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2005年09月04日
関西ライブ@芦屋・大阪
暑い夏も影を潜め、季節は秋に向かっていた。
去年もちょうどこの時期に関西でのライブを決行した。
今年はライブの場所を兵庫県の芦屋に変えてツアーを決行した。
その様子をレポートしよう。
早朝5時過ぎ頃にKikoの運転するワゴン車が出発。
途中でTino、Perry、Marioを各場所でピックアップし、Luisは東名高速の厚木バス停で拾われた。
その後数時間走って、東名・浜名湖付近のバス停でマイカップに日本酒を注いで、つまみを食べながら待ちくたびれているKGを発見。
彼は前日から本業の社員旅行で浜松にいたのだが、宿泊先に財布を忘れたとかで時間を遅らせての合流だったが、無事に落ち合うことができホッとした。
「暑いー!」と言いながら車に乗り込み、突然上半身裸になってつまみのイカを開け日本酒をチビチビやりだした。
車内が一気に金曜日の終電車のような臭いで満たされた。相変わらずのマイペースである。彼こそ実は最もジプシーに近い存在なのかもしれない。
今回のメンバーは以上の6人。
Kikoのマニアックなジプシールンバの選曲でBGMが鳴る中、途中で休憩を挟んだりして大阪に着いたのは昼の1時を回っていた。
適当なところで食事をとり、宿泊先である十三(じゅうそう)という町にあるホテルに向かった。
この町は知る人ぞ知る怪しさ抜群の歓楽街で、周りにはかなり如何わしいホテルが乱立しているのだが、我々が泊まったホテルは「Plaza Osaka」という歴としたビジネスホテルだということだけは明言しておこう。
メンバーにはツインルームが3部屋用意されていたが、部屋割りをどうしようか考えたところ、ちょうど血液型でわける事が出来た。
しばしの休息の後、各自ロビーに戻ると今回もこのツアーでお世話になるLunasolさんと対面。
予ねてよりライブ会場の手配、現地の集客など、いろいろな面でお世話になっており、GGの関西における重要なサポーターとも言える。
久々の再会を喜ぶのもつかの間、すぐにライブ会場に行ってセッティングなどをしなければならなず、ゆっくりする時間もなかったのでとりあえずみんなで車に乗り込み、一路芦屋へ。
ところが車を走らせて10分くらい、突然KGが
「あ、やっちゃった!」
と叫び、続けざまに
「携帯部屋に忘れてきちゃった!」
と騒ぎ出した。
全員あっけにとられたが、これが彼のよくやる過ちだというのはみな理解していたので、それほど憤りを感じるまでもなく再びホテルに舞い戻ることにした。
こうした遠征先でのちょっとしたハプニングの元凶はだいたいがKGによるものなのだが、何事も起こらないパンチの少ない旅よりは、若干スパイスが効いていて後々ネタにもなるので良しとしよう。(たまに洒落にならないほどのスパイスをぶちまけることもあるが・・・。)
夕方4時過ぎ、ようやくライブ会場である芦屋Trattoria Birthdayに到着。
雑貨屋さんをアレンジしたおしゃれなイタリアンレストランである。
店のオーナーと挨拶を交わし、早速セッティング開始。軽くリハーサルをこなしてから地下の控え室に案内され、出番が来るのを待つ。
しかしゆっくりしていられないメンバー達はお店に行って軽く一杯やるなどした。
ここでJobi子さんとJuanitoさん(いずれもニックネームです <^_^;)とも再会。この二人もGGの関西における大事な友人であり、今回のツアーでもいろいろお世話になった。
6時半すぎ、いざステージへ!
