第に会場の雰囲気が和らぎ、熱気を帯びていった。
KGのMCトークも◎。だんだんオーディエンスの心をつかんでいき、ラストの曲では総立ちにさせた。最近こういうパターンが多い。「演奏する側も見る側聴く側も楽しい」、それがGGのライブの基本理念だ。ということで今夜も大成功。

一仕事終え控え室でくつろいでいると真梨邑さんの歌声が。
さすがはプロフェッショナル。ジャジーでアダルトなシンギングタイム。伴奏はギター一本だけだが、ボッサや聞き覚えのあるジャズのメロディーなど、会場中をいい気分に酔わせてくれた。

ところでなぜ今回真梨邑さんがこのコンサートに出演してくれたかというと、なんとGGが原因らしい。
実は去年のコンサートにひっそりと見に来てくれ、その時のGGの演奏にピンと来るものがあったらしく、今年もGGが出演するということを聞いて、真梨邑さんがいわば「友情出演」してくれた、というのだ。
そういうことなら、ウカウカしていられない。KGは一気にミーハーおやじに変身し、会場販売していた真梨邑さんの写真集とDVDを購入。「サインしてもらうんだ!」と鼻息を荒くしていた。
コンサート終演後、バンドメンバー全員で真梨邑さんの楽屋付近へ。まるでおっかけ組みのようだが、しばらくして彼女が部屋から出てきた。
サインをしてもらったり、写真を撮ったり、いろいろ会話もはずみ、短い間だったが貴重な時間であった。
Gipsy Kingsがフランスの大女優ブリジットバルドーと仲が良い、という逸話をなぜか思い出してしまった。
まあ、そういう妄想はさておき、こんな感じでいろいろなミュージシャンと知り合えるのも音楽をやってるからこそだな、と妙にうれしくなってしまった。

投稿者 gipsygroove : 22:55 | コメント (0) | トラックバック

2004年03月27日

お花見&はっぽんライブ

しばらく寒い日が続いていたが、うまくタイミングをはかったように週末は晴れ。関東地方ではちょうど桜が咲き始めた頃でも有り、晴天眩しくまさにお花見日和となった。
お花見と言えば過去何回か井の頭公園でストリートライブを行ったGGであるが、今回も例年通り「お花見ライブ」を敢行することにした。
昼の1時に吉祥寺駅前集合と号令をかけるも、メンバーの誰一人としてその時間と場所に現れず。まあ、このルーズさがいい。遅れるのはもはや暗黙の了解となっている。
実際は昼の2時に公園現地集合という形になり、やはり遅れて来たLuisがようやく到着すると、既に酒盛りは始まっていた。現場にはKG、Mario、Tinoの他に関係者の女性らがおもむろに敷布を敷いてピクニックのような様相を見せていた。Luisと一緒に来たPerryも加わり、楽しいお花見となった。
程よく酒がまわったところでさっそうとギターを取り出し、誰彼ともなく演奏を始めた。酒と桜とギター。すばらしい組み合わせだ。
景気のいいルンバを奏でると興味を持った通行人の方々が足をとめ、我々の演奏を楽しんでいるようだった。突然いかついネパール人の団体に握手を求められたり、若いカップルから「Inspiration」のリクエストをもらったり、異常なはしゃぎぶりを見せる子供が現れたり、やはりストリートの演奏は未知なる世界への掛け橋のようなものである。

さて、この日は以前のように場所を変え演奏を繰り返す余裕はなかった。なぜなら夜に国立でライブがあったからだ。
予定としては4時に国立に到着してリハーサル、6時に現場入りしてセッティングという手はずであったが、GGにとって「予定は未定」。結局時間的都合で先にセッティングを済ませて、あとでゆっくりリハーサルを行うことにした。「リハーサル」とはGGの場合「カラオケ屋で練習」ということを意味する。近くのカラオケ屋で1時間だけ申し込み、ギターやら手荷物やらを持ちながら入店。男7人で1時間だけカラオケなんぞあまり考えられないことなのだろうな、と思いつつも、何ごとも無かったかのように練習を始める。

時間が過ぎるのは早いもの。いよいよライブの開始となった。いつも国立では世話になっているこのライブハウス「はっぽん」は今回店内を大幅リニューアルチェンジし、ひどくくつろぎやすい空間が実現した。別に壁を破壊したり天井を打ち抜いたりしたわけでは無いのだが、広々としたライブスペースと変化していた。収容人員も大幅アップ!ということだが、この日のお客さんの入りは「うーん、もうちょい!」という感じで、若干心残りでもあった。
何はともあれ、状況がどうあれ、いつも通りのライブのスタートを切った。

まずはイントロ、パーカッションのMasatitoがジャンべに張り手。そこへリードギターPacoの怪し気な音色が覆いかぶさる。徐々にテンポが上がって行き、気がつけばおなじみオリジナル曲「Gipsy Road」のイントロ部分に。そこで登場したのが我らがリードボーカルKG。全くわざとらしい登場の仕方だが、会場は「待ってました」と言わんばかりの盛り上がりを見せた。
まずは1曲目が終了し、KGから一言「オイーーッス!」なぜか会場は静まり返る。「声が小さい!!オイイイーッス!!」
KGの一発目のMCネタである。1週間程前に亡くなったいかりや長介氏に追悼の意を込めて。ちょうどライブ開始時間が土曜夜8時ダヨ、ということで。
GGメンバーはまさにドリフ世代。いかりや氏のパフォーマンス精神とショーに対する厳しさを胸に秘めて今回のライブに望むことにしていた。
さて、内輪な精神論はここまでにして、ライブは続いてゆく。今回は既存の曲にアレンジを豊富に盛り込むこと、そして新曲を一気に放出することがテーマであった。最初のGipsy Roadもイントロ部分からアレンジを加えてみたが、毎回おなじみの「Volare」においても変わった試みに挑戦した。Volareと同じ、もともとカンツォーネの名曲「Come Prima」を途中にはさむという粋なアレンジだ。しかもその部分を歌うのはLuis。Volareを聴き慣れていた常連のお客さんたちもちょっとは異変を感じてくれただろうか。
続いて、はっぽんでは初お披露目であるPacoの新曲インストナンバー「Tierra Roja」。スペインの赤い大地をイメージして作られた起伏の激しい激烈な一曲である。この曲を演奏するとギターにダメージが加わり、弦も切れる。
第一部の最終曲であるマイウェイ(A mi manera)も冒頭部でほのかな伸び具合を感じさせて、微妙にアレンジしたつもり。まあこれは自己満足だ。

第一部が終了して、KFC(国立フラメンコギタークラブ)による1.5部が開始され、いつもは会場の奥で立ち見をするGGメンバーもこの日に限ってはゆったり座って鑑賞することができた。
やがて第二部。一曲目はこれまた新曲の「Bienvenido!」訳するに「Welcome!」つまり「ようこそいらっしゃいました」というツカミの曲だ。明るいノリノリのナンバーで、これもGGの定番ソングとなりうるだろうことは想像に難くない。
二曲目に、定番ソングと化した「Nubes Errantes」をはさみ、3曲目はMarioによるGipsy Kingsの名曲「Moorea」を披露した。Gipsy Kingsをよく知るお客さん方からは「おおー!」と歓声が上がったのは言うまでもない。
4曲目「Inspiration de Un Amor」。これもGipsy Kingsの名曲2曲をうまくつなぎあわせて表現した曲だ。 知る人ぞ知る通好みのアレンジだ。しかも歌を歌うのはまたもやLuis。最近発声方法になんらかの変化が出てきたLuisにとって、これはちょっとしたプチ・ボーカルデビューとなったわけだ。
続いても新曲「Gipsy Dance」。これまた知る人ぞ知るクラシックギターの名曲「Asturia」 をジプシールンバにアレンジしたかっこいい曲だ。リードギターPacoの荒削りなギター奏法がクラシックギター界に喧嘩を売っているような気がしてならない一曲だ。

一息入れ、ここでおきゃくさんにプレゼントタイム!プレゼントの内容は?
なぜかダイエットサンダルと男性用革製サンダル。うーん、提供は「靴のイマムラ」です。
その他にGGのCDなどもプレゼント。Marioとジャンケンピョンで見事商品をゲットしたお客さんは大喜び!・・・さらにびっくりプレゼントが!
このレポートを見ている方で「さらば吉GYUよ!また逢う日まで」というインディーズ・レーベルのCDを御存じだろうか?最近新聞やラジオなどでもちょくちょく紹介されている企画ものソングだが、このボーカルをつとめるのが何を隠そうGGのKGなのだ。
ということでこのCDも急きょプレゼントに。ライブ直前までこの事実をひた隠しにしていたKGだが、ばれてしまってはしようがない。本人は自分の歌の出来に不満足の様子だが、なかなかどうして、ちゃんと歌い込んでいる。彼の別の形でのレコードでビューにGGのメンバーも感心せざるを得ない。

再び演奏開始。「Bem Bem Maria」や「Soy」などの軽快な曲を流して、さらに新曲を披露。
「La Promesa al Mar〜海への誓い」という曲だ。この曲はGGが去年2度に渡って訪れた宮古島とそこに住む人々に捧げる歌である。GGにはめずらしく全編日本語の曲だ。
歌詞をちょこっと紹介。
「南風に舞う涙、胸へ響く波音、美(ちゅ)ら海へ誓い立てて、僕らしく生きるよ。」
早く宮古島の人たちへ聞かせたい一曲だ。実はこの曲の続編として「Rumba de 島んちゅ」というかなりヤバい曲を作成中だが、これも夏までにはライブで演奏できたら幸いである。今回は「La Isla Verde」というGGのおなじみ日本語ソングで締め、そのあとはエンディングで「Bamboleo」、アンコールで「Vamos a Bailar」を演奏しライブの幕をとじることにした。

余談:
ライブ終了後も熱気覚めやらぬ状態であちこちで盛り上がるGGメンバー各位。
そんな中すごいことが起きた。お客さんの一人でどういうわけかソプラノ・オペラ歌手の大岩千穂さんがおり、急きょ即興セッションが行われたのだ。
以前にホルヘさんというスペイン人の歌い手が即興で演奏してくれたことがあったが、今回は女性の本格オペラ。曲は名曲「オ・ソーレ・ミーヨ」。
LuisとPacoがステージに上がり、彼女と数分の打ち合わせを行い、いきなり演奏。オペラ歌手にとってマイクはなんの意味もなさない。もちろん生声で歌うのだが、それが半端じゃ無く大音響だった。おそらくKGがマイクを通して歌ってもその音量には届かないことだろう。音の響き方が違うのだ。
大岩さんが熱唱する横で必至にギターをかき鳴らすLuisとPaco。世にも奇妙なセッションだった。

