2004年03月30日
両極端の音楽
先日の国立はっぽんライブでは既存の曲にアレンジを加えたり、新曲を連発したりして、かなり挑戦的なライブでしたが、なんとか楽しく終えることが出来、ホッと一息といったところです。
レポートにも書きましたが、ライブにある有名なオペラの歌い手さんが見に来てくれ、終演後には即興でセッションをしたりしました。GGの音楽を相当気に入ってくれたようですが、以前にも似たようなことがありました。
別のライブ会場で、これまたある有名なテノール歌手が見に来てくれたのですが、我々の演奏風景に何かを感じ、是非一緒に演奏したいとの申し出があったのです。(実際メンバーの一人が6月にある大劇場で共演することが決まりました。=詳細分かり次第お知らせします。)
GGのメンバーのほとんどは音楽の理論など分からず、楽譜さえも読めません。しかしそういうことはあまり関係ないようです。クラシック・オペラとジプシー音楽なんて、言ってみれば両極端の性質を持つ音楽だと思うのですが、そういう「芸術家」の方々が「エンターティナー」である我々に興味を持ってくれたことはとても光栄なことでもあり、新たな可能性を感じたりもしました。
音楽には国境がないというのはまさにこのこと。感性のおもむくままに突き詰めて行けば、ジャンルなんぞは関係ないことです。
投稿者 gipsygroove : 23:28 | コメント (0) | トラックバック
2004年03月27日
お花見&はっぽんライブ
しばらく寒い日が続いていたが、うまくタイミングをはかったように週末は晴れ。関東地方ではちょうど桜が咲き始めた頃でも有り、晴天眩しくまさにお花見日和となった。
お花見と言えば過去何回か井の頭公園でストリートライブを行ったGGであるが、今回も例年通り「お花見ライブ」を敢行することにした。
昼の1時に吉祥寺駅前集合と号令をかけるも、メンバーの誰一人としてその時間と場所に現れず。まあ、このルーズさがいい。遅れるのはもはや暗黙の了解となっている。
実際は昼の2時に公園現地集合という形になり、やはり遅れて来たLuisがようやく到着すると、既に酒盛りは始まっていた。現場にはKG、Mario、Tinoの他に関係者の女性らがおもむろに敷布を敷いてピクニックのような様相を見せていた。Luisと一緒に来たPerryも加わり、楽しいお花見となった。
程よく酒がまわったところでさっそうとギターを取り出し、誰彼ともなく演奏を始めた。酒と桜とギター。すばらしい組み合わせだ。
景気のいいルンバを奏でると興味を持った通行人の方々が足をとめ、我々の演奏を楽しんでいるようだった。突然いかついネパール人の団体に握手を求められたり、若いカップルから「Inspiration」のリクエストをもらったり、異常なはしゃぎぶりを見せる子供が現れたり、やはりストリートの演奏は未知なる世界への掛け橋のようなものである。
さて、この日は以前のように場所を変え演奏を繰り返す余裕はなかった。なぜなら夜に国立でライブがあったからだ。
予定としては4時に国立に到着してリハーサル、6時に現場入りしてセッティングという手はずであったが、GGにとって「予定は未定」。結局時間的都合で先にセッティングを済ませて、あとでゆっくりリハーサルを行うことにした。「リハーサル」とはGGの場合「カラオケ屋で練習」ということを意味する。近くのカラオケ屋で1時間だけ申し込み、ギターやら手荷物やらを持ちながら入店。男7人で1時間だけカラオケなんぞあまり考えられないことなのだろうな、と思いつつも、何ごとも無かったかのように練習を始める。
時間が過ぎるのは早いもの。いよいよライブの開始となった。いつも国立では世話になっているこのライブハウス「はっぽん」は今回店内を大幅リニューアルチェンジし、ひどくくつろぎやすい空間が実現した。別に壁を破壊したり天井を打ち抜いたりしたわけでは無いのだが、広々としたライブスペースと変化していた。収容人員も大幅アップ!ということだが、この日のお客さんの入りは「うーん、もうちょい!」という感じで、若干心残りでもあった。
