2006年12月22日
八王子グランデセオライブ
年の瀬に特有の賑やかさと華やかさに彩られた八王子の町の一角にこの店はある。
ちょうど去年の今頃だろうか、スペイン語で「大いなる願い」を意味するこのお店がオープンしたのは。
あれから一年、フラメンコ・アフィシオナドの間ではすっかり有名なライブスポットとなった。
我々GGにしてみても2ヶ月に一度というライブの機会を与えられ、馴染みの居酒屋然とした居心地の良さを感じられるようになった。
今回で7度目くらいのライブを迎え、ちょうどクリスマス間近ということで、クリスマス・ディナーショーと勝手に銘打ってライブをスタートさせた。
メンバーは4人。KG、Mario、Luis、そして八王子・期待の星、Daniel Rico。
ライブ中のKGのMCで、日本人離れした顔のMarioを紹介するのに「欧米か!」と叫び、コロンビア人とハーフのDanielに「南米か!」と叫ぶ。
これは今年流行したお笑いコンビのネタらしいが、テレビを見ないLuisにしてみればまるで意味を成さないメンバー紹介となった。
このお店でライブをやる場合は割りとお客さんも少なく、アットホームな雰囲気になりがちだが、この日は比較的多くの方に来ていただき、寒い冬の空を熱くする勢いがあった。
今回はゆったりした曲から始め、徐々にアップテンポな曲を演奏していく手法をとった。
これは始めのうちディナーを楽しむお客さんに配慮した展開だが、結果的にはそこそこ功を奏したと言えよう。
いつだったか、しょっぱなから猛スピードかつ激烈なルンバで爆走したところ、奥の方に座っておられたお客さんが恐れをなし、早々に退出してしまったことに対する教訓でもあった。
このようにして我々も日々進化していることを実感しつつ、ライブは順調に進む。
Danielも幾つかの曲を伸び伸びと歌い、KGもサイレンのような歌声を惜しみなく披露する。
2部にLuisが歌う「Mas Amor」の直前にKGがまた余計なMCをしてくれた。まるで孤独を悲観する男を哀れむような説明だったが、あながち間違ってはいないようであるため妙な納得感に包まれる結果となった。
ライブもフィニッシュに近づき、オーディエンスもスタンドアップ。
と、そこへ客席からリクエストが。
「クリスマスソングをジプシールンバでやって〜!」
あいにくだが、そんな曲の用意はない。
「これがジプシーのクリスマスソングなんです。」
と返答しておなじみの「Vamos a bailar」などを演奏する。
来年は何か曲を準備しておこうとささやかな反省をしつつ今宵のライブは終了。
今年のライブも残すところあと一回。
次回はPink Cowでの忘年会ライブ「Gipsy Fiesta」だ。
どのような盛り上がりを見せるか、今から楽しみだ。