予想以上にたくさんのお客さんに来てもらい、しょっぱなから気合が入った。
Marioの奏でる「Alegira」でライブスタート。続いて間髪入れずに「Baile me」で押せ押せ。
このノリノリ2曲連続演奏パターンはお客さんの意識をこちらにむけさせるだけでなく、実はギターコードも簡単なのでメンバーにとっても良いウォーミングアップになるのだ。
合間にMCを挟み、徐々にお客さんとの一体感を増加させる。
続いてもジプシーキングスのカバーを立て続けに演奏。会場も沸いてきた。
1部最後の曲はGGのオリジナル新曲「Mas Amor」。
9月に発売予定のニューアルバムの最後の方にも入っている日本語のラブソングだ。
これをLuisが歌う。
これまでスペイン語の歌オンリーだったのでお客さんも歌詞を聞き取る体勢に入っていた。
日本語の曲は聴く人にストレートに歌詞が伝わるので、少々照れくさい面もあるが、要望も少なくないので今後もこういう日本語曲を増やしていこうかと考えている。
ようやく1部が終わり、一旦休憩。
10分くらい休んだらメンバーは再びギターを持つなどして客席へ。
恒例の「流し」タイムだ。
お店の奥のテーブルから順繰りに回遊していく。
ライブの合間のこうした催し物も定番になりつつある。
ジプシールンバは本来電気など使わずに生ギター生声で奏でられるもの。
その本質的なものを実際に体感してもらうことも大切だと常々感じている。
流しが終わってそのまま2部へ。
最初は「Nubes Errantes」「Para Siempre」というGGのオリジナルで攻めた。
ここで一旦MC。
Luisが5月にジプシールンバの本場、サントマリードラメールに行った時のことを語り、この音楽とは一体どういう物なのかを簡単に説明した。
Jobi子さんも今年の夏に現地を訪れ、少しでも多くの人にこの音楽のすばらしさや楽しさを知ってもらうためにたくさんのお土産を持ってきて頂いたのだが、その紹介も兼ねていた。
ライブは続く。
おなじみMarioの「Inspiration」の後、盛り上がり系3曲。
Luisのギターの弦が吹っ飛んだ。目標は3本同時切りだが、それはまだ達成したことがない。
一息ついてビールのうまくなる曲。
しかしこのころはお客さんも食事を済ませ、マッタリモードに入っていたため、やるとしたら始めの方がいいかなと思ったりした。
それでも力ずくで「ぼ〜ら〜れー」の大合唱。楽しい。
最後はやはり「Bamboleo」でシメ。途中でメンバー紹介を入れるなりした。
時間が限られていたので久々に必殺技である「自発的アンコール」を繰り出すKG。
「これは想定の範囲内です。」とアナウンスし、GGのオリジナル「Bienvenido!」を炸裂させた。
最後の最後は「Vamos a Bailar」で踊り狂い楽しむことにした。
お客さんは既にオールスタンディング。この熱気に加わりたいとお店の外から見ていた人も突如乱入して来たりした。
Lunasolさんが華麗なジプシールンバ・ダンスを舞うと、Kikoはギターを放棄してLunasolさんとダンスに興じ始めた。
気がつくと見知らぬ人がカホンを叩いていたが、もうなんでもかんでもOK!
みんなが楽しければそれでいいのだ。
これぞジプシールンバの真髄だ。
芦屋でのライブはこうして幕を閉じた。
初めての場所でのライブはどういう反応が来るか最初は心配になるが、今回は大成功に終わったと思う。
また来年に繋げられればうれしい。
軽く食事を頂いたりして機材などの片付け開始。
メンバー各位、どこかの業者のように手際よく音響機材を片付け、帰り支度を済ませて車に乗り込み、再び大阪へ。
ホテルに荷物を置いて近くのカラオケ屋で打ち上げを行うのだ。
メンバーのほか、今回いろいろお世話になった方や関係者の方々も交えて楽しく盛り上がった。
酒が進むとギターに手が伸びる。
団体用の広い部屋だったのだが、なぜかものすごく音響が良く、Marioがライブでやらなかった曲を次々演奏してくれた。
カラオケマイクのエコーと部屋の残響音がマッチしてすごく気持ちよく音が聞こえる。
「ライブ本番より調子いいや」という問題発言をするMarioだったが、実際とても調子がよさそうだった。
他にもライブでやらなかった歌物を演奏したが、それぞれ相当のアルコールが注入されており、ルンバdeボラーチョ(酔っ払い賛歌)になってしまった。
そんなこんなで1日目終了。
この日はもう帰るだけだったのだが、せっかくだからということで中ノ島公園という大阪中心部にある公園の一角でストリートライブを披露した。
しかし途中で雨に降られ、人気も少なかったので切りのいいところで退散。まあ、おまけのようなライブだった。
昼食を近くの洋食屋で頂いている間、ずっと激しい雨が降り注いでいたが、小降りになったところで脱出。
最後まで付き添ってくれた関西の友人達ともここでお別れ。
Hasta el Proximo ano! Chao!
帰りは台風の影響で大雨だったが無事帰還。
しかし後で聞いた話では都内は各所で水かさが増し、危うく乗っていた車も床上浸水するところだったらしい。
しかしライブ中に台風直撃しなくて良かった・・・。
投稿者 gipsygroove : 2005年09月04日 23:44
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