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2007年05月02日

Gitano Family 来日ライブツアー(4)ノベンバーイレブンス1

さて、ついにGitano FamilyとGipsy Grooveメンバーの夢の共演の日がやってきた。
場所は赤坂ノベンバーイレブンス。知る人ぞ知る有名店だ。
いつものようにセッティング+リハのため早々と会場を訪れた。
しばらくするとGFの4人も登場。この日も都内を観光してきたらしい。
Julioの息子達(Julio MiguelとLucas)とは久々の再会だったが、相変わらずのクールっぷりで挨拶もそこそこ、すぐにリハに取り掛かってもらった。今回初対面のLittle Patchai(以後Patchai)は小柄だがまさにジプシーのコラソンを持っている歌い手である。何気なく弾くギターや鼻歌交じりの歌声を聴いただけででその違いが分かる。今回のライブのキーパーソンとも言えよう。

その後、今回のスペシャルゲストでもあるNico、GGのメンバーでPaco、Mario、キーボードで参加のRieも会場入りしてリハなどをやった。
また、この時ジプシー音楽研究家の関口義人さんが来ていて、いろいろJulioにインタビューしたいとのことで、インチキ通訳ながら間に入って話を聞いたりした。Julioが話すことは自分も知らないことが多く、とても興味深かった。
一通り準備を済ませてから控え室にてしばしの休息。

この時からGFのメンバーはなぜか興奮状態。一通り東京観光をして来てすっかり日本が気に入ったみたいだ。そして今夜のライブも日本初ということで気合が入っているのだろう。・・・と思ったがそうでもなく、かなりリラックスした様子。ワインを開けてプチフィエスタが始まってしまった。
PatchaiとLucasは日本で言う未成年なのだが、ワインをグイグイ飲む。まかないに出された食事はあまり手をつけずに、ワインばっかり飲んでいる感じだ。リーダーのJulioも徐々に出来上がってきた。大丈夫かいな・・・。
Patchaiは整体師でもあるPacoにマッサージを受けていた。なんか妙な光景。
そうこうしているうちに会場はお客さんで一杯になった。結果的には満員御礼。立ち見が出るほどになり、ありがたい限りだ。

ライブ開始までまだ少し時間があったが、おもむろにGFの4人が動き出した。
「まだ早いよ!」と止めようとしたが「早めに行って待っている」と言い、お客さんが注目する中、ステージ上へ。
仕方なく日本人の出演者もステージへ行って早めに準備した。
それでもまだ時間が余っていたので、変な間が空いてしまった。
Julioが「まだ始めないのか?」と聞くので「だからまだ早いって言うたやん!」と切り返すが、もう我慢できなかったようで、いきなり演奏を始めた。まあ、何とか開始時間寸前という感じだたが、後は彼らに任せることにした。

1曲目はPaco de Luciaの「二筋の川(Entre Dos Aguas)」のカバー。
他の曲にもいえることだが、GFの演奏する曲はほとんどギターのコードが単純で、リハーサルや練習なしでもだいたいついていける。
もちろん今回初セッションのGGのギタリストもこの時初めて一緒に演奏したわけだが、軽い目の合図だけでなんとなく弾けてしまう。
リードギターは主にLucas、たまにJulio Miguelが担当する。
特にLucasは以前に聴いたときよりも見違えるほど、否、聞き違えるほど上達している。
これが本場のすごさかと驚いたが、この分だと立派なギタリストとして名を上げていくこともできるだろうと、妙な親心を抱きつつ最初の曲をしめくくった。
続いて前日にもカラオケ屋でJulioが演奏してくれた「Inocente」。
これは最近のJulioの大のお気に入りということで、ライブでは毎回聴くことになるだろう名曲だ。曲自体は他のミュージシャンが作ったものだが、「戦争で犠牲になる子供たちには何も罪はない」(ちゃんと訳してないので詳細不明だが)とかそういう歌詞でジプシールンバらしからぬシリアスな内容となっている。
曲調も渋く哀愁が漂っている。Julio自身はこの手の曲を好んで演奏することが多い。

最初の2曲を終えたところで、一応何かMCを入れなければと簡単に曲の説明やらGFの紹介などを行うが、この後の展開で、こういうMCは全く無意味だということが分かることになる。

投稿者 gipsygroove : 2007年05月02日 11:22

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