投稿者 gipsygroove : 22:54 | コメント (0) | トラックバック

2004年01月25日

フラメンコライブ in 六本木

本家Gipsy Kingsが来日公演を行った頃、それに乗じてコンサート会場近くでストリートライブをやったのを覚えている。その時に見ていたオーディエンスの女性が2年ぶりくらいにメールをくれ、最近になってGGのライブを見に来てくれるようになった。
彼女はフラメンコ舞踊をたしなみ、仲間達といっしょにフラメンコサークルのような感じで踊りを学んでいたのだが、今回その仲間達で初ライブを行うという話があり、そこにGGがゲストで演奏してくれないか、と持ちかけられた。もちろんのこと快諾。
ライブを成功させるためにメールなどで綿密な打ち合わせが行われ、いよいよライブ当日。会場は六本木にあるラテン気質のサルサクラブだった。昼ごろに準備・セッティングのため会場に入ったのだが、フラメンコ関係の出演者で埋め尽くされており、既にスペインのタブラオのような雰囲気が充満していた。
PA機材はGGのものを提供し、今回もまたスーパーアドバイザー・Mario氏がエンジニア顔負けの活躍ぶりだった。マイクチェックや音出し、フラメンコのリハーサルなどが立続けに行われた。GGのメンバーはいつものようにバラバラに参上し、おもむろにギターのチューニングなどを繰り広げていた。今回はリードギターのPacoが都合により欠席。またしてもMario氏にお願いする形となった。
3時過ぎにライブが始まり、次々にフラメンコの歌と踊りとギターの競演が展開されていった。
それにしても、
「KGさんはいつになったら来るのだろうか?」
というのが目下の心配事になっていた。公私ともに忙しい彼はライブの当日も自分のペースを崩すことができず、この日も遅れての到着ということだったのだ。
会場が地下だったためケータイ電波が通じず、もしやと思って外に出て電話をかけると、案の定、迷子になっていることが判明した。すぐさまメンバーの何人かで捜索を開始し、程なくしてなんとか発見・連行するに至った。
この日、参加したメンバーはLuis、Mario、Perry、Diego、Tino、MasatitoそしてKGだ。メンバーが揃ったところで軽く打ち合わせをしてあとは控え室でくつろぐことにした。控え室はお店のVIPルームがあてがわれ、ゆったりとしたソファーに寝そべるような体勢で時を過ごした。しかしフラメンコ・ダンサーも同室のため、若干の緊張感も持つ必要があった。
カホン担当のMasatitoはフラメンコでも大活躍。もともとフラメンコ畑なので当然だが、リズム感といい、ノリといい、着実に腕を上げて、GGのライブも大いに盛り上げてくれる貴重なリズムの番人である。最近結婚して心理的余裕も出て来たのだろう。「腕」も大事だが「心」はもっと大事だと思う。
さて、一通りフラメンコの出し物が終了して、なぜかトリにGGの出番が与えられていた。ここで注意しなくてはいけないのが、フラメンコとジプシールンバの違いである。
フラメンコは「アート」であり、ジプシールンバは「エンターテイメント」なのである。お客さん的に「アート」を見る目で我々を見てもらっては困るのだ。
しょっぱなから「Baila me」や「Mirando Estrellas」などのイケイケ系のナンバーを連発するのだが、予想通りお客さんの反応は今一つ。美術館の絵を見ていたら突然お笑い芸人が出て来てコントをやり出した、というような状況だろうか。フラメンコの場合、アーティストがプレイしている時には一緒にパルマ(手拍子)をするのはもっての他なのだが、ジプシールンバの場合はその逆、むしろ演奏の邪魔になるくらい踊り狂ってくれたほうが、こちらとしても張り合いが出るというものだ。
しかし、曲を演奏し、会場のムードに少しずつひねりを加えていき、最後の方は何とか盛り上げることが出来たと思う。フラメンコのバイラオーラ達も「Volare」や「Djobi Djoba」で振付けを披露し、最終的には楽しく幕を閉じることが出来た。
フラメンコのアーティストとも交流ができ、いつもとは違う雰囲気のライブでいい刺激となった。それと同時にフラメンコを見る人たちにもジプシールンバという存在をもっと認識してほしいという気持ちが強くなった一日でもあった。

投稿者 gipsygroove : 22:53 | コメント (0) | トラックバック

2003年11月29日

銚子ディナーショー

夏ごろだっただろうか。ボーカルのケイジがメールで「11月末に銚子でディナーショーがあるので予定を空けておいて」とメンバー全員に通知した。
今回の話を持ってきたケイジによると、「話をつないでくれた人が電話口でいつも酔っ払っていて詳しいことが分からない。」ということなのだが、とにかく銚子という町で、あるバンドのディナーショーがあり、その前座として出演する、ということらしい。そして遠方なので1泊の宿なども用意してくれているらしい、ということも予め分かっていた。しかしどういうところで何をどうするのかがさっぱり分からないまま、予定の日を迎えざるを得なかった。

今回参加のメンバーは、ケイジ、ルイス、ティノ、ペリー、パコ、ディエゴの6人。何せ目的地が遠いので車や電車を駆使していかなくてはならず、ちょっとした綿密な予定を立てたりもした。しかも集合時間が朝の11時ということで、比較的早い時間に出発する必要があった。
みなそれぞれの手段で現場へ向かうのだが、私ルイスは車で出発し、ティノとディエゴを途中で拾ってはるばる千葉県の最東端方面をめざした。しかし地図を見ていると目指すところはどうやら「銚子」ではなくて、その近隣にある「旭」という町だということが判明した。まあ土地の知名度などから便宜上「銚子ディナーショー」と名づけられていただけで、実際は「旭市でのイベント」ということだ。例えて言うなら、「綾瀬市にあるのに厚木基地」みたいなものか。
中央高速から首都高速、湾岸線へ入る。あいにくの雨で景色なども不明。あまり旅情というものが湧かなかった。途中でレインボーブリッジを渡ったが、男3人で霧と霞に包まれた東京湾を高いところから眺めてもなんのインスピレーションも湧かなかった。
さらに、成田空港などへ通じる東関東道などを経由して一般道へ入り、なんとか11時に現場へ到着することができた。

会場と思われるその場所は「グランフェスタ」という結婚式場だった。他のメンバーも前後して到着し、とりあえず控え室に通された。この時点でも何をどうするのかがさっぱり分からなかった。
しばらくすると今回のイベントでメインで演奏する「バンド」の担当者が現れた。軽く挨拶を済ませ、会話をしていくうちにようやくイベントの全貌が明らかになった。
「バンド」といってもメンバー数人のロックバンドなどではなく、いわゆるジャズのビッグバンドらしく、その名も「マリーンズ」。プロ野球チーム・千葉ロッテマリーンズの応援団なども兼ねているらしく、20名ほどのバンドメンバーはみな地元がらみの人たちだということだ。
またイベントの後援としてロッテなどの企業も絡んでおり、会場ではキシリトールガムなどが無料で配られていたりした。どうやらかなり本格的なディナーショーらしい。

全3部で構成されるディナーショーの2部として我々GGが出演の場を与えられていた。会場となる大広間を見やると、10人ほど座れるテーブルが20個以上。つまり200人以上の客が来るということだった。
また、宿泊や食事等、予想以上のもてなしぶりに非常なるありがたみを感じた。ただ、待遇が良すぎると逆に恐縮してしまい、妙な緊張ムードが漂ってしまう。こういうことは思わぬプレッシャーになりがちだが、今回マリーンズの渉外役である鈴木さんから「来るお客さんはみんなノリノリだから」という話を聞いて、気も幾分楽になった。最初はジャズを聞きに来る熱心なマリーンズファンばかりなのかと思ったが、そういうことでもなく、結構気楽に出来そうだと察した。いい意味で気の緩みにもつながった。

ふと一枚の紙切れが視界に入った。見るとそれはこの結婚式場の今後の予定などを伝えるチラシだった。その片隅に「マリーンズディナーショー」と書いてあったが、その下には「スペシャルゲスト:ジプシーグローブ」と何の迷いも無くプリントされてあった。うーん、惜しい。我々はジプシーグルーヴである。まあ、呼び方なんてどうでもいいんだが。

さて、リハーサルの時も少しPA・音響関係で意思の食い違いがあった。何をどう間違ったか、音響担当の人が我々のことを「控えめなバンド」という風に聞かされていたらしく、マイクやギターのボリュームを控えめにしたがっていたのだ。音響チェックをしていくうちに彼もその誤りに気づいたらしく次々にモニタースピーカーなどのボリュームを上げてくれた。「全然控えめなバンドじゃないじゃないですか!」と半ばキレ気味に言われたが、推測するに、「控えめな人たちがやる激しい音楽」というのを聞き違えたんじゃないかとも思った。それならば間違ってはいない。

なんとかリハーサルも終え、あとは本番を待つのみだ。控え室で思い思いに過ごすメンバーたち。せっかくメンバーがある程度そろっているのだから全体練習などすればいいのに、世間話やら昼寝やらギターでの遊びやら相撲の四股踏みとかで時間がつぶされた。おまけにビールなどを持ち込んで軽いほろ酔い状態に。下手に鬼気迫って練習するより、気を楽にして、ゆったりムードで時を過ごすことが本番演奏を充実させる秘訣でもある。

夕方の6時にマリーンズの演奏開始、と聞かされていたのだが、一向に始まる気配は無い。会場には既にたくさんのお客さんが群れをなしていたが、演奏はまだのようだ。それなりにスタンバっていたGGメンバー達も今か今かと待っていたのだが、「演奏は7時からなんじゃないか?」と勝手に判断を下し、もう少しゆっくりすることにした。

やがて7時を回り、予想通りマリーンズの演奏がスタートした。最初にお客さんに食事をしてもらう時間というのも必要なんだなと、後になって理解したメンバー各位であった。
マリーンズの演奏はまるで「ルパン三世」のテーマ曲のようにジャジーで大人びた「完成させられた」音楽であった。それに対して、荒削りで土臭い「完成なき」ジプシー音楽が合うのかどうかは謎だが、言ってみればカレーにおける福神漬けみたいなものなのかも知れない。何をするにしても、合間に違ったテイストを与えることが客を飽きさせない方策の一つだと何かの本に書いてあったが、GGもそんな役目なのだろう。

マリーンズの演奏が終了し、会場に足を踏み入れると目の前にはたくさんのお客さんが。結婚式の披露宴などでもかなりの人数を目の前にして演奏したことがあるが、今回はまた盛大だ。しかし幸いにもお客さん方に適量のアルコールが注入されている模様で、会場全体がある種の活気に満ちていた。
PAセッティングに多少の時間がかかってしまい、遠方より「ハヤクヤレー!」とのヤジ的勧告がかかる。しかしそれも束の間。勢いのいいジプシールンバを突拍子も無く始めると、一瞬会場もびっくりしたようだが、すぐにノリノリムードへと転換するに至った。
よくエンディングの方に演奏していた「Bamboleo」を最近は最初のほうに持ってくるようにしているのだが、今回もそんなこんなでツカミはばっちり成功。勢いに任せて得意のナンバーを順次繰り出していく。
「Volare」あたりをやると奥の方から突然乱舞しながら迫り来る男女が。おそらく何らかの舞踊に心得のある二人なのだろうが、それをきっかけにして会場のあらゆる部分から我慢しきれなくなったお客さんたちが次々にステージ前へ集結し、様々な踊りに夢中になり始めた。
当然このような光景を目の当たりにしたGGメンバーは「火に油」状態。盛り上がりも絶頂に達した。「Gipsy Road」や「Querencia」などのオリジナル曲もからめて、その後に福神漬け的役目の「A mi manera」(マイ・ウェイ)を演奏した。演奏が終わると同時に花束を持った女性が出現し、ケイジに立派な花束が約3束手渡された。こんな扱いは始めてである。うれしいことこの上なしだ。しかし、花束贈呈などは通常一番最後に発生しそうな事態だが、この曲が最後だと勘違いされたのだろうか。セットリスト上はまだ3曲ほど残っていた。

