2005年08月28日

横浜・六角橋商店街大道芸祭り

夏の終わりのライブとして毎年恒例になってきたのが横浜の「六角橋商店街大道芸祭り」ステージでの演奏だ。
ステージと言っても商店街の横丁に無理やりあてがわれた小さなスペースで、そこで様々な芸人達がそれぞれの芸を披露するというわけだ。
今年もGGはフラメンコ・グループ「Fiesta de Noche」とのコラボレーションで参加することとなった。

夕方4時半ごろ機材の搬入とセッティングなどを済ませ、メンバー達は控え室である商店の2階の小部屋へ案内された。
まるで地方ドサ周りの旅芸人のような気分になったが、仕出しの弁当に箸を延ばしつつフラメンコダンサー達と談笑していた。

この奇妙な居心地のよさに浸ってのんびりしすぎた。
あっという間に出演の時間が来てしまい、あわただしく準備開始。
最初はフラメンコのステージで、カンテでボーカルのKGが、ギターでDanielが助っ人として参加していた。
PAの設定に手間取り、かなりドタバタしての始まりで少々落ち着けないムードだった。

フラメンコが終わるとそのままGGが「Arrinconamela」を演奏してバトンタッチ。
が、ここでもミスが。
誰かが間違って半音ずらしてチューニングしてしまったらしく、かなり不快な和音が響き渡った。
しかし途中でやめるわけにもいかず、そのまま無理やり演奏。
おかげで歌のハモリもあわず、世にも不気味な第一曲目となってしまった。

気を取り直して2曲目以降も演奏。
強引に盛り上げて行き、だんだんとお客さんも集まってきた。
フラメンコダンサー達が踊っていたコンパネがそのままにしてあり、そこで自由に踊ることができた。

今回Fiesta de Nocheのメンバーに若干7歳の女の子が出演し、才能豊かなその踊りっぷりに注目が集まったが、彼女を中心に、見ていた小学生くらいの女の子達も次々とステージに来て思うがままに踊る姿が見られた。

このようにして第一部はドタバタしつつも何とか楽しく終了。

休憩をはさんで第二部。
フラメンコ組の最後にセビジャーナスを入れ、その最後の方でDanielがステージ引っ張り出されセビジャーナスを踊らされる。
彼は顔から入る。ギターでも歌でも踊りでも。熱い男だ。

そのままGGの演奏。今度はMario氏も加わって音響機材操作も充実。心安らかに演奏することが出来た。
第一部と構成は似ていたが落ち着いた身のこなしで本来のノリノリGGスタイルに戻った。
やはり音響やチューニングに難があると心穏やかでなく芯から楽しめない。これは重要なことだと改めて思った。

演奏中にFDNのみなさんやお客として見ていた女の子達もさきと同じようにステージ上でワイワイクルクル踊ってとてもほほえましい状況であった。
最後は「Bamboleo」でがっちり締めて終了。
野外なので近所迷惑にもなりかねなかったが、祭りの関係者がOKを出してくれてアンコールにも対応。
「Vamos a Bailar」で最後は盛り上げた。

小さな商店街の心温まるイベントに今年も熱い一滴を注ぐことができた。
また来年も参加したい。

投稿者 gipsygroove : 23:51 | コメント (1) | トラックバック

2005年08月20日

横田基地 Friendship Festival 2005

8月の後半のライブと言えば毎年恒例となった横田基地日米友好祭でのライブ。
今年も縁あって出演させていただくことになった。

今年の友好祭は8月20日21日に開催されるのだが、GGの出番は20日のお昼のステージに決まった。
しかし直前になってこの日はリードボーカルのKGが本業の仕事のためどうしても参加できないということが判明し、急遽他のメンバーでボーカルを担当するセットリストを考えることになった。

さて、当日。
例年のように暑い。なぜか友好祭の日は必ずといっていいほど晴れて蒸し暑い。
午前中にメンバーは横田基地の最寄の駅やライブの行われる第15番格納庫に直接向かうなどして集結した。
この日のメンバーはLuis、Paco、Perry、Kiko、Daniel、Marioの6人。
いや、正確に言うと7人だ。その理由は後述する。
KGのいないバージョンでのライブはいつぞやの渋谷のPink Cow以来だ。
あの時はいつもと違う雰囲気でライブが行われ、それはそれで新鮮さがあって楽しかったのを記憶している。