何はともあれ、状況がどうあれ、いつも通りのライブのスタートを切った。
まずはイントロ、パーカッションのMasatitoがジャンべに張り手。そこへリードギターPacoの怪し気な音色が覆いかぶさる。徐々にテンポが上がって行き、気がつけばおなじみオリジナル曲「Gipsy Road」のイントロ部分に。そこで登場したのが我らがリードボーカルKG。全くわざとらしい登場の仕方だが、会場は「待ってました」と言わんばかりの盛り上がりを見せた。
まずは1曲目が終了し、KGから一言「オイーーッス!」なぜか会場は静まり返る。「声が小さい!!オイイイーッス!!」
KGの一発目のMCネタである。1週間程前に亡くなったいかりや長介氏に追悼の意を込めて。ちょうどライブ開始時間が土曜夜8時ダヨ、ということで。
GGメンバーはまさにドリフ世代。いかりや氏のパフォーマンス精神とショーに対する厳しさを胸に秘めて今回のライブに望むことにしていた。
さて、内輪な精神論はここまでにして、ライブは続いてゆく。今回は既存の曲にアレンジを豊富に盛り込むこと、そして新曲を一気に放出することがテーマであった。最初のGipsy Roadもイントロ部分からアレンジを加えてみたが、毎回おなじみの「Volare」においても変わった試みに挑戦した。Volareと同じ、もともとカンツォーネの名曲「Come Prima」を途中にはさむという粋なアレンジだ。しかもその部分を歌うのはLuis。Volareを聴き慣れていた常連のお客さんたちもちょっとは異変を感じてくれただろうか。
続いて、はっぽんでは初お披露目であるPacoの新曲インストナンバー「Tierra Roja」。スペインの赤い大地をイメージして作られた起伏の激しい激烈な一曲である。この曲を演奏するとギターにダメージが加わり、弦も切れる。
第一部の最終曲であるマイウェイ(A mi manera)も冒頭部でほのかな伸び具合を感じさせて、微妙にアレンジしたつもり。まあこれは自己満足だ。
第一部が終了して、KFC(国立フラメンコギタークラブ)による1.5部が開始され、いつもは会場の奥で立ち見をするGGメンバーもこの日に限ってはゆったり座って鑑賞することができた。
やがて第二部。一曲目はこれまた新曲の「Bienvenido!」訳するに「Welcome!」つまり「ようこそいらっしゃいました」というツカミの曲だ。明るいノリノリのナンバーで、これもGGの定番ソングとなりうるだろうことは想像に難くない。
二曲目に、定番ソングと化した「Nubes Errantes」をはさみ、3曲目はMarioによるGipsy Kingsの名曲「Moorea」を披露した。Gipsy Kingsをよく知るお客さん方からは「おおー!」と歓声が上がったのは言うまでもない。
4曲目「Inspiration de Un Amor」。これもGipsy Kingsの名曲2曲をうまくつなぎあわせて表現した曲だ。 知る人ぞ知る通好みのアレンジだ。しかも歌を歌うのはまたもやLuis。最近発声方法になんらかの変化が出てきたLuisにとって、これはちょっとしたプチ・ボーカルデビューとなったわけだ。
続いても新曲「Gipsy Dance」。これまた知る人ぞ知るクラシックギターの名曲「Asturia」 をジプシールンバにアレンジしたかっこいい曲だ。リードギターPacoの荒削りなギター奏法がクラシックギター界に喧嘩を売っているような気がしてならない一曲だ。
一息入れ、ここでおきゃくさんにプレゼントタイム!プレゼントの内容は?
なぜかダイエットサンダルと男性用革製サンダル。うーん、提供は「靴のイマムラ」です。
その他にGGのCDなどもプレゼント。Marioとジャンケンピョンで見事商品をゲットしたお客さんは大喜び!・・・さらにびっくりプレゼントが!