勢いを崩さず最後まで演奏し、熱気に包まれたままGGの舞台は終了した。メンバー紹介などを一通り済ませて、余韻を残したまま撤収作業をしていると、どこからとも無く「アンコール」の声が。前回のカレッタ汐留に続いてまたしても他発的アンコールだ。うれしいのは山々なのだが、ゲストである我々がこんなことになってしまっていいのであろうか?とメンバー内で数秒のミーティングを行い、指示をマリーンズの担当者に仰ぐことにした。すると二つ返事でOK!GO!のサインが。
再びステージに上がるとこれまた盛大な拍手と歓声が沸き起こってしまった。微妙な気分だが、うれしいことには変わりなかった。
アンコールに応えてGGのオリジナル曲「Ole y Ola」を力の限り演奏し、これでようやく出番は終わった。控え室に戻り、興奮さめやらぬままビールで乾杯!・・・しかし、ここで終わりではなかった。

第3部に再びマリーンズのゴージャスな演奏があり、その最後のアンコールの時にもう一度GGがひょっこり登場するという手はずになっていたのだ。今度はマリーンズと一緒に演奏するという水面下の計画を実行しなくてはならなかった。曲は「Vamos a Bailar」。当初はブラスバンドをバックにものすごいことになりそうだと期待していたが、何でも、譜面が間に合わなかったとかで、セッションはドラムスだけになってしまった。それでもまた違うノリにお客さんも大満足。セッション後、ラストにまたマリーンズによるムーディー&エレガントなジャズが奏でられ、幕は閉じられた。

何がなんだかわからないまま始まった今回のライブだが、終わってみれば大成功だった。ディナーショーにゲスト参加というのは初経験であったが、とにかく基本的にはノリは一緒。会場の広さやお客さんの数なども多少は関係してくるかもしれないが、音楽の「ノリ」を楽しみ、盛り上がっていく様はどんなときでも一緒だ。今回のライブで更なる自信を得たGipsy Groove。果たして今後の運命やいかに?!

余談だが、冒頭に出た「ケイジに今回の話をつないでくれた人」というのは、実は以前に千葉県幕張における結婚式で演奏した時の新郎だった人である。(レポート#31参照)一つの出会いがまた新たな出会いを生み、更にそこからまた別の出会いが・・・。これもバンド活動をしていく上で大きな財産となりうることだ。

投稿者 gipsygroove : 22:46 | コメント (0) | トラックバック

2003年11月15日

全員集合!カレッタ汐留ライブ

バンドを結成してそろそろ3年になる。通常、人間が複数名集まると何らかの摩擦や紛争が起きがちだが、我がGipsy Grooveの場合、摩擦どころか段々と穏やかになり、ますます人数が増え、より一層団結力が増していっているように感じてならない。我々は演奏をして金銭をもらうこともあるが、俗に言う「プロ」という意識はあまり無いし、ジプシールンバという音楽をもっといろいろな人に知ってもらいたいということだけが音楽活動の理由となっているので、いわゆる「金銭をめぐるトラブル」なども発生した覚えが無い。そしてとにかくメンバー全員が音楽を楽しんでいるというのが一番の強みだろう。みんな本当にこの音楽が好きで、やりたいからやっているだけなのである。好きなことをやって、とにかく楽しんだら勝ちという考えが強いので、妙な競争意識や無駄な抵抗や悪質な裏工作などありえない。あるのは今を楽しむこと。メンバーどうし協力し合い、まったく健全で平和なバンドとなっている。バンドというよりはむしろ「ファミリー」と呼ぶにふさわしい。

今回のライブはそういう意味でも本当に心から楽しむことができ、改めてメンバーどうしの絆を深めることができた気がする・・・。

場所は都内某所の「カレッタ汐留」というところ。どういうところなのかはインターネットで検索すれば一目瞭然だが、私ルイスの私見としてはまさに「近未来都市」そのものであった。ガラス張りのものすごいビルが立ち並び、洋風のマイルドな建造物で覆われ、遠くにはモノレールまでも滑走している有様だ。そんな場所でライブができるとは夢にも思わなかったが、これもあるインターネットの募集ページがきっかけだった。
「Live! Viva la vida」というとってつけたようなスペイン語が今回のイベントのタイトルとなっていた。カレッタ汐留のメイン広場と思われるカレッタプラザで金・土・日の昼夜に渡って繰り広げられるこのイベントは、隣接する某有名会社による企みごとであった。そんなことはどうでもいいのだが、外気を吸って思いっきり演奏ができるということで、すぐさま応募した結果ことがうまく運び、今回の出演に結びついたというわけだ。

それとは別に今回特筆すべきは、「運良くメンバーが全員参加」できたということだ。
総勢10名という大所帯なので、いつも必ず誰かが欠けていたり、ひどい時は3〜4人くらいしか集まらない時だってある。それが10人とも集結するということはほとんどありえない。
それもスペースの限られたライブハウスなどではなく、自由にのびのびできるストリートなので、これは何かの巡り合わせなのだろう。

ライブ開始の16:30にあわせて続々とメンバーが集まっていく。しかしいつも音響セッティングを仕切っていたアドバイザー・マリオが諸事情により早期到着が不可能となったため、他のメンバーでなんとか組み立てなくてはならなかった。16:00に前のバンドが演奏を終了し、転換時間が30分しかなかったためかなり急を要したのだが、ギターやボーカルマイクなど何とか無理矢理バランスをとって調整することができた。そして開始10分前にマリオ登場。「オレー!マエストロー!」と思わずハレオが上がる。彼のおかげでGGのライブサウンドがうまくコントロールされているといっても過言ではないが、今回も時間が無い中うまくまとめてくれた。

さて、準備が整ったところでいよいよライブの始まりだ。今回は一種のストリートライブということなので、特にセットリストなどは考えてこなかったのだが、音響もしっかりしているし、お客さんもどこからか集まってきてくれたので、雰囲気的には通常のライブと変わらない状況だった。始まる寸前に強引にセットリストを考え、基本的にノリノリのナンバーで固めることにした。
1曲目はGGのオリジナル「Mirando Estrellas」。あいにく天気が悪く今にも雨が降り出しそうな勢いだったが、「星を見ながら〜」と景気よく歌ってやった。
ギターが約7名。普通のバンドではまず考えられない編成だ。しかしジプシーファミリーなら大いに考えられる構成だ。そういう珍しさもあってか、前述の通りオーディエンスがそこかしこから徐々に引き寄せられてきた。おなじみの「Volare」なんかをやると一気に盛り上がる。つかみはOKと言ったところだ。
そして今回メンバーの他、ケイジやマサティートの友人であるバイラオーラのアヤさんにも突如出演してもらうことになった。演奏だけでも十分だと思われたが、そこにバイレも入るとなおさら効果的だ。ビジュアル的に引き締まり、見ているものも興奮度が増す。今回は本当に十分すぎるほどのキャストであった。
バイレと言えばリードギターのパコも異様ともいえる舞をナチュラルに表現していた。それは別名「狂気のダンス」とも言われる。並外れた集中力が指先を活発化させ、その反動で体の動きを徐々に狂わせていく。
彼いわく「反省して最近もっと狂うようにしました。」ということだ。
とにかく彼を中心に一つの渦が巻き起こり、他のバンドメンバーにも影響を及ぼしていることは言うまでも無い。
そんな中、自分のペースを崩さず平然とギターを弾く女人あり。バンドの紅一点サヤだ。彼女は春先から夏ごろにかけてしばらくバンド活動を休止していた。本業の仕事が忙しくなったためでもあったが、落ち着いてきた最近は比較的参加率も高くなって、パルマの裏打ちもこれで安泰といったところだ。しかし以前よりマイペース度がアップしているのでこの先も侮れない存在だ。
また、最近参加率の低いメンバーといえばギターのキコもそうだ。彼は今年になって2番目の息子が誕生し、家庭も仕事もえらく大変に思われる。しかしギターという趣味は他には変えられない。実は今回のライブもうまいこと都合つけて極秘でやってきた。ある意味彼もつわものである。

演奏は三部構成になっていて、各30分の持ち時間が与えられていた。時計を見つつ一部をなんとか時間内に終わらせることができた。するとカレッタプラザ内にある奇妙なオブジェが突然煙を吐き出した。どうやら間欠泉を表しているようで、これがこの広場の一つの見ものとなっている。時々ブシューという不快な音を発し近づく人々を脅かしていた。汐留(汐が留まっている状況)を表しているのであろうか。なかなか見事な演出だ。この間欠泉スペクタクルが30分ごとに発生するので、バンドの演奏もそれにあわせて行わなければならない。そこら辺が自由気ままなストリートライブとは異なっていたが、かえってメリハリがついて演奏にも力が入るというものだ。
休憩中はメンバーそれぞれ適当にすごし、カレッタの優雅なひと時を満喫することができた。

30分後、2部開始。パコの奏でる痛々しいまでも華麗なギターソロで始まった。1曲目はオリジナル曲、ジプシーロード。やはり2部もノリノリ系でガンガンに攻めた結果、興味をもったオーディエンスが少しずつ集まってきた。中には我慢しきれずに踊ってしまう人もいた。そういう光景を見ると演奏する側も楽しくてしようがない。
7曲ほど演奏して約30分。そしてまた休憩が30分。時間もすでに夜6時半を回っていた。心配された雨も何とか降らずに持ちこたえてくれていた。3部の最初の曲は「Baila me」。ジプシーキングスの陽気なルンバだが、最近はこの曲をあまり演奏していなかった。そのためボーカルのケイジも混乱を来たし、途中でなんだか別の歌が混じってしまったようだ。それでも強引に演奏を続け、事なきを得た。本場ジプシーのミュージシャンならこのように突然別の歌が混じったりしてもまったく問題ないらしいのだが、まだまだそういうハプニングになれていないケイジは動揺を隠し切れず、たまに悲しげな顔をして他のメンバーに助けを求める傾向にある。一貫して熱く猛々しく歌う彼も、そんな時は小刻みに震えるチワワのようになってしまう。まあとやかく言う問題ではない。ボーカルの歌いたいように歌わせ、それにギターがついていくだけである。本来ジプシー音楽というものはそういうものだ。

勢いよく続いたライブもいよいよ終盤。途中でマリオのオハコ、「Inspiration」で一旦ブレイクし、続いて最近のGGの新曲「Nubes Errantes」を披露。この曲のサビは実はキコが発案したもだ。それをアレンジして歌詞をつけ、哀愁漂う秋の風情たっぷりの曲に仕上げた。ライブの最後の方に演奏すると何か物悲しさも沸き立つ。
ところで、はっきり言ってこの新曲を全員であわせて練習したことがない。新曲ができたらインターネット上でメンバー全員に配信し、各自練習する形をとっており、以前のようにカラオケボックスで「合わせ」を行うことがめっきり少なくなった。まさに「練習が本番、本番が練習」である。しかし、この大人数にも関わらず、なんとかまとまってしまうものだ。多少のギターコードの間違えや歌い間違いなどは問題では無い。心がこもっているかどうかが重要なのだ。