今回は新メンバーのDanielをメインにして、他のメンバーでボーカルをとることにしていた。

油断したら熱中症にかかりそうな格納庫内の隅っこに出演者用の小部屋が用意されており、そこでしばし待機。
冷房がきいていて天国のようだった。

メンバーのKikoはみんなより少し遅れて来たが、これまた毎年恒例の家族総出大作戦だった。
奥さんとかわいい息子3人が一緒だった。
去年は次男を背中におんぶして長男を前に立たせて演奏させていたが、今年は三男坊までいるので、さすがにおんぶにダッコはきついと見て奥さんが次男と三男を預かり、父親と長男(コードネームTonino)がステージ立つことになった。

時間が来たら軽くリハを行い、サクッとサウンドチェックを行う。
時間が限られていたのでのんびりもできずそのままライブに突入。
会場を見ると去年より広々していてお客さんもたくさんいるように感じた。
いつも会場のど真ん中に売店があってそれが視界の妨げになっていたので、それがとりはずされた今年はゆったりとした野外ライブのような雰囲気が漂っていた。

1曲目、「Alegria」というジプシーキングスのインストゥルメンタル。
リードギターのPacoが暑さで脳みそをやられた手品師のような勢いでギターを弾き、オープニングを飾る。
続いて間髪いれず2曲目は「Baila me」。
先だって来日した本場のミュージシャンのライブとおなじような展開だが、決してパクったと言うわけではない。
お手本を参考にさせていただいたということだ。

「Baile me」の最初でボーカルのDanielがスペイン語交じりにMCを行い会場を盛り上げてくれた。
後で聞いたところによると、それは彼が密かに敬愛している玉置何がしというミュージシャンのMCをパクッた、いや参考にさせて頂いた結果の産物だったらしい。本人は「はずした!」と言っていたが会場の各所でどんよりしたざわめきが沸き立ったので、少しは盛り上げに成功したと言っていいだろう。
Danielはこのようなライブで歌うのはGGにおいては初めてだったのでいささか緊張していたが、まずまずのデビュー戦といったところだった。

次の曲は「Djobi Djoba」をなぜか私Luisが歌った。モニター音があまり聞こえなかったためひょっとして音程を外していたかもしれないが、最後は暖かい拍手を頂いたので良しとしよう。という言い訳じみた自己評価をしておこう。

続いてはMarioが歌う「Un Amor」。
独特の透き通った声でいつものKGが歌う土臭さとはまた違った響きがあり、演奏していてもフレッシュな気分になった。

続いて再びLuisがボーカル。曲はオリジナルの「BienVenido!」。通常は景気をつけるためライブの始めにやる曲だが、そんな決まりはない。基本的にどんな曲もやりたい時にやればいいのだ。

続いておなじみMarioの「Inspiration」。しかし今回はおなじみバージョンではなく「KEMA」バージョン。
これがどういうことか知っている人はかなりマニアックな人だろう。
ちょっとアレンジを加えて途中から本来のメロディーに戻るという流れだ。これも演奏者側にしてみれば程よい新鮮さを感じることができた。

さて、あとはDanielオンステージ。「Volare」「A mi Manera」「Bamboleo」を立て続けに演奏。
いつもの雰囲気とは一味違う「間」があったり歌い回しが少し変わっていたりで、これまたスリルがあり面白かった。
今後も機会があればDanielにもっと歌ってもらうことになると思う。

無事ライブも終わりステージを降りる頃には汗びっしょり。シャツを絞ればジャーと液体が流れそうだった。

ステージを見ていた人に感想を聞くと、「いやーよかったよ。あの子かわいいね。」「ちゃんとギター弾いて歌ってたね、男の子。」

っておい!そっちかよ!
Toninoが観衆の注目を集めたことは間違いない。彼も将来は次世代ジプシーバンドを担う先駆者となることだろう。
何はともあれいつもと雰囲気の違うライブを楽しんだ後にビールを飲みつつ大味なアメリカンステーキをほおばるメンバー達。
今年もこのステージが終わると夏もあと少しという感慨深い気持ちになってしまう。