このレポートを見ている方で「さらば吉GYUよ!また逢う日まで」というインディーズ・レーベルのCDを御存じだろうか?最近新聞やラジオなどでもちょくちょく紹介されている企画ものソングだが、このボーカルをつとめるのが何を隠そうGGのKGなのだ。
ということでこのCDも急きょプレゼントに。ライブ直前までこの事実をひた隠しにしていたKGだが、ばれてしまってはしようがない。本人は自分の歌の出来に不満足の様子だが、なかなかどうして、ちゃんと歌い込んでいる。彼の別の形でのレコードでビューにGGのメンバーも感心せざるを得ない。
再び演奏開始。「Bem Bem Maria」や「Soy」などの軽快な曲を流して、さらに新曲を披露。
「La Promesa al Mar〜海への誓い」という曲だ。この曲はGGが去年2度に渡って訪れた宮古島とそこに住む人々に捧げる歌である。GGにはめずらしく全編日本語の曲だ。
歌詞をちょこっと紹介。
「南風に舞う涙、胸へ響く波音、美(ちゅ)ら海へ誓い立てて、僕らしく生きるよ。」
早く宮古島の人たちへ聞かせたい一曲だ。実はこの曲の続編として「Rumba de 島んちゅ」というかなりヤバい曲を作成中だが、これも夏までにはライブで演奏できたら幸いである。今回は「La Isla Verde」というGGのおなじみ日本語ソングで締め、そのあとはエンディングで「Bamboleo」、アンコールで「Vamos a Bailar」を演奏しライブの幕をとじることにした。
余談:
ライブ終了後も熱気覚めやらぬ状態であちこちで盛り上がるGGメンバー各位。
そんな中すごいことが起きた。お客さんの一人でどういうわけかソプラノ・オペラ歌手の大岩千穂さんがおり、急きょ即興セッションが行われたのだ。
以前にホルヘさんというスペイン人の歌い手が即興で演奏してくれたことがあったが、今回は女性の本格オペラ。曲は名曲「オ・ソーレ・ミーヨ」。
LuisとPacoがステージに上がり、彼女と数分の打ち合わせを行い、いきなり演奏。オペラ歌手にとってマイクはなんの意味もなさない。もちろん生声で歌うのだが、それが半端じゃ無く大音響だった。おそらくKGがマイクを通して歌ってもその音量には届かないことだろう。音の響き方が違うのだ。
大岩さんが熱唱する横で必至にギターをかき鳴らすLuisとPaco。世にも奇妙なセッションだった。
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2004年03月26日
髪型から思うこと
自分はサラリーマンなので、あまり思い切った髪型にはできません。カラーリングやパーマをかけたりはしていますが、周りの目もあるので自ずと限度があります。本当はもっと明るい色にカラーリングして、長さも伸ばして…と考えるのですが、今の状況では無理。その点、GGのスーパーバイザー、Mario氏が羨ましい。
人様の前に出るわけですから、もっとルックスにも気を配って「ビジュアル系バンド」としても成り立つ位でないと駄目かな、などと考えますが、如何でしょうか?黄色い歓声が飛び交う…とは考えませんが、誰が見ても「カッコイイ」と言ってくれる、それを自然体でこなす、そんなGipsy Grooveで在りたいのです。
と、音楽活動をやっていると色々と考えることも出てきますが、明日は「国立はっぽん」。またちょっと違ったことをやる予定です。それとボーカルKGに関する面白い(?)発表があるかもしれません??お楽しみに。
(Kiko)
投稿者 gipsygroove : 23:27 | コメント (0) | トラックバック
2004年03月22日
最後の冬将軍
いやー、寒い!前回寒波が訪れた時、「これが最後の冬将軍」と言っていたのにまだまだ甘く無いですね。これがほんとの最後にしてほしいと願うばかりです。
咲き始めた桜もしぼみそうですが次の土曜日には井の頭公園あたりでお花見ライブを敢行しようと思います。どこかでギターの音色が聞こえたら怖がらずに近づいてみて下さい。飛び入りダンス大歓迎!GGと一緒に春を楽しもう!
多分そのころには桜も満開・・・になってるといいですね。夜の国立はっぽんライブもお忘れなく!
投稿者 gipsygroove : 23:26 | コメント (0) | トラックバック
2004年03月19日
ルーツ
GGのルーツでもある本場ジプシーキングスのニューアルバム(輸入盤)が発売されました。アルバムのタイトルはその名も「Roots」。まさに彼等のルーツとなるジプシールンバを聴くことができます。という私もまだ現物は入手していないので、早く聴きたい所です。ネットなどで視聴した限りでは素朴で暖かみのある哀愁系と言う感じでしょうか。言葉で言うより聴くのが早いですね。みなさんもはやくCDをゲットして、彼等が最来日することを願いましょう。
日本版は3/31のようです。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/GipsyKings/
おっと、GGのニューアルバムもそろそろ作り出そうかなというところです。こちらも乞う御期待!