そんなこんなでいよいよライブも終演。約束の時間を少し過ぎてしまったが、満足なライブとなった。
片づけをしようとするとオーディエンスの方々から「アンコール」の声が!最近は自発的にアンコールを行うことも多かったのだが、他発的にアンコールされるとは嬉しい限りだ。しかし既にタイムオーバー。主催者側のお達しでこれ以上の演奏はできなかった。最後まで見て頂いた方々に感謝の礼を述べライブの幕を閉じることにした。

せっかくメンバーが全員集まったので集合写真などを撮るなどしてカレッタを後にし、新橋辺りでミーティングと称して宴会を執り行うGGメンバ−。
実は最近めでたいニュースが立て続けてに勃発していた。GGのメンバー2人がなんと2日連続して結婚(入籍)したのだ。その2人の各配偶者も同席し、場はあっという間に祝いの宴と化した。
しかし一方で試練を与えられたメンバーもいた。労働者バンドと言っても、ある日突然ジプシーになってしまう時もあるのだ。そんな時はメンバーどうしで励ましあい、サポートするのがジプシーファミリーの暗黙の掟。今後も山あり谷ありだと思うが、メンバーどうし楽しむ時は楽しみ、大変な時は助け合うというポリシーの元、Gipsy Grooveは活動を続けて行くことであろう。

投稿者 gipsygroove : 22:44 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月27日

原宿Pink Cowの様子

以前、恵比寿の路上でライブを行っている時、ある男性から声をかけられた。一見かなり風変わりなその男性は、実は映像関係のプロデューサーで、原宿のあるお店でたまに打ち合わせなどを行っていると言う。後日、「原宿のお店で演奏してみないか?」という誘いがあり、それがこのPink Cowというカフェでのライブのきっかけになった。
原宿駅から徒歩3分ほど。駅前の雑踏から少し奥まったところに住宅街があり、迷路のような小道を抜けた先にそのお店はある。ここでのGGのライブはもう3、4回目だろうか。すっかり平日夜の定番としてお馴染みの場所となった。
肌をなめるような雨がうっすら降る日だったが、ルイスが車で機材を運び原宿に到着した頃にはすっかり止んでいてくれた。例によって機材やら楽器をお店に運び込み、早々とセッティング完了。
平日の夜と言うことで、出席できるメンバーも限られている。「勤め人」バンドなので比較的融通のきくメンバーしか集れないのが現状だ。この日の参加者はケイジ、パコ、ルイス、マサティート、そしてマリオだ。みな無理矢理都合をつけて駆け付けてくれた。
この日はメンバーの知り合いのツテやこのホームページを見てご来場頂いた方など、予想外のお客さんの数で感激した。フリーチャージ、つまり観覧無料というシステムを採用しているためお客さんはもとよりメンバー一同も気軽にライブが楽しめるというメリットもある。
夜8時過ぎ、おもむろに演奏開始。しょっぱなからヴォーカルのケイジは仕事の疲れを微塵も見せず、自慢のノドをフルスウィングさせて演奏を波に乗せる。音響もプロいマリオにお任せした結果、ライブの回を重ねるごとに安定感を増していった。
最近髪を切り、刈り上げがまぶしいパコもリードギターで健在をアピール。
ハプニングもいくつかあった。勢いを付けすぎたルイスのギターの6弦がこれ見よがしに弾け飛んだ。弦を張り替えるも、学習能力のないルイスは更に激しく弦をかき鳴らし、今度は自分の人差し指のつめを弾き飛ばす結果に至った。出血をともなう超深爪状態。これはジプシールンバ弾きにとっては致命傷と言えるだろう。痛みに耐えつつ、脂汗を流しつつ、指をかばいつつ、ライブは続いていった。
ライブの最後の方でマリオの6弦も吹っ飛び、もはやお手上げ。普通、ギターの6弦ってこんなに頻繁にぶっちぎれるものだろうか?
最近定着してきたGGのオリジナル日本語曲「Isra Verde」を流し、閉めの曲「Buenas Noches」を演奏しひとまず終了。が、例のごとく客席にアンコールを誘発させ、最後はやっぱり「Bamboleo」。さらに、場の空気が覚めやらぬうちに、セビジャーナスがはじまった。ケイジの知り合いの何人かがフラメンコ愛好家で、ここぞとばかりに得意のバイレを披露し、終演に花を添えた。

誰かが言った。「平日の夜?そんなの関係ない。楽しむ時は楽しまなきゃ。なぜなら、(この雰囲気、この人たち、この楽しさなど、)あるのは今だけなのだから。」

投稿者 gipsygroove : 22:40 | コメント (0) | トラックバック

2003年04月12日

Live in Kunitachi Vol. 11

東京都国立市にある粋なライブハウス「はっぽん」でのライブも、今回で通算11回目を数える。
ほぼ2ヶ月おきにお世話になっている状況だ。この日もメンバーは昼の3時頃に国立入りし、本番前の練習場所である某カラオケ屋に集合した。以前利用していた某大手カラオケチェーン店は不況のあおりを受けてか、1年位前に姿を消した。このカラオケ店もそんな状況に陥らない様願うばかりだ。
練習に参加したメンバーはケイジ、ルイス、パコ、マリオ、そして久々登場のキコである。キコは最近この近くに引っ越しをしたらしく、国立へは自転車でやってきた。以前は迷彩色のカバーに包まれた怪し気なベースを背負い、「ガンタンク」と呼ばれるこれまた奇妙なベースアンプ(カバーはキティーちゃん柄)を台車にのせて移動をしていた。しかし今ではギタリストに転身し、ギターケース一つで身軽に移動できるため、いくぶんこの日は笑顔がさわやかであった。ちなみにそのベースとアンプは現在のベーシスト、ティノが引き継いでいる。しかし彼は連日の本業職務に追われ、この日も残念ながら欠席となっていた。
何はともあれカラオケボックスでなりふり構わず練習開始。ケイジの地鳴りのような声と珍妙なジプシールンバ・ギターの手の動きに飲み物を届けに来る店員も恐れをなしているようだった。
午後6時頃、はっぽんへ入る。そしてすかさずセッティング。ギターは全て内蔵マイクを通してスピーカーから音を出すようにした。自前のミキサーで全体の音バランスを調整し、軽くリハーサル。何だかいつもより音にキレがあって、よい感じに聞こえた。いつもはだいたいこうした音づくりに悪戦苦闘した挙げ句、若干の妥協をともなったまま本番を迎えるのだが、この日に限ってはそれほど苦戦せず、望み通りの音が作れたようだ。なぜだか分からない。ルイスのギターは最近調整を加え、すばらしくキレとノビのある音が出るようになったのだが、そのせいだろうか?音響に疎いメンバーは、マリオやパコなどのマニアっぷりに頼らざるを得ない。
しばらくしてパーカッションのマサティートも到着。お客さんも徐々に入場して来た。
午後7時45分頃、どういうわけか顔を赤らめたメンバー各位がステージに上がり、ケイジがなんだかとってもかっこいいコメントを発した直後に演奏開始。1曲目はお馴染みのオリジナル曲「Mirando Estrellas」だったが、ちょっと趣向を変えて、はじまりをオドロオドロしくアレンジしてみた。この曲はルイスがインドの砂漠でじゅうたんを敷いて寝っ転がり、満天の星空を眺めつつ、フンコロガシの襲撃にあっているときに思い付いた曲だ。この曲を演奏すると闇の中でカレーを作ってくれたうさん臭いラクダ遣いの顔が思い浮かぶ。まあそんなことは知る由もないメンバーと、お客さんは次第に演奏にのめり込んで行く。
続いて「Volare」や「Pena Penita」などのジプシーキングスの名曲が続く。
歌声もさることながら曲間のケイジのMCも毎回パワーアップしている。とにかく笑わせてくれる。これは他のメンバーにとっても肩の力が抜け、リラックスできるのでかなり有効だ。しかしたまに「やっちゃったー」という時があるが、そんな時はメンバーが暖かい目で彼を見守ることにしている。
途中で、はるばる北茨城から到着したメンバーの一人ペリーが加わった。冷凍魚の猛攻にあいつつ、仕事を終えた後に、雨の常磐道を140kmで飛ばしてやってくる彼をタフガイと呼ばずしてなんと呼ぼうか。
演奏は続いて行き、第1部の最後はオリジナルの「Gipsy Road」。勢いのある曲だ。

1.5部はメディカル・ギタリスト新井氏やパキート細野氏によるフラメンコ演奏、マリオやKFC代表チコ氏によるジプシーキングスのインストナンバーが演じられ、会場も大いに盛り上がった。そして電車の事故で送れて来たものの、相変わらずのヒゲパンチで現れたアルベルト "みちのく一人旅" ゴンサレス氏の繊細でち密なギタープレイを聞くことが出来、店内は熱いコラソンで包まれた。

さて、2部開始。前回のカフェスローライブで無理矢理やってしまった「Sin Ella」を演奏。練習を積んだおかげで大きなミスもなく曲を終えることが出来た。しかしケイジの歌い回しにあわせてギターを弾かなくてはならないので、コードが移る時に神経を使う曲だ。
続いて「Djobi Djoba」「A mi manera」を立続けに演奏。一気に場を盛り上げるには都合のよい2曲だ。
途中で一息入れ毎回はっぽんライブでは恒例となった「マリオとジャンケンピョン」を開催。早くこの場で我々のオリジナルCDを配れたらなーと、反省を込めた期待を抱かずにいられなかった。
パコのオリジナルインスト曲「Fiesta para ti」を間に挟み、次はいよいよGG初の日本語オリジナル曲「Isra verde」を演奏。ルイスが1年程前からあたためていた曲だ。これもやはり旅の途中でふと思い浮かんだ曲だ。たしか南の島の浜辺でナマコと戯れている時だったかな。まあそんなことはどうでもいいことだ。今はケイジが歌詞を間違わなければそれでいい。スペイン語と違って日本語なので噛んだらおしまいだ。(バレバレだ。)しかし、そんなルイスの危惧を吹き飛ばすようにケイジは見事に歌い上げてくれた。めでたしだ。
ライブはそのまま残りの曲を消化し終了。いい汗をかいた。
終了後、お客さんが何人か帰っていったが、その後もプチライブが続いた。アルベルト氏やマリオ、パコなどによる優れたギター演奏。アルベルト氏の演奏するパコ・デ・ルシアの名曲は誰もが感嘆の声をあげた。
またケイジの歌声ではじまったセビジャーナス。飛び入りでフラメンコダンサーが麗しいバイレを踊ってくれた。
そして一番驚いたのがパコとアルベルト氏の友人であるというスペイン人ホルヘさん。彼はオペラの心得があるらしく、余興で歌ってくれたフラメンコやラテン歌謡は尋常ではなかった。まさにこれぞ本物と言った感じだ。声の出し方がまず違う。高音を発する時、まるで部屋中が雷に打たれたようにビリビリする。()
主にカントリー・ウェスタンのライブが行われるこのお店も、今宵はスペインのバルかメキシコの居酒屋のような熱い空気が絶えることなかった。