来年も出演することが出来たら密かな野望がある。それは来年のお楽しみとしよう。

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2005年08月12日

森のビアガーデン・ライブ

05081201.jpg前回8月3日のビアガーデンに続き、今回もキリンビール系のビアガーデンでの演奏依頼があった。
場所は神宮・森のビアガーデンというところ。
シーズンオフはなんの変哲もない広場になっているのだが、夏になると設備が整えられ、木々に囲まれた心地よいビアガーデンと化す。

前回の会場に比べ広さも倍増。満員になると900人ほど入るという大型酒宴場だ。
ライブの事前打ち合わせではこのテーブルをくまなく演奏して周ってくれと頼まれていたので少々の戦慄が走ったが、逆にとことんまでやってやるという気合がみなぎっていた。

しかし当日。朝から天気が悪く予報によると都内は夕方から雨が降ると容赦なく伝えられていた。
雨天中止だったので半分諦めかけていたが、どっこい主催者側からライブ決行の知らせが入り、予定通り現場に向かう結果となった。

本日のメンバーは偶然にも前回のビアガーデンと同じ面子(KG、Luis、Perry、Kiko、Daniel、Mario)。
集合してからゆっくりする時間もなく、準備ができたらすぐに仮説のステージでの演奏を頼まれた。

木々に囲まれているため蚊の襲撃は免れなかった。
サンダルで来てそのままライブに臨もうとしていたLuisの足元は既に蚊の格好の着陸ポイントとなっていた。
まあ仕方がない。気にしないで行こう。

夜7時に軽く3曲ほどデモンストレーションで演奏し、7時半から本番。
キリン淡麗のCMでおなじみだった「Volare」など景気よくぶちかまし、観衆の注目を得た。
KGが「これからみなさんのところに流しで参ります!」と叫ぶと各方面で反応あり。

05081202.jpgリアクションのあったお客さんのところを優先的に周り、1曲ずつ演奏をプレゼントした。
その後は各テーブルを1曲に数テーブルずつ流して、広い会場中を練り歩いた。

心配されていた天気が途中ほんの少し崩れかけてうっすら雨にぬれたが、運よくそれもすぐ止み、ほぼ全体的に曲を聞かすことに成功したと思う。

一通り流しが終わったらまたステージに戻り、最後は「A mi Manera」とやはり「Volare」でシメ。
通常こういう場所ではこのまま終わりになるのだが、どこからともなくアンコールを頂き、予想外の展開に少し躊躇するメンバーではあったが、途中にリクエストをもらっていたMarioの「Inspiration」を演奏することにした。
しっとり聞かせて最後は「Vamos a Bailar」でヒートアップ!
我慢できずにステージまで来て踊り出す女性まで現われた。ステージ付近まで接近するお客さんも多く、いつものライブのノリで終わらせることが出来てラッキーだった。

終了後、まかないのビール&焼肉をほおばっていると、またしても別のところからリクエストが来て、急遽出張演奏。
途中から来たお客さんだったのだろうか。とにかく最後にまた盛り上げることができてよかった。
ビアガーデンのスタッフ達もノリがよく一緒に歌ったり踊ったりしているのを見て、なんだかうれしくなってしまった。

雨も結局最後まで降らず、無事にビアガーデンライブ終了!
今後もこういうライブは夏の定番にしたいものだ。


キリン・ダイニングの皆様、音響の太陽倶楽部レコーディングスのみなさま、どうもありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願い致します。m(__)m

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2005年08月07日

アルバム制作は山場

前回のレコーディングの確認と残りの録音のためMario氏とともに所沢のプロデューサーK氏の自宅へ。
午前中、Tinoがベースの最終録音を終えたところで入れ違いでお邪魔した。

いつものようにおいしいコーヒーを飲みながら前回までのレコーディング状況を確認。
業務用の世界最高級スピーカーでクリアなサウンドを楽しむ。

新アルバムのジャケットのデザインもほぼ決まり、それをK氏に確認してもらいつつ、自分らの演奏チェックを行う。

次に残りの2曲のリードギター入れ。
これはもちろんMario氏が担当。
レコーディングスタジオではないのでラインどりだ。
ピエゾ内臓だが、なぜかコンデンサマイクも内蔵されていると言うMario氏お手製のスペシャルギターでハイテクニックなギタープレイを注入した。
これで「レコーディング作業」はしゅ〜りょー!
長かった。