投稿者 gipsygroove : 23:26 | コメント (0) | トラックバック
2004年03月17日
春二番(?)の中の遭遇
今日は20℃以上に気温が上がって、暖かいというよりも暑いという表現の方が適切かもしれません。加えて強い南風で地域によっては30m以上の風速の所もあったようです。そんな気候の中、仕事で新宿付近を移動中にGGの某メンバーと遭遇!!名前を公表すると、もしかすると問題があるかもしれませんので、誰かは言いませんが、あまりの偶然に驚きました。うーん、あの人は何をしてたんでしょう??何故あそこにいたのか??謎です・・・。(Kiko)
投稿者 gipsygroove : 23:25 | コメント (0) | トラックバック
2004年03月14日
ミニ「生」ライブ
昨日は日野市は豊田駅近くにある小さなカフェでミニライブをしてきました。ミニライブと言っても1回40分程のライブが全部で4回。しかもリードギター以外は全て「生」。最近は音響機材に頼っていたGGメンバーも久しぶりの生演奏にかなりのパワー浪費感を覚えました。ボーカルKGの疲れ具合はかなりなものでした。
しかし来て頂いたお客さんと密なコミュニケーションをとる事が出来、改めて本来の意味でもある「ライブ」の良さを味わったのでした。
お客さんの中で自ら60歳と名乗る女性がいたのですが、最初から最後まで踊りまくり!これにはメンバー一同度胆を抜かれました。ジプシールンバはとにかく楽しければOK!老若男女とわず、大変盛り上がった一日でした。
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2004年03月12日
人数
Gipsy Grooveはメンバーが総勢で10名程度という大所帯(?)です。ジャズのビッグバンドあたりと比較したら少ない方ですが、普通のバンドという概念からしたらかなり多い方ですね。しかも、勢揃いするとギターが7本。
基本的にはジプシールンバはギターをかき鳴らしながら唄うというのが標準スタイルになるので、まずは皆、ギターを手に持つのです。そして本場のジプシー達は親戚・親兄弟等の一族郎党で群れをなして行動、演奏するので総勢で10名居ても全く不思議ではありません。
そして、これは我々固有の理由になってしまうかもしれませんが、元々の人数が多ければ、必ず演奏依頼などに対応できるという理由もあります。皆、20代〜30代の年齢で、社会人で仕事があり、家庭もあり、フルタイムで演奏に参加できないことも多々あるので、なかなか全員揃うということが無いのが残念ですが、必ず4〜5人以上は参加して演奏していますので、安定して活動ができるという事情です。と言っている私が実は一番参加率は低いのですが・・・。すみません言い訳になってしまいましたね。(-_-;)
(Kiko)
投稿者 gipsygroove : 23:23 | コメント (0) | トラックバック
2004年03月08日
現物
最近はネットで様々なものを購入できるようになり、私自身も色々とネットで入手しています。
楽器やアルバムもネットで買ったものが沢山あります。
しかし、自分の足で実際に探すという作業も大事です。
インターネットで未知の世界が広がった事は事実ですが、それが全てではありませんし、そのために足元が見えなくなってしまっていては、本末転倒です。
本当に欲しいもの、大事なものはインターネットでカバーできない所に、しかし身近な所に存在するかもしれません。足を運んで現物を確かめる、これが大事だと思います。
最近、楽器やアルバムなどを色々と探し回ったりした時、某アーティストのライブに行った時にそんなことを実感しました。
(Kiko)
投稿者 gipsygroove : 23:22 | コメント (0) | トラックバック
2004年03月04日
Fujimamasライブ
3月2日のFujimamasイベント(パーティ)ライブに来て下さったみなさん、有り難うございました。店のオーナーが外国人の方で、店員もお客さんも外国人の方が多く日本に居るとは思えない光景でしたが、我々GGのライブではこうした光景はよくあります。
Luisのこの前の日記に続く形になりますが、 「国籍、人種、性別、年齢を超えて楽しむ、通じ合う」 音楽にそんな力や可能性を感じることがあります。Gipsy Kingsも以前にOne with the worldというプロジェクトに`Este Mundo`という曲を提供していました。そんな力、可能性を本家ジプキンも感じているのだと思います。(Kiko)
投稿者 gipsygroove : 23:22 | コメント (0) | トラックバック
2004年03月01日
Salsarity Party
昨日は渋谷の Pink Cow というお店でサルサ+チャリティーのイベントがあり、GGも演奏で花を添えて来ました。主催者の方が4月からNHKのスペイン語講座に出演するというコロンビアの方で、日本語も上手+サルサも踊れるというナイスな方でした。その他、外国人もたくさん来ており、かなりインターナショナルな雰囲気で、イベント自体も大変盛り上がりました。
常にサルサ・ミュージックが流れているので、踊り出さずにはいられない状況。演奏後の食事中もメンバー全員(といっても昨日は4〜5人でしたが。)落ち着かない様子で、踊りながらご飯を食べている始末。
・・・今世界ではいろいろな問題が起きていますが、それは民族間の問題であったり、宗教の問題であったりします。そういうことを音楽や芸術などを通して緩和できたらすばらしいことだと思います。それが昨日のチャリティーの主旨でもあったのですが、改めて音楽の楽しさとその周りに集まる人たちの暖かさを感じた次第です。(Luis)