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2003年04月05日

カフェスローライブ

我々Gipsy Grooveも結成して今年で3年目に突入。季節はあっという間に春になり、またフレッシュな気持ちで4月第一発目のライブを迎えた。ところが天気は大雨の強風。咲ききった桜を容赦なくふるい落とす、いやーな天候であった。
ライブ会場は去年の12月にも一度やったことのある「カフェスロー」だ。その名のとおりスローフードやスロー・カフェを提唱している、環境に優しい暖かみのあるお店だ。倉庫を改造して内装にストローベイルの壁や手作りの家具をほどこした、ライブでなくても楽しめるお店だろう。
お店に入る前に「今日のライブ:ジプシーグループ」とあった。我々はジプシーグルーヴである。(名前なんてどうでもいいのだが、これはよく間違われる。)
本日の参加メンバーは、ヴォーカルのケイジ、リードギターのパコ(2人は別のところで出張演奏を終えた後だった。)、ギター陣では、最近南の国から落ち武者のように帰還したルイス(脱皮中)、今月中に人生の晴れ舞台を経験すること必至のディエゴ、相変わらずのマイペースで他を圧するサヤ、そしてますます髪の毛に回転が増し程よい貫禄をかもし出すマリオがゲスト参加。パーカッションには腰痛を抱えつつもしなやかな物腰をみせるマサティートが来てくれた。
建物2階にメンバーの控え室としてあてがわれたリビングルームのようなところがある。ゆったりソファーでくつろぐこと数十分。1階の会場に続々とお客さんが入ってくる。あいにくの天気で、当初かなりの客足が遠のくことを予想していたにもかかわらず、多くの方に来て頂きメンバー一同感謝感激の念にたえない。

午後7時、ライブ開始。曲はジプシーキングスのオーソドックスなナンバーや我々GGのオリジナルソング。会場の暖かみを重視するべく、電気にはなるべく通さず、バックのギター等は基本的に生音で演奏することにした。ヴォーカルやコーラスにはマイクを用いたが、ケイジの発するサイレンのような声は、ほとんどスピーカーを必要としないのではないかと思うくらい不変の激情ぶりを見せていた。
おちついた空気の流れるカフェの中では一気に場の雰囲気を奮い起こすことは難しい。徐々にお客さんのノリの状況を把握しつつ(本当はそんな余裕ないが)、自分達も自然と熱が加わってくるのを感じ取って行く。お客さんのノリと自分達の演奏が一体となる時がある。それが「グルーヴ感」というやつなんだろうか。

第一部はおなじみの「A mi manera」(マイウェイ)で幕を閉じる。シャンソンの名曲をかつてのジプシーキングスがカバーし、それをさらに我々がコピー&ペーストする。名曲はいつまでたっても廃れないものだ。
休憩を挟んで第二部。「Arrinconamela」というフラメンコ曲を高速で演奏。この時ばかりはスローどころか「カフェ"スピード"」だ。
周囲を熱気に包まれつつ、次々と得意の曲を演奏。割とスピード間のある曲ばかりが続いたところで、「Para Siempre」というオリジナルソングをかます。我々の作った曲の中では一番のスローナンバーだろう。歌詞がスペイン語なので意味が分からないかも知れないが、フィーリングでイメージを湧かしてもらえれば幸い至極である。ちなみにこれは一種のラブソング。綿菓子にはちみつをかけたような歌だ。
そうこうしているうちに時間は過ぎて行く。いよいよラストの曲。おなじみのお別れソング「Buenas Noches」。「おやすみー、また会いましょう」という意味のホットで気のきいた歌だ。「なんかライブの最後に楽しく終われる曲が欲しいな−」という思いつきで出来たナンバーでもある。この曲が始まったら「今日のライブも終わりかー」と、少し切なくもなる。(本当はそんな余裕ないが!!)
最後に無理矢理アンコールに持って行くのはGGのライブでは恒例だ。いつもは自主的にアンコールを行うのだが、この日はうれしくも多くのお客さま方からアンコールの拍手を頂いた。最後の曲は何にしようかと土俵中央にメンバー集結、協議の結果、まだ披露したことのないジプシーキングスの名曲「Sin Ella」を演奏することにした。うねる荒波のようなギターのリズムにケイジのハスキーヴォイスがからみつく。トリップ&酸欠寸前になるまで歌い上げ、ようやく演奏終了。台風一過のような余韻に浸るオーディエンス、ほとんど最近「練習が本番、本番が練習」という状態のメンバー各位にとってみても満足のいくライブであっただろう。

余談:
ライブ終了後、無法者のルイスとマリオは、同じく荒くれ者のパコの自宅に宿をとった。ジプシールンバやギター奏法の研究等、オタクな会話が夜遅くまで続き、やがて就寝。・・・夜中の3時、パコは寝ている時にも「オレー!」とハレオを絶叫。びっくりする他2名。彼の中では常にライブが繰り広げられているようだ。

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2002年08月25日

Yokota Friendship Festival

今年も横田基地の日米交流イベント、「フレンドシップフェスティバル」の日がやってきた。普段厳重に門を閉ざしている同基地もこの日ばかりは大衆にオープンされる。
基地内は多数の露店がならび、遊覧汽車ぽっぽも駆け巡る。メイン会場ではバンドやダンスグループなどによるパフォーマンスが繰り広げられる。GGは今回で2度目の参加だ。新メンバー・ディエゴ後藤氏も正式メンバーとして初参加。左に構えたギターがうなる。
去年は初夏の猛烈な暑さの中だったが、今年は残暑の肌に張り付くようなねっとりとした暑さが身にしみた。

青梅線牛浜駅に集結したメンバー一行はこの暑さの中基地へ向かった。夏バテがたたってか、既にバテぎみのメンバーも。基地に入ってすぐにビールでも、と行きたいところだったが、今年はそう甘くはなかった。
去年のアメリカ同時多発テロの影響でセキュリティーチェックがかなり厳しく、門の前は順番を待つ人々で溢れかえっていたのだ。まるで正月の川崎大師のようだった。直射日光に人いきれ、不快指数が最高頂に達したところでようやく危険物検査、荷物調査を終え基地内へ。空港の入管なみの手間がかかった。

さて、今年もメインの会場はハンガー15。普段は飛行機が待機する格納庫だ。中に入ると日光が避けられる分良かった。
通された物置きのような場所で準備開始。クーラーがうっすら効いていて涼しい。音響に詳しい当バンドギタリスト、パコは早速ステージ横のエンジニアと打ち合わせ。今回はギターにコンデンサマイクをつけてばっちり決めようと思ったが、セッティングをなるべく単純にしてくれとのPA側の要求と、こちらの準備不足も有り、結局皆マイクから直接音を撮ることになってしまった。

リハーサル(というか、マイクチェック)の時間も短かった。気付いたら演奏開始時間に。なんとなく慌ただしいライブ・スタートとなった。今回はオーソドックスなジプシールンバとは少し趣の異なるフラメンコ調のルンバ、「Arrinconamela」から始まった。最初の空ルンバを聴いて「Baila me」かと思った方も多いと思うが、実際は今回初演の曲だ。スペインのトニーガトリフ監督の映画「Vengo」からコピーしたものある。
エスニックな雰囲気を漂わせた後でお馴染みのジプシールンバを次々と炸裂。格納庫の中はますます蒸し暑さを増し、メンバーの顔面は垂れ流れる汗におおわれた。ギターも汗まみれになってしまうな、思ったその瞬間、「ベベーン」と弦が弾けとんだ。例によって私(ルイス)のギターの弦だ。実はこのギターは1ヶ月ほど修理に出していて、この日久しぶりに手にしたのだった。弦を支えるブリッジの部分が鋭くなっていたのが原因だろうか。とにかくライブの度に弦が切れ、メンバーには迷惑をかけている。慢性的ストリングカッターだ。

また、演奏をしていて気付いたのだが、自分の音以外ほとんど何も聞こえなかった。これには参った。ハウリングを恐れてモニターは使わなかったのだが、それが災いして他のメンバーの出す音がほとんど聞こえなかったのだ。オーディエンスに対しては言い訳になるかも知れないが、我々にしてみればまるで耳栓をしながら演奏をしているようだった。そのため本来歌が始まるところでKGの第一声がでなかったり、微妙に音が外れていたり、リードギターが聞こえなかったりしたかも知れない。広い会場でのセッティングについて熟考の余地有りだ。
何はともあれ汗だくのままGGの出番は終了。うーん、少し物足りない気が・・・。

この日のセッティングリスト-
1.Arrinconamela(Vengo)
2.Pena Penita(GK)
3.Volare(GK)
4.A mi manera(GK)
5.El camino del Gitano(GG)
6.Djobi Dojoba(GK)
7.Bamboleo(GK)
8.Vamos a Bailar(GK)

余談1)横田FFといえば豪快な肉料理。疲れた体にハイカロリーな牛肉でエネルギー補給。しかしたまに噛み切れない「はずれ」の肉がある。アメリカ人はこんなスリリングな毎日を送っているのだろうか。

余談2)帰宅時の青梅線で人心事故発生、GGメンバーのうち5人が乗っていた電車の対抗車線だった。40分間の箱詰め状態後、解放された。

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2002年01月13日

ライブハウス「7th AVENUE」出演!!

思えば去年の9月ごろ、私(ルイス)がインドあたりでカレーを食べている頃、GGの面々は突如出演要請のあった横浜の対バンライブで演奏していた。雨漏りの激しいカルカッタの宿で沈没していたルイスにとってはまさに寝耳に水であったが、その時のライブがきっかけで今回、横浜関内の老舗ライブハウス「7th AVENUE」(以下セブンス)の出演が決まったという。セブンスは若手ロックミュージシャンの登竜門として名高いライブハウスということだが、最近ロックというジャンルからかけ離れた生活をしているGGメンバーの何人かは初めて耳した名前だった。兎も角、セブンスの名プロデューサー椙江氏の直々の出演依頼ということで恐縮かつ若干の緊張をもよおしたことは否めない。

ライブ当日、本来はメンバー全員で出演したいところだったが、リードギターのティノは婚前の緊迫した状況のためあえなく欠席。しかし他のメンバーとおなじみアジアンジプシーギタリストのマリオ氏、カホンのマサティート今村さんを含めた7名での参加となった。

今回はGGの単独ライブではなく、合計4バンドが順繰りにライブをおこなう、いわば対バン形式のライブで、各バンドの持ち時間が決められていた。他の参加バンドも言ってみればラテン系だが、中にはホーンやドラムス、キーボード、エレキギターなどを駆使したロックやソウル色の強いバンドもあった。そのなかでもGGはことごとくアコースティックで他のバンドとは一線を画していたようだ。

リハーサルもおわり楽屋で待機するメンバーたち。いつもとは一味違うライブのためやはり緊張気味だ。しかし今回はお客さんがたくさん来てくれたおかげでやりがいというものもあった。いつも応援に駆けつけてくれる人たち、初めてGGを知る人たちなど、様々な人たち場はふくれあがっていた。すでに熱気むんむん、いよいよGGの出番だ。

出だしはジャカボコ、ジャカボコと、ギターのカッティングからはいるBaila me。歌いやすく弾きやすいためライブの始めに持ってくることが多い曲だ。1曲目を終えて一気に火がついた。正月ボケ覚めやらぬため少々のミステイクはあったものの、ジプシーキングスの曲とGGオリジナル曲をザザザーンと演奏していった。あっという間の40分に感じられた。最後にアンコールを頂き、Djobi Djobaで閉めることにした。