しかしまだサウンドのバランス調整とマスタリングなどの実務的な作業が残っている。
これはもちろんプロデューサーとエンジニアの方々の仕事になるが、実際のサウンドチェックはバンドメンバーで確認しないといけない。
いよいよアルバム制作も山場を迎えたというものだ。

完成は9月半ばの予定。

音質的にはかなりクオリティの高い出来栄えだ。
全12曲。
タイトルはバンド名そのもの「Gipsy Groove」で決まり。
本場のミュージシャンにはない、日本人だからこそ作れる曲も幾つか入っている。

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みなさん、完成したら是非ともお買い求めくださいーーー!
宮古島にもたくさん持って行きます!
(関西ライブには間に合わないかも。。。(T_T))

投稿者 gipsygroove : 23:10 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月06日

カレッタ汐留・ビアライブ

ほぼ3ヶ月に一度出演しているカレッタ汐留の野外ステージ。
8月の一ヶ月間はステージのある広場がビアガーデン風に模様替えされ、幾つかの屋台と客席&テーブルが設けられ、道行く人々のノドを潤してくれる。
そしてステージも特別仕様だ。
いつもの大地のステージではなく、ちゃんとした高台が設置され、照明などもばっちりだ。

夕方からのライブだったのでメンバーはゆったりとそれぞれの登場の仕方をした。

意外だったのはKGが一番早く着いたことだ。
集合時間の3時にぴったりと彼はやってきた。
いつぞやの失敗はもう許されない。そういうことを意識しての行動だろうか。
他のメンバーも若干の遅れはあったものの、無事にたどり着いた。(メンバーはKG、Luis、Paco、Perry、Daniel、Tino、Mario)

夕方の4時半から演奏開始。
自分らのステージの前にも他のバンドが出演しているため、セッティングの時間が30分しかとれずかなりあわただしい中でのライブスタートとなった。
一回のステージは約30分なので、だいたい7曲くらいだろうか。
まずはノリのいい曲を順繰りに演奏していった。

第一ステージの最後は「A mi Manera」。
今回は一番をDanielが歌い、2番以降をKGが歌うというささやかな趣向を凝らした。
Danielは緊張したというが声もよく出ていたし、今後もこういうスタイルでやってみたいと思った。

それにしても30分と言う時間はあまりにも短い。
ビールを飲みながら見ていたお客さんも、これではイマイチのりきれないだろう。
こういうステージでは我々のようなノリノリ系よりしっとり聴かせる系の方がいいのかもしれない。

ステージのわきっちょにDJブースがあり、ラジオパーソナリティーのようなお姉さんが粋なDJプレーを披露していた。
演奏の合間にリクエスト曲をかけ、会場を盛り上げていた。
だが、道行く人々の絶対数が少なく、なんとなく盛り上がりに欠けていたのが残念だった。

さて第2部はMarioが弾く「Moorea」でしょっぱな勝負。
先日のChico & the Gypsiesのライブでこの曲を高速で演奏していたのを見て、自分達もやってみたいと思った。
演奏自体はよかったのだが、PAに異常が発生し、ハウリングの嵐だった。ギタープレイが完璧だっただけに非常に残念。
実はMarioのギターがコンデンサマイク内臓で、それがモニターアンプと共鳴してハウッてしまったようだ。これも事前にチェックが必要だったが致し方ない。

ライブは続いていき、あまりやったことのない「Maria」という曲も演奏。
これもChico & the Gypsiesの曲だが、彼らはライブでやっているのを聴いたことがない。とてもいい曲なんだが。
というわけで自分らで演奏してみた。

最後は「Djobi Djoba」や「Bamboleo」という王道でシメ。

最後まで見てくれたお客さんはもう少し演奏すれば踊りだしてくれそうな気配だったが、あえなくタイムアップ!
こういう状況下の演奏なのでしかたない。

余談:
帰り際に屋台でビールやつまみを買って夏の夕暮れを満喫するGGメンバーおよび関係者達。
今日はPaco夫妻が赤ちゃんを連れてきたので注目を浴びていた。
小さい頃から音楽を聴かせいろんな人たちに触れさせることで心豊かな女性に育っていくことだろう。

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2005年08月05日

Chico & the Gypsies ライブを見に行く

六本木ヒルズにある高級ホテル、グランドハイアット東京でChico & the Gypsiesのディナーショーが開催されていた。
8/4、5の2日間の公演で、私Luisは2日目の方を見に行く予定でいた。

しかし初日も、ほとんどミュージシャンの「オッカケ」をしにホテルに行ってみることにした。
関西から知り合いのJ子さんが来ており、彼女は猛烈なファンであったため、そのオッカケ熱というか勢いに乗じて初日はLuisとPerryの二人で乗り込んだ。
ライブ会場の外のロビーでゆったりと座っているとモロにライブのサウンドが聞こえて、それだけでもかなり満足してしまった。
ライブ終了間際、J子さんの積極的行動で偶然的に会場に入ることができた。
よくあるホテルの宴会場の中心にステージが設けられ、ミュージシャンが演奏している。
その周りにははじけまくった観客達。
普通のライブとは違う臨場感があった。
この日に観覧していたMario氏たちと合流してライブ後、これまた上手い具合にミュージシャンの控え室の方に入ることが出来、今回のツアーのメンバーであるKEMAやJosephと会うことができた。これはまたとない幸運であった。

さて、本番は2日目だ。
私とKGと、あと友達のY子さんとともにライブ会場に乗り込んだ。
前日と少し様子が変わって、ホテルでのビュッフェを頂いた後にゆったりとライブを鑑賞するというプランだった。
昨日に続いてJ子さんと合流し、関西からもう一人知り合いのSさんとも一緒に行動。
ホテルの超一流料理に舌鼓を打ちつつ、ライブへの期待感を膨らませた。

やがて時間がやってきて、場所を移してライブの行われる宴会場へ。
席は運よく一番前。
前日と同様、会場のど真ん中にプロレスのリングのようなステージが設置され、ドラムセットやパーカッション、キーボードなどが準備されていた。客席の配置などもまさにプロレスのような雰囲気だった。

やがてライブの始まり。
ギタリストたちが陽気にギターを弾きながら登場。
コードレスなスタイルだったので自由に動き回れるシステムだった。
最初の曲は「Alegria」。KEMAの超激烈ハイパーギターテクニックがいきなり炸裂していた。
このギタリストは若干25歳だというのに独自のスタイルで、ちょっと誰にもまね出来ないようなものすごいパッセージで弦を爪弾き、神秘的とさえ言えるメロディーラインを軽々と弾きこなしていた。
フランスの若手ジプシールンバ・ミュージシャンたちは同様のスタイルでかなりハイレベルなミュージシャンが何人もいるが、このKEMAという人はその中でもピカイチな存在だ。
ポストTonino(Gipsy Kingsのリードギタリスト)と言っても差し支えない。
まだ若いので今後がとても楽しみなミュージシャンだ。

一曲目が終わるとそのままメドレーで「Baila me」。
普段我々GGがやってるのよりかなりテンポが速いが、焦った感じは全くなく、逆にスピード感があって気持ちいい。

そのあとJosephが歌う「Power of Love」のスペイン語版、リードボーカルのManoloが歌う「Besame Mucho」、KEMAのアレンジしまくり「Inspiration」や超ハイスピード「Moorea」などかなり楽しんで聞くことが出来た。
途中「Djobi Djoba」が始まると、もう座ってられなくなり、誰も彼もが踊りだした。
普通のコンサートでは考えられないことだが、ステージの上に次々に女性達が上げられ、それぞれ楽しそうにミュージシャンと踊っていた。
同行のY子さんもここぞとばかりにフラメンコダンスを披露。
男どもは「ウォー」だの「ヒーーー!」だの奇声を発しつつその雰囲気を楽しんでいた。

最後の方はGipsy Kingsのおなじみノリノリナンバー。最後にアンコールで「Galaxia」と「Vamos a Bailar」のメドレー。
もはやこの興奮は抑えきれないものとなっていた。

こんなに間近にミュージシャンと触れ合うことが出来て、とても幸せな時間をすごすことが出来た。
値段は少々高かったが、それ以上の価値はあったと思った。
我々のバンドの今後の活動にもとても参考となることが多く、非常にためになった。

またいつか彼らの音楽を生で見て聴くことができればどんなにいいことか!
早くも次回の来日を期待してしまう。

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2005年08月03日

キリン・ビアビレッジ演奏

05080301.jpg去年に引き続き今年もキリン・ビアビレッジでの演奏を依頼された。
場所は横浜は生麦というところにあるキリンビールの敷地内にあるビアガーデンだ。

おりしも夏の真っ最中。昼間はカンカンに晴れ、夜はその熱気が保たれ、人々は涼を求めてこのビアガーデンにやってくる。
ここはバーベキューガーデンとも呼ばれ、焼肉を楽しみつつ出来立ての生キリンビールを飲むことができるため非常に人気が高い場所でもある。
案の定、我々のライブを知ってか知らずか、夕方頃からかなり多くのお客さんが来場し、うまそうに麦酒をノドに流し込んでいた。
聞くところによるとほぼ全席予約が満杯で当日予約無しはかなり難しい状態だったそうな。

さて、そんな中GGのメンバーはポツポツと現場に集合。
今日のメンバーはKG、Luis、Perry、Kiko、Daniel、そしてMarioだ。

ガーデン内にある建物の中に控え室があり、そこで待機。
音響の方からの指示で時間が来たらサウンドチェック、リハーサルを行い、少し休んだ後本番。

最初はバーベキューガーデンを見渡せるようなステージで3曲ほど演奏した。
去年やった場所と同じなのでなんとなく要領は得ていた。

キリンビールといえば「Volare」。
つかみの曲でガツンと演奏し、聴衆の注目を誘った。

たまに「えー!?あの発泡酒のCMで演奏していたのはあなた達ですか??」と言われることがある。
こういう場合は否定はせずに「似たようなものです。」と応えることにしている。
まあ、似たようなものだ。

ステージの演奏のあと、次は建物の中に入って2階部分に渡り廊下のような場所があり、その左右で演奏。
ここは生演奏で客席を見下すような体制だったので恐縮しつつも力いっぱい演奏することにした。
お客さんとの距離が離れているためちゃんと聞こえているのかどうか心配だったが、下で見ていた人に聞いたら意外とよく響いていたらしい。
しかし生演奏のときは見ている人ともっとコミュニケーションをとりたいところだ。

そこで、休憩を挟んで次に野外のバーベキューガーデンで客席の流し演奏。
大小様々のテーブル演奏しながら周る。一曲2〜3テーブルを目安に巡っていった。
それぞれの席でそれなりのフィーバーが発生するも、時間に制限があったためじっくり聞かせることが出来ずにやや不完全燃焼気味。

最後に再びステージに戻って3曲+アンコールで1曲演奏。
最後にまたVolareを演奏するとお客さんの何人かが踊りを披露してくれてライブの最後を盛り上げてくれた。
時間が限られていたのでなんだか中途半端な終わり方になってしまったが、上手くまとまってよかった。

ライブ後、メンバーのためにビールと焼肉など食べ放題・飲み放題が用意された。
実はこれが楽しみで来たメンバーも少なくない。
一通り宴を楽しんだ後、まだ演奏し足りないとウズウズしていたメンバー達に一仕事依頼が入った。

会場の隅っこの方で遅くまで残っていたお客さんたちがいたのだが、彼らに特別に演奏をプレゼントすることになったのだ。
なぜなら、その一団はキリンダイニングの社長さん他、このビアガーデン関連を取り仕切る関係者の方々だったから。
今年もお誘い頂きありがとうという感謝の意をこめて、「Un Amor」と「Bamboleo」を演奏。
結果、大満足して頂き、今後につながったのではという感触を得た。
バンドメンバー達もこれで完全燃焼できたようで◎。

次回は8月12日にまたキリン関連のビアガーデンで演奏あり。
今度は流しがメインになるので気合を入れて臨まねば!

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