さすがにいっぱしのライブハウスだけあって音響が充実している。おまけに照明効果も激しい。まあ状況はどうあれライブ中は演奏することに集中し、お客さんと一体となって楽しむことができた。

あとで聞くと、やっぱり40分じゃ消化不良だよ、という声が多かった。それもそうだ。だが仕方ない。いつかはこういうでかいライブハウスでの単独ライブができたらと、もの思いにふける今日この頃だ。

投稿者 gipsygroove : 22:30 | コメント (0) | トラックバック

2001年11月24日

Live at "BAR・BAR"

今回のライブの会場はラテンレストラン「BARBAR」。その名の通りスペインやラテン諸国に見られる「バル」風のこじんまりとして落ち着いた雰囲気のお店だ。GGの演奏はもともと生演奏が主で、お客さんに接近して音楽を堪能してもらう事が特徴だった。そのためこういうこじんまりとしたライブハウスも十分生演奏で対応できただろうが、最近ではもはやマイクやアンプを通しての演奏が主流となってしまっている。より迫力のある演奏をオーディエンスに提供できる他、演奏者自身も長時間演奏する場合に余計なパワーを使わずに余裕を持ってプレイできるとえた結果だ。しかし実際機材につなげて演奏してみてもついつい力が入ってしまい、結局生演奏と変わらないことがしばしば。まあ、とりあえず前者だけに重きを置いて、今後もPA機材の充実に努めるつもりだ。

この日もライブ当日ながらPAセットなどを購入すべく秋葉原の某電気屋の楽器館に足を運んでいた。やはり日本一の電気街とあって、品揃え、値段共に納得のいけるものばかり。試用せずにいきなりライブで使うのもやや不安ではあったが、とりあえず今回のライブのために備える事にした。

日も暮れ、ライブハウスのある京王線明大前駅に続々とメンバーが集まって来た。早速会場のステージ上に機材をセッティングしてみた。やはり機材に詳しいMarioが指揮をとってくれ、割りとスムーズに事が運び、軽くリハーサルもこなした。音のバランスや質感もまあまあ。しっかりしたアンプで一安心だ。

近くのカラオケ屋で最終練習をするつもりだったが、本番までの時間が限られていたため、得意のストリート上でかるく打ち合わせ&練習を済ませる事にした。ストリートと言っても、モロに駅前だったのでなかなか目立つものがあったようだ。道行く通行人はもとよりライブかっていたお客さんにも大公開で、いささか不信感を抱かせてしまったかもしれない。しかしこれが本来のGGの姿である。まあ本番前の余興という事で御容赦願いたい。

さて、本番。今回もたくさんの方に来て頂き、喜ばしい限りだ。しかし先ほどのリハーサル時よりもメンバーが増えたので、小さなステージ上はかなりの人口密度となった。とにかく演奏開始。1曲目はインストだったが、2曲目からはヴォーカルのKGもステージ上にあがり、さらに満員電車状態。今回はベースのKikoが不在だったが、フルメンバーだったら客席に溢れ出ていた事必至だろう。しかしこの超過密状態も慣れると意外といい面もある。メンバーそれぞれ密着しているため各自の音が聞き取りやすく、チューニングの狂いもカバーできた。ギターをラスゲアード(激しいかきならし)すると他のメンバーの腕などにバシバシあたり、いいコミュニケーションと触れあいが持てた。

会場の反応はというと、意外と静かに耳を傾けてくれ、最初からガツンと盛り上がる様子はなかった。東京の中心に近いという事もあってクールな人が多いのだろうかと余計な心配をしてしまったが、休憩を挿んでの第2部ではみなさんもようやくGG特有の油っこさにも慣れ親しんでくれたようで、全体的に緊張が解けて来たような感じがした。こうなったらもう後は勢いでラストまでひっぱり、最後はおなじみ「Volare」と「Djobi Djoba」でとどめをさした。セットリストは前回の「はっぽん」ライブとほぼ同じで、はやく新曲を取り入れたい所だ。しかしライブの勢いとグルーヴ感はどこでやっても持続できる自信というものが付いて来たのではないだろうか。PA機材の力を借りてのこともあるだろうが、演奏慣れ、ライブ慣れはだいぶして来たようだ。これからもより多くの方々に私達の演奏を聴いてもらい、ジプシールンバというジャンルの音楽を普及させたい。

投稿者 gipsygroove : 22:29 | コメント (0) | トラックバック

2001年11月17日

Live in Kunitachi Vol.4

早くも4回目を迎えた国立「はっぽん」ライブ。約3ヶ月おきに開催されるこのライブはほとんどGGの定番となった。
11月は様々な形態のライブが目白押しで仕事の忙しいメンバーそれぞれ公私ともに多忙な日々を送っていた。通常ならライブの開始前に国立駅前にあるカラオケボックスでリハーサル&軽い練習を行うのだが、この日は皆集まりが悪かった。約束の時間に練習にやって来たのは4人だけ。まあそれでもとりあえず毎度お馴染みのカラオケ屋に入って練習する事にした。練習と言ってもGGの場合はほとんどジプシールンバ遊びみたいなものだ。わいわいみんなで楽しくギター弾いたり歌ったりしている内にあっという間に時間は過ぎてしまう。要は一般のカラオケ客と変わらない。むしろカラオケ屋に入ってマイクやテレビ画面を使用しないのだからお店側は電気代を節約できて好都合だろう、と勝手に解釈している。しかし飲み物を届けに来た店員はやはりジプシールンバに一瞬たじろぐ傾向にある。

国立では毎度お世話になっているフラメンコな不動産屋さんにまずは出向。ここでライブの最終打ち合わせを行う。といっても、結局はライブ前のくつろぎのひとときに過ぎない。遅れて来たメンバーともここで合流し、ライブ会場である「はっぽん」に向かう。この行動パターンが定着している。

「はっぽん」に着くや、「どうもです!」とリードギターのTinoがお出迎え。彼は最近本職の方がめっきり忙しくなり、この日もライブハウス直行という手段をとっていた。暇なのは失業中であるLuisだけか。暇と言うより自由を満喫しきっている、と言う方がしっくりくる。まあ、労働者でも失業者でもライブの時はみな一緒。ちょいとギターを手に持てば、そこには別の人がいる。

さて、開演の午後8時を控えてステージ上の準備を行う。GGも最近はマイクやアンプを通すのが常となっていた。今まで「はっぽん」での演奏はマイク無しで行って来たが、今回はギターにコンデンサマイク、ヴォーカルにはヘッドセットマイクを装着して演奏する事にした。機材に詳しいMarioがPAに関するもろもろのコーディネートを担当してくれた。Tinoやベース担当のKikoも詳しい方だが、他のメンバーは機材に関しては素人同然。これからは演奏だけでなくそれに伴う楽器や機材にも目を向けなければ。

午後8時、いよいよライブ開始。会場はいつにも増してお客さんが入っているように見えた。パーカッションにはモハちゃんことモハメッド・ドムナティーさんが参加してくれた。国立でやるライブの時はいつも無条件に参加してくれて喜ばしい限りだ。いつものように彼の叩き出すダルブッカのリズムがGGの演奏にスパイシーなテイストを加えてくれる。とにかく1曲目のインストナンバー「Allegria」からノリは好調だった。GGのライブハウスでの演奏は久々で、やや緊張の色を見せてはいたものの、やっぱり曲が始まってしまうとすぐに調子は戻ってしまうもの。この勢いで一気に第1部の演奏を終えた。曲目はジプシーキングスのコピー曲。失業者Luisが放いろいろ曲を作って、このライブで発表できたら、と目論んでいたが、いかんせん他のメンバーが忙しくて思うように行かなかった。それでもとにかくお客さんが楽しんでくれてまずはホッと一息。

さて、休憩を挿んで第2部。お客さんも何組か入れ代わったようだけど、ライブハウス内の熱気はさらに上昇。濃い目のジプシールンバのオンパレード。一息入れてモハメッドさんのダルブッカ・ソロ・プレイ。しかしここでハプニングが起こった。演奏を終えたモハメッドさんがダルブッカを持ち上げたはずみに鼻の下をこすってしまい、出血してしまったのだ。良く見るとパックリ割れているではないか!「モハちゃん、大丈夫?」と気遣うが、「OK! OK!」と本人はいつもの調子だ。恐るべしモロッコ人!

GGのオリジナルソングも何曲か演奏し、途中で楽しいイベントを設けた。KFC(国立フラメンコギタークラブ)の人が独自に製作したオリジナルCDをゲームで勝ったお客さんにプレゼントしよう、というものだ。題して「マリオとじゃんけんぴょん」。CDにはGGのライブ音源も含まれていると言う事で、会場のたくさんの方がゲームに挑んでくれた。KGのマイクパフォーマンスもさらに油がのってていい感じだ。勢いで突っ走るのもいいが、こういうイベントで一息つくのもいいだろう。今後のライブでも活用していこう。

さて、ライブも終盤。ジプキンの有名ソングをこれでもかと演奏していった。当バンドの主力ギタリストMarioは今回のライブで事実上脱退する事になっていた。他のメンバーにとっては残念だったが、彼が在籍するAsian Gipsy 黄金井脩さんバンドでのさらなる活躍を祈りたい所だ。さて、この日はそのAsian GipsyバンドでMarioとともに活躍するジョパさんが客として見に来てくれていた。その好機を見逃すはずがないKGであった。彼をたくみに舞台に誘い込み、Tinoの代わりに「Inspiration」を弾くようにしむけてしまったのだ。しかしジョパさんも快く「友情出演」してくれて、我々メンバーも貴重なひとときを過ごす事ができ、光栄だった。

最後のアンコールは「Volare」と「Djobi Djoba」で閉めた。回を重ねるごとに充実した盛り上がりを見せる「はっぽん」ライブ。いつも国立でのライブを支えてくれる人たち、「はっぽん」スタッフの人たち、 そして熱いハートを持ったお客さん達に感謝せずにはいられない。

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2001年11月04日

国立天下市に登場

前日は雨が降り肌寒い1日だったが、この日はすっかり快晴、まさにジプシールンバ日和となった。国立の町をあげてのお祭り「天下市」はちょうど最終日にさしかかり駅前の通りは人々でにぎわっていた。また、国立の顔である一橋大学もおりしも大学祭が行われており盛況に輪をかけた感じだった。
我々GGの面々も、この日メインストリート脇に設置されたステージで演奏する事になっていた。メンバーはお昼過ぎに続々と集合。しかしリードギタリストのTinoは本職が忙しいとのことで敢え無くキャンセルとなってしまい残念であった。それでもKGのメインヴォーカルやバックのギター&ベースは確かな健在っぷり。更にはほぼ正式メンバーになりつつあるカホンのMasatito氏、そしてダルブッカでお馴染みのモハメドさんも加わって申し分ないボリューム感だった。

午後1時過ぎ、ステージに立つ。もちろんアンプを通しての演奏だったので、メインストリートを右往左往する観衆たちの注目を一気にかき集めたのは言うまでもない。秋の小風がピリリと来たが、すぐに熱気で吹き飛ばすことができた。ただ、PAのセッティングに時間を費やしてしまい前もって用意しておいた曲目リストをほとんどこなす事ができなかったのが残念だった。また、パーカッションのマイクがハウリングを起こしてやや聴きづらい所もあったようだ。

そんなわけで今いち不完全燃焼のGGだったが、第2ラウンドがすぐに控えていた。祭りのメイン会場から少し離れた場所にいい雰囲気の道ばたがあり、ストリートライブをやれと言わんばかりだったのだ。躊躇せずすぐさま即席ライブ開始。一通りGGのレパートリーを演奏したが、ただでさえお祭りで浮かれぎみの行楽客にさらなる活性剤を注入する事が出来た。かなり多くの方々に見て頂いたが、みなさん暖かい目で見守って下さり、これぞストリートライブのやりがいと言うものだった。それにしてもオーディエンスの反応も様々だった。なかには尋常ではないラテンフィーバーぶりを発揮した女性や、仰向けになって一緒にパルマを打つ児童数名もおり、演奏している方も楽しさを隠しきれなかった。

日も暮れかけ、KFC(国立フラメンコギタークラブ)の本部であるお馴染みの不動産さんでしばしくつろいだ後、続いてGGのファンであると言う方が経営している洋食屋に出向く事になった。そこでは食事と引き換えに演奏をお送りする事になっていたのだ。メンバーのほとんどはろくに昼食をとっておらず、皆もうろうとしていた。お店に着いてさっそく美味かつ大容量の食事をごちそうになり、空腹は一気に満たされた。それでは、演奏開始!本日の第3ラウンド!ノリのいいナンバーを数曲プレイし、胃袋をも刺激して口から何か出て来そうだったが、酒も入っていたためノリ、グルーヴ感とも最高だった。祭りの余韻も手伝って、店外の道行く人々も巻き込んでのミニライブとなった。
国立という町は温和で陽気な町だ。それに気のせいか、音楽を愛好する人たちが多いように感じられる。GGゆかりの地といえば色々思い付くが、ここ国立ももちろんその一つに数えられる。

今回私達の演奏を聴いて下さった方、また、影で支えてくれた関係者のみなさん、どうもありがとうございました!!

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2001年08月26日

ジプシーキャラバン from 国立 to 恵比寿

今回で3回目をむかえたくにたち「はっぽん」でのライブ。この日のために合宿を行い、新曲やオリジナル曲の練習に励んで来た。しかしメンバーは皆仕事を持っているため思うようにはかどらず、やや中途半端な仕上がりでライブ当日を迎える事になってしまった。

くにたちには午後2時に集合して駅近くのカラオケ屋で、続いてKFC(国立フラメンコギタークラブ)の本拠地の不動産屋さんで本番前の最終練習&打ち合わせを行う事にした。リードギターのTinoは出発前に愛用ギターのネックにヒビが入るという不幸に見舞われ、急蝠ハのギターを持参して登場した。また、本業が忙しく来れないメンバーもいたりしたが、「なんとかなるだろう」とタカをくくりライブ会場に向かった。

もはやおなじみとなった「はっぽん」ライブハウス。普段はアメリカのカントリーソングが主流の店だが、KFCとGGが占拠するこの日は雰囲気が少々違う。全身黒尽くめのGGが一つのテーブルを占領し、ビールをあおり焼そばをむさぼり食う姿に面喰らった方もおられるだろうが、フィエスタ前の軽いジプシーの宴程度に考えていただければ幸いである。開演時間の夜8時に近付き、お客さんも次第に熱を帯びて来た。今回もライブは1部と2部に分別されており、十分に楽しめる様曲順にも趣向を凝らした。

さて、店内のBGMがフェードアウトし、辺りが暗闇に包まれ、いよいよ開幕。1発目は「Pena Penita」という濃い曲。KGの台風のような歌声にいきなり度胆を抜かれた。本番前の練習時には「今日はちょっと調子が悪いなぁ」とぼやいていたにも関わらず、この歌声。彼の喉元には何が住んでいるのであろう?続いて2曲目は「Djobi Djoba」。勢いにのってガンガンにギターを弾きまくった。しかし突然、「ベシーッ」という鈍いニともにLuisのギターの第六弦が弾け飛んでしまった。一番ぶっとい弦なので大丈夫だろうと放っておいたのがいけなかった。いきなりのハプニングに一瞬しかめっ面になってしまったが、そのまま演奏を続けた。次の曲の間まで臨時でKGにMCをやってもらい、時間を稼いでもらうも間に合わず、急いで弦を張り直して、次の「Un Amor」の途中で何とか復帰。やれやれ。

くにたちのライブでは定番になったモハメッドさんのダルブッカはこの日も健在であった。3曲目は彼のソロ・プレイ。アフリカ、ヨーロッパの演奏ツアーを終えたばかりのモハメドさんが我々GGと演奏する事を楽しみにしていると聞き、大変光栄に思った。エキゾチックアラビアンなリズムに誰もが息をのんだ。やはりプロの発するアイレは違うなあ。

ライブ・フィーバーもあっという間に軌道にのり次々と曲を披露していく。8曲目、「El Camino del Gitano」別名ジプシーロード、新曲である。なんとなく鼻歌から進化したGG初のオリジナル曲で、ライブでは初のお披露目となる。まだ演奏に不慣れな部分もあるが、ようやくGGのオリジナリティーを発揮する事が出来た。いずれはジプキンのコピーバンドでは無く「Gipsy Grooveという個性を持って活動して行けたらと思う。
1部の最後の曲はお馴染み「Volare」。お客さんはみなビールを注文し、飲み干したところで1部終了。

休憩時にはKFCのパキート細野氏によるフラメンコギターソロ。ジプシールンバのあとのしっとり繊細なフラメンコでほどよい充実感を辺りにもたらす。
時間がおしていたせいもあって、わりとすぐに第2部に突入した。しかしここでもハプニング。Luisのギターの、今度は第一弦がぶち切れていたのだ。急いで張り替えるのだが、1弦はすぐに音が狂ってしまう。急きょSayaのギターと交換しての演奏となった。なんとか持ち直し、1曲目の「Allegria」を演奏。

ここでメンバーの一人であるPerryが登場。本業が忙しく、出張先の北海道から実家の北茨城を経ての到着であった。こうなったら最近準メンバーとして共に活動をしてきたカホンのMasatitoにもステージに上がってもらう事にした。この日は観客として来たと言っておきながら、彼はしっかりカホンを持参して来た。ダルブッカとカホンのセッションも同時に味わえる豪華なステージとなった。(しかしかなりの人口密度。)さあ、2曲目はオリジナル曲第2弾「Tu Sonrisa」。Mario作曲で作詞、アレンジはLuisが担当した。ほんのり甘いラブソングだ。最後のテンポアップする部分が盛り上がる見せ場。よくあるパターンだが、これがジプシールンバだ!

レパートリーの曲をこなしていき8曲目はこれまたオリジナルソング「Ole y ola」。ジプキンの「Baila me」調カタルーニャ風ルンバだ。火に油を注ぐような曲で、会場は大盛況。GGの定番ソングになりそう。ラストは「Vamos a bailar」と「Bamboleo」で閉めた。今までに無い盛り上がり様である。リクエストに答えてMarioの十八番「Pharaon」、そしてGGライブ初お目見えの「Hotel California」も演奏し、終幕。回を重ねるごとにパワーアップするGGライブinくにたち「はっぽん」。来場頂いたみなさんにはよっぽど楽しんで頂けた事だろう。

さてさて、この日はこれでお終いでは無かった。というのもこの後別の演奏依頼が入っていたためである。立続けに二連荘のライブで運がいいのか悪いのか。とにかくこの勢いを持続しつつ次の会場である恵比寿に向かった。幸いにもメンバーのうち3人が車で来ていたためそれに便乗して向かう事になった。まるで音楽を生業にしているジプシーキャラバンそのものである。

途中渋滞にはまったりして体力を奪われたが、深夜12時過ぎになんとか恵比寿「Sala Flamenca」に到着。Luisの友人が主催するパーティーで「暑い夏を飲んで騒いで凌ぎましょう!」という粋なパーティーだった。会場に入ってみるとしかしそれほど盛り上がってはおらず参加者も20名足らずだった。後で聞いた話によると大半のお客さんは日が変わる前の終電に間に合うように帰ってしまったようだ。GGがもっと早く到着していればもっとたくさんの人を引き止める事が出来たかも知れない。まあそれでも同じ事。既にしんみりモードに入ってしまっていたお客さん方の重くなりつつある目蓋をこじ開けんばかりにGGの演奏開始!くにたちライブのセットリスト曲順がギターの裏に貼付けてあったので、それを元にして次々怒濤のジプシールンバを繰り広げる。次第に会場は水を得た魚のごとくスウィングし始めた。「Volare」などやるともう止められない。本性むき出しのお客さんたちは俄然踊りに夢中となる。観察力のあるベースのKikoいわく「まるで六本木のクラブみたいだ!」

演奏を終えたころにはさすがにメンバー全員クタクタ。KGはもはや廃人の様であった。終わったのは午前3時を回っていただろうか。限界に挑戦した1日であった。

投稿者 gipsygroove : 22:24 | コメント (0) | トラックバック

2001年08月05日

Live in ASAGAYA

七夕と言えば7月だと思ったが、旧暦で言う七夕は8月初旬が盛りの時期。各地でお祭りが開催されるが、東京の阿佐ヶ谷でも毎年恒例の七夕祭りが催された。そしてその商店街の一つ新進会のメインイベントであるライブコンサートにGGが出演する事になっていた。以前に下見を兼ねて駅前でストリートライブをやったのだが、さすがにこの日はお祭りとあって街は人でにぎわっていた。

会場 は下町っぽさの残る商店街のど真ん中。店や住宅に囲まれた空き地だった。 BGMにはジプキンのノリのよいルンバが終始流れており、ムード満点。街角に掲げられた「ジプシーグルーヴ・コンサート」というポスターが目に痛い。
時が経ちバンドメンバーも続々と集まる。次第に盛り上がって来た。フルメンバーに加えて今回はパーカッションで両国在住Masatito氏に参加を要請した。彼は今やフラメンコにおける重要なリズム楽器として有名なカホンを巧みにあやつるツワモノである。スキをみては四肢をフル作動させてリズムの練習に励んでいるクールな男だ。
そして今回初の試みとして音響機材を持ち込んだ。アンプやミキサーなど各々用意できるものは持参し、不足分はKGやLuisの出身大学のサークルから拝借する事にした。なかなかのPA充実度である。これで音に迫力が出る。屋外の演奏ではやはり無理せず電気の力を借りるのも一つの手だろう。心配されたのは天気。予報ではきわどい確率だったが、まあ何とかなるでしょう。雨が降ったら縁側のひさしの下でやろうよ、と余裕っぷりをかます。

さてと、はやくも開演時間の午後6時。本番前に力をこめてリハーサルをやってしまったおかげで、はやくも何ごとぞやとかけつけたオーディエンスの群れがあった。また、コンサートの司会者としてお笑い漫才コンビ「ジュース」の2人が場を盛り上げてくれた。端切れの良いトークにMCの本質を感じた。というか彼らはしゃべりが仕事なので当たり前か。しかし演奏にプラスしてお客さんを楽しませる何かが欲しいものである。まあ、この先じっくり検討するとしよう。

いつも通りTinoのギターが唸る「アレグリア」で始まり、次々にジプキン・ナンバーをこなしていった。聴いているお客さんは見た所様々な年齢層であったが、若干のアルコールが入っていると見えてみなさん大変な盛り上がりを見せていた。こちらもその勢いにのって最初からエンジン全開!微妙に薄暗い照明と夕方の涼しい風が心地よく、気持ちよく演奏する事が出来た。1時間で第1部を終了し、休憩。漫才の2人がその間にネタを振る舞う。そばで聞いていたがなかなか面白かった。

しばらくして第2部の始まり。KGの歌声は衰える所を知らず、バックのギター陣もいよいよ勢いを増して来た。曲目は1部と重なる所もあったが、うまくこなして道行く人々をわしづかみにした。お客さんのノリが第一である。心配された雨も結局降らず終いで何曲かのアンコールに答えたあとにようやくライブは無事終了した。2時間という長いタイムスケジュールだったがそれほど疲れもでずに、むしろみんなで楽しむ事が出来たので今回も大成功だろう。帰り際に控室でくつろぎ、みんなで飲んだビールが最高にうまかった。やめられませんな。

今回ライブを見に来てくれた方々、主催された阿佐ヶ谷新進会商店街の役員の方々、機材をレンタルしてくれた「ラ音」の人々、どうもありがとうございました!!

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2001年06月24日

Live in Kunitachi Vol.2

前回も好評だった国立(くにたち)ライブ。今回も場所はウナギ屋の2階のライブハウス「はっぽん」で行われた。準メンバーだったティノ、キコ、ペリーが今回は正式メンバーとして参加する初のライブでもある。そしてまたまた特別ゲストとしてアラビアのパーカッション「ダルブッカ」の名手として名高いモハメッド・ドムナティーさんを迎えての演奏となった。前に一度やった事があるところなので幾分か慣れた感もありそれほど肩肘張らずにライブに挑む事が出来た。
演奏は夜の8時と9時の2部制。お客さんも徐々に入って来て場内はいやがおノも盛り上がる。メンバーのつてで来たお客さんばかりで無く、このホームページをたよりに来てくれた方も多数いて、全く嬉しい限りだ。

さて、1部の演奏。実は本番前に国立駅前のカラオケボックスで練習をしていたGGだったが、しっかりと曲順のセットリストも用意していたため、以外とスムーズに事を運ばせる事が出来た。1曲目は「Alegria」。ティノの滑らかな指裁きでライブは幕をあけた。続いて休む事なく「Baila me」「Marina」「Un amor」と演奏し、MCを挿んでモハメドさんのダルブッカ・ソロにメンバーもお客さんもみな固唾をのんで見守った。それにしてもダルブッカの快音はジプシールンバ・ギターの乾いた音色にぴったりマッチする。できればいつもいっしょにやってもらいたい所だが、モハメドさんのプロの腕は引く手あまた。我々も彼の凄まじいテクニックに十分対応できる様、がんばるのみだ。さて、ライブは勢いを崩さず、怒濤のごとくつっぱしっていった。お客さんものりのりなので我々も自然と気合いが入る。上から照らされる照明で汗がダラダラだったが、ふとヴォーカルのKGに目をやると、まるで滝つぼに頭をつっこんだかのようにぐしょ濡れになっていた。ギターも体力を使うが、やはり一番の功労者は歌い手に他ならない。夏のビールが良く似合う「Volare」や「Bem bem Maria」などを演奏し、最後は「A mi manera」でしっとりかエキサイティングに決めて1部を終えた。

間を挿んでKFC(くにたちフラメンコギタークラブ)の方による演奏や曲当てクイズなどが披露された。我々の激しく、濃い演奏の後にパキート細野氏による繊細でエキゾチックなフラメンコ独奏がほどよい香辛料となった。2部は若干お客さんの顔ぶれも変わったが熱気は持続されたままだ。1曲目は何にしようかと迷ったが「Soy」で明朗、リズミカルに始める事にした。続いてティノのおはこ「Inspiration」でしみじみさせて、濃いー「Pena Penita」で仰天させる。「Tu quieres Volver」で一息ついた後に再びモハメドさんのダルブッカ・ソロ。なかなかメリハリがあっていい曲順だッたようだ。曲間のMCがまだ不馴れな所もあるが御容赦願いたい。歌いつぶれたKGにそのままMCをさせるのは酷かも知れないが、メンバーの中で一番適格だということで意見が一致した結果である。GGの顔としてこれからもがんばってほしい。

「いくぜ!!」と威勢をつけ、「Djobi Djoba」「Bamboleo」というジプシーキングスの名曲を演奏し、最後は「Vamos a bailar」で閉めた。血湧き肉躍る瞬間。ただよう充実感。ビールもギターも、やっぱり生が最高だ! 興奮と満足感を維持させながら何曲かのリクエストにこたえつつライブの幕は閉じた。「昨日も明日もない」状態だったらこの興奮をひきずって朝まで楽しむのだが、ここは日本。そうもいかないのが現実だ。せめて次回のライブは土曜日に行いたい所だ。

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2001年06月10日

黄金井さんライブにゲスト出演

蒸し暑い日だった。降り立った駅はなかなかのローカルっぷりで数分も歩くと野趣溢れる風情が漂っていた。農村特有の香ばしいにおいも若干感じられた。遠足気分である。「演奏依頼があればどこでもかけつけます。」と銘打っていたものの、今回の会場はちょっと遠かったかな。まあ、こういうこともあるさ。

場所は千葉県の船橋近くにある滝不動というところ。「えくぼ」という小さなカラオケ・バーでの演奏だ。しかし事は重大であった。というのも先だってメジャーデビューを果たしたわれらがアジアンジプシー、黄金井脩さんがメインで出演するライブだったからだ!今回の主催者であり、このバーの従業員であり、自身もシンガーソングライターを目指していると言うMitsukoさんの尽力の至りである。
我々GGはその「前座」として出演することになっていた。 会場に到着すると「いかにも!」と言う感じのカラオケバーで、壁の赤さと薄暗さがほどよい怪しさをかもし出していた。キャパも30人ほどでこじんまりした感じだが、我々にとってはこの位がちょうど良い。

本番までの時間がまだあったのでジャカジャカ練習をしていると、現れました!黄金井さん!メジャーデビューしたため、もはやライブハウス・レベルのところでは演奏しないことになっているのだが、今回は特別に参加してくれたと言う。かなり貴重な出来事である。

そうこうしているうちにお客さんも徐々に入ってきて、我々の出番がまわって来た。黄金井さんがメインと言うことで、我々は控えめに行きたいところだったが、主催者の意向でかなり長い時間に渡って演奏させて頂いた。お馴染みのGKナンバーを一通り演奏し、調子も上々であった。聴衆も筋金入りのGKフリークが集まっていると言うことだったが、楽しんで頂けたことと思う。

我々の演奏が終了した後、主催者のMitsukoさんが自作の歌を披露。濃いGKソングの後のデザートという感じだった。ほっと一息ついた後でいよいよ黄金井さんの演奏が始まった。我々GGが集団の勢いで迫るのに対し、黄金井さんはあくまでソロにこだわる。ギターもただジャカジャカかき鳴らすだけではなく、細かいベースラインや絶妙なテンションを効かせて飽きさせない。GKのカヌートを思わせる独特な歌声も聴くものを魅了する。曲間のMCもさりげなく面白い。彼の人を惹き付ける魅力とは何なのだろうか。我々の今後活動していく上での課題となった。また、ジプシールンバを取り入れた黄金井さんの数々の優れたオリジナル曲を聴くうちに、「そろそろ我々GGもオリジナルがほしいところだ。」と思わずにはいられなかった。

ともかく無事1部が終了し、午後7時からの第2部が始まった。今度は地元の客が多いらしく、会場は溢れんばかり。我々の演奏スピードも加速し、熱を帯びていたようだ。そして再び黄金井さん。今度はもはや2度と見られないであろう「流し」スタイルでの演奏。(お客さんのテーブルを順にまわって行き演奏する。)お客さんだけで無く我々も大満足の一夜だった。

以前に一度我々のストリートライブをわざわざ見に来てくれた黄金井さん。彼の人柄と作り出す音楽に学ぶ所は大きい。メジャーデビュー後、きっと大物になって私達を一層楽しませてくれるだろう。GGも負けずにがんばるぞー!!

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2001年04月15日

Gipsy Groove 初ライブ in Kunitachi

会場は東京、国立の駅前3分のところにある「はっぽん」というライブハウス。もともとカントリーやジャズなどが演奏されるお店だったのだが、今回はKFC、つまり国立フラメンコギタークラブの支援のもと特別に発表の場を設けて頂いた。

メンバーはオリジナルの4人に加え、リードギターにまるさ、本格フラメンコ・ギターにゲンキ少年が参加してくれて、見た目にもパワフルで、みなハナから興奮ぎみであった。そして忘れてはならない超大物助っ人、モロッコ出身のモハメドさん。彼は言わずと知れたダルブッカ(アラビアの打楽器、トンカラツトトンと端切れのいい音がする。)の名手で、我々のようなアマチュアとは格が違い過ぎるのだが、今回特別にパーカッショニストとして参加してくれたのだ。国立という街が気に入ってしまった彼はよくKFCの定例会にも参加し、みんなの人気者でもある。

・・・そんなこんなでいよいよライブが始まった! ソロを弾く時だけマイクを使い、あとは基本的にナマ。我々にはそれで丁度いい。演奏はノリのいいインスト・ナンバー「ALEGRIA」から始まり、次々とレパートリーをこなしていった。 KGののどから火が吹き、Tinoの指先から閃光がほとばしる!SAYAの手のひらは情熱のリズムを刻み、MARIOの手首はいつにもまして回転数が上がっていた。ゲンキ少年はまさに劇的な元気っぷりを発揮して、Luisの不敵な笑みも頭の湯気にかき消された。途中、モハメド氏によるダルブッカ・ソロ演奏が披露されたが、その複雑かつ繊細な打法はまるでアラブの彫刻を音に表しているかのようだった。やや自画自賛ぎみだが、実際我々も常あらずはじけるのが分かったし、見に来て頂いたお客さん達も楽しんでいただけたと思う。一瞬、グルーヴ感というものを感じたような気がした。

途中休憩が入り、KFCの方たちによるフラメンコ・ギターの演奏や、曲あてクイズ、KFC代表カヌーッ氏の名曲「すさのおのみこと」なども聴くことができた。ふと、ここがカントリーな店だという事を忘れてしまった。ま、言ってみればフラメンコもスペインで言うカントリーみたいなもの、OKでしょう、と勝手に納得した。 GGのもち曲も限られている。サザンの曲をやってみたり、フラメンコをやってみたり、オリジナルのインストをやってみたりしたが、そろそろオリジナルのヴォーカル曲が欲しいところだ。

今回のライブがもし好評であれば、是非とも次回へとつなげたい。目標としてはオリジナル・ナンバーを作って、みなさんに聴いて頂きたい。GGの野望は果てしなく続く。

とにかくこの日ご来店頂いた皆様、KFCの方々、はっぽんスタッフのみなさま、どうもありがとうございました!この場を借りてお礼申し上げます。これを期にGGはさらに発展していきそうな予感がします。また次回がんばります